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【政治】

「改憲まず環境権を」 官房長官 9条からに否定的

 菅義偉(すがよしひで)官房長官は十日のBS番組で、改憲について、最初の国民投票は戦争放棄を規定した九条改憲ではなく、公明党を含む他党と国民の理解が得られるような環境権の追加などで実施すべきだという考えを示した。

 菅氏は「憲法を変えることに、国民には非常に拒否反応がある」と指摘。国による私学助成が一部で憲法違反と指摘されていることなどを踏まえ「これだけ環境問題があるのに、環境権は憲法に書かれていない。私学への助成も憲法違反と言われるが、社会に受け入れられている。そういうところから直すことが大事だ」と述べた。来夏の参院選で改憲を争点とすることには「自民党はずっと憲法改正を公約として掲げているので、ないと思う。経済再生を最優先でしっかりやっていく」と強調した。

 

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