VR技術で擬似的な食事体験をしよう「Project Nourished」
カロリーを気にしない食事。
Kokiri LabがVR技術を駆使した実験「Project Nourished」を行っています。実験内容は、ヴァーチャル・リアリティ(VR)の世界に食べ物を出現させ、センサーを組み込んだフォークなどにモーションキャプチャーのLeap Motion、さらに香りの演出をするアロマディフューザーを使って、擬似的な食事体験をするというもの。これなら余計なカロリーを摂取せずに済みますね…!
バーチャルフードは寒天やこんにゃくを使って制作し、味はアロマの力で補うようです。ちなみに上の画像がその寿司。お寿司の香りってどんなふうに表現するんでしょうね…酢飯的な感じかな。舌触りや歯触りなんかは、寒天とかでは限界があるような…。ここらへんは被験者の想像力がキーポイントになるかもしれませんね。
そしてこの画像は実際にVRデヴァイスを装着した人に見えているもの。お寿司はちょっとハードル高いと思うのですが、甘いモノだったらいけそうな気もしますね。たとえばアイスクリームだったら、甘い香りとひんやりしたバーチャルフードの組み合わせとか。
どのくらい脳が錯覚してくれるかにかかっているともいえる「Project Nourished」。余計な摂取カロリーを抑えることで生活習慣病などの予防にも繋がりますし、またダイエット中の猛烈に食べたい衝動の抑制にも繋がりそうです。これかなり体験してみたい。
source: Design Taxi
(今野愛菜)
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