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仏 テロ抗議の大規模デモ行進始まる1月12日 0時13分
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17人が犠牲になった一連のテロ事件に抗議する大規模なデモ行進が日本時間11日午後11時すぎからパリで始まり、フランスのオランド大統領や事件の犠牲者の遺族、大勢の市民が、襲撃を受けた新聞社の本社近くを行進しています。
デモは、今月7日以降フランスで相次いだ一連のテロ事件の17人の犠牲者を追悼するとともにテロに負けない姿勢を示すために行われるもので、日本時間11日午後11時すぎ、襲撃を受けた新聞社の本社に近い共和国広場で始まりました。
デモにはおよそ数十万の市民が参加しているとみられ、3キロ離れた広場を目指してゆっくりと行進しています。
デモには、テロの犠牲者の遺族や襲撃を受けた新聞社の社員も参加しています。
また、フランスのオランド大統領とともに隣国ドイツのメルケル首相、EU=ヨーロッパ連合のトゥスク大統領など、パリに駆けつけた40を超える国や機関の首脳らも参加し、互いに腕を組みフランスへの連帯を表しながら進んでいます。
参加した人たちはフランスの国旗を振ったり、襲撃された新聞社への連帯を示す「私はシャルリ」と書かれたプラカードを掲げたりしながら行進を行っていました。
フランス政府は依然としてテロの脅威は去っていないとして最高レベルの警戒態勢をしいていて、デモでは警察官らに加えて兵士も動員し、5000人余りで警戒にあたっています。