少し前に導入されたkindleの新機能、Word Wise。難しい英語に注釈をつけてくれる機能です。
どんなもんかなーと思い、ちょっと試してみました。
kindle Paperwhiteによる実際の表示
最大限に表示する設定でこんな感じです。
ratioやarrestあたりも注釈あっていいんじゃないかなーと思いつつも、思ってた以上に注釈をつけてくれてます。
こちら、Holesという、英語初学者向けによくお勧めされる本なんですが、どんな単語に注釈がついているのか紹介してみようと思います。
Max表示で注釈のつく単語例
- wasteland
- dyied up(熟語にも対応!)
- daytime
- hover
- oak
- hammock
- cabin
- belong
- bother
- handcuffe
- stationery
- hay
- nowher
- pretend
等々・・・。daytimeとかbelong、stationeryなど、こんな単語まで!?というのが注釈付きます。
僕みたいな初学者レベルでも、これならストレス少なく洋書を読むことができます。
Word Wiseに対応している書籍
この機能なんですが、残念なことに、対応している洋書でないと機能しません。
といっても、30万件も対応している本があるみたいなんで、興味がある本を探すのは難しくないのかなと思ってます。
Holes
先ほども紹介した本。難しい単語が少なく、初学者向け。ただ、最初の方の「うちの一家にかかっている呪いがあってな・・・」といった部分が、独特な言い回しが多くめげやすい。その数ページを超えるとあとは割とサクサク読める。
Steve Jobs
日本だと2冊分割で結構な出費になるけど、洋書で買うと1冊で済むからお得な本。
MacやJobsが好きなら是非。僕は好きかと聞かれると・・・そこは好みですよね。
The 7 Habits of Highly Effective People
7つの習慣。昨年あたりに漫画化されて話題になりましたっけ。こちらはその新版です。残念なことに、旧版というかオリジナル版は、word wiseに対応していません。僕が持ってるのは旧版の方なので、買い直すか悩んでおります・・・。
それなりに難しい言い回し、単語が多いので、word wiseの機能がフル活用されるのではないでしょうか。
・・・やっぱり新版欲しくなってきたな・・・
The Notebook
邦題だと、君に読む物語。お勧めしておいてなんですが、まだ読んでません。というか今買いました。
なんの陰謀か不明ですが、ずっと日本だと買えなかったんですよこの本。それが、今日見てみたらなんと買えるようになってる!!また買えなくなるとも限らないので、興味あれば早めに買っておく事をお勧めします。
The Notebook (English Edition)
- 作者: Nicholas Sparks
- 出版社/メーカー: Sphere
- 発売日: 2011/04/07
- メディア: Kindle版
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wasteland
邦題だと、ひかりのあめ。詩的な感じの本です。
word wiseに対応はしていますが、ページ中に注釈がつく数は少ない感じです。1ページ目なんて1つもつかない。
We keep burning in the brown smog pit.
The girls swarm in their black moth dresses.
Their scalps are shaved like concentration camp ladies.
Rats click my head.Everything broken.
こんな書き出しで始まります。
Getting Things Done
僕のブログでも紹介しているGTD本の英語版。興味ある人はすでに日本語版を持っていると思うので、読み比べると分かりやすいかもしれない(結構意訳や構成変更多いです)
ただ、この本word wise対応と謳われてるんですが、僕の環境だと有効にならないんですよ。なんでだろ・・・
Getting Things Done: The Art of Stress-Free Productivity
- 作者: David Allen
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 2002/12/31
- メディア: Kindle版
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The Hunger Games
映画にもなったハンガーゲーム。物語の中では比較的読みやすいと言われています。
ただ、僕は最初挫折し、和訳版を読んでやっと英語版で完走しました。
物語にハマれば先が気になってモチベーション高く読めると思うので、そういうのが好きな人には特にお勧めです。
The Hunger Games (Hunger Games Trilogy, Book 1)
- 作者: Suzanne Collins
- 出版社/メーカー: Scholastic Press
- 発売日: 2009/09/01
- メディア: Kindle版
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SWITCH
邦題もまんまでスイッチ!です。いわゆるビジネス書とか自己啓発書の部類に入る本で、どうやって行動を起こすか と言った感じの本。
何と言っても読みやすい。難しい言葉も少ない。僕が洋書で初めて完走した本がコレだったと思います。
物語系よりビジネス書を読みたい人で、英語初学者の方にお勧めです。
Switch: How to Change Things When Change Is Hard
- 作者: Chip Heath,Dan Heath
- 出版社/メーカー: Crown Business
- 発売日: 2010/02/16
- メディア: Kindle版
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The Pellican Brief
ペリカン文書。映画観たことがある人も多いのではないでしょうか。
本については、映画を見てないとちょっとキツイかもしれません。僕の場合は、最初の群衆が押し寄せてるシーンのやりとりが、何度読んでもイメージ湧かずに、映画を見直してやっと読み進めることができました。
どこのレンタル屋さんにもDVDあると思うので、それを見てから読むとサクサク読めて多読の教材として使いやすいかもしれません。
The Happiness Advantage
これは訳された本あるのかな?ちょっとわかりませんが、著者のTEDの公演見て衝動買いしました。
最初の部分はTEDで話していることそのまんまなので、本当サクサク読めました。
TED見てみて気に入ったら買ってみても良いと思います。
ショーン・エイカー 「幸福と成功の意外な関係」 | Talk Video | TED.com
Girls In Love
海外のティーンエイジャーが読むような本を読んでみたい!と思って買った本。まさかこれもword wise対応してるなんて。
最初がビートルズが好きな女の子の物語で、海外の中二病を垣間見ました。
- 作者: Jacqueline Wilson
- 出版社/メーカー: Delacorte Books for Young Readers
- 発売日: 2002/02/19
- メディア: Kindle版
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Drive
日本だと、大前研一がモチベーション3.0という邦題で出してますね。
難しい単語も多いですが、かなり多く注釈入ってます。訳本も本書も持っていますが、内容をいまいち覚えてないので、word wiseの力借りて再度読み直してみようかなと思ってます。
Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us
- 作者: Daniel H. Pink
- 出版社/メーカー: Canongate Books
- 発売日: 2010/01/21
- メディア: Kindle版
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といった感じで、物語系、ビジネス系混ぜて紹介してみました。
なお、残念なことに、僕の持っている本調べですが、セクシー系の本はword wiseに対応しているものはありませんでした・・・。
煩悩とツールによる補助の2馬力で英語学習というのは、残念ながらできなさそうです。
なお、kindleですが、エントリーモデルがくっそ安いです。税込みで6980円から。びっくり。もちろんこの子も、Word Wiseの利用可能です。
これから洋書で英語を勉強してみようと思うのであれば、衝動買いしちゃってもいいんじゃない?と思います。