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 自身の女性器の3Dデータを配ったり女性器をかたどった「作品」を陳列したりしたとして、東京地検は24日、漫画家の五十嵐恵容疑者(42)=ペンネーム・ろくでなし子=をわいせつ物頒布やわいせつ物陳列の罪で起訴し、発表した。一方、五十嵐容疑者の弁護人は同日、「作品はわいせつではないことを公判で明らかにし、全力で無罪を勝ち取りに行く」と争う姿勢を示した。

 五十嵐容疑者とともにわいせつ物陳列容疑で逮捕され、すでに釈放されているアダルトショップの渡辺みのり経営者(44)=ペンネーム・北原みのり=については、東京区検が同日、同罪で略式起訴した。同簡裁は罰金30万円の略式命令を出し、渡辺経営者は即日納付した。

 起訴内容は、2人は7月14日、東京都文京区の渡辺経営者の店で、五十嵐容疑者ら3人の女性器をかたどったわいせつ物3点を陳列したというもの。五十嵐容疑者については、昨年10月と今年3月、自身の女性器の3DデータをダウンロードできるURLを香川県の男性らにメール送信したなどとされる。