【２０１５年前半】日本全国、日本酒飲み歩きイベントおすすめ１０選

春近しとは言え、まだまださむい早春。なにかあったまるものが欲しいですね。ん？お酒？確かに温まりますが、家やおなじみのお店で飲むばかりじゃねえ。 そんなあなたに、日本酒を堪能できるイベントを日本全国から探してまいりました。

東北、関東、関西、九州。ほろ酔い気分で本格的な春を待ちましょうか！

1.新潟酒の陣【開催地：新潟県】

まずは見てください。広い会場をぎっしり埋めつくす人、人、人。２００４年から始まった「新潟淡麗　にいがた酒の陣」。参加する蔵元は新潟県内の約90蔵元、あわせて500種類の清酒が集まります。新潟の風土を大事にして、県外からのお客さんと一緒に地元の食とお酒を一緒に楽しむのが目的です。

２０１４年の「新潟淡麗　にいがた酒の陣」では、２日間の参加者がなんと約１０万人！年を追うごとに盛況になっています。お酒だけでなく、ステージでのイベントや日本酒セミナーなど、１日いても飽きることがありませんよ。

模擬店もずらりとならび、お客さんを待っています。お酒が飲めない人でも楽しめるようになっていますから、ぜひどうぞ♪

つい手が出ちゃう　キュートな酒の陣オリジナルグッズ 

お酒イベントですから、飲む・食べるがメインになります。が、お客さんを見ていると、ちらほらと変わったTシャツを着ています。これらは酒の陣オリジナルグッズ。道路標識をモチーフにしたユニークなデザインです。普段に着てもいいのですが、やはり毎年に冬の陣には着用して出陣したい！

2.雪見のはしご酒【開催地：岩手県】

盛岡ときくだけで、なんだか北のロマンを感じてしまうほど雰囲気がいい町です。盛岡からさらに各駅停車に乗り換えて奥中山高原駅までくると、ひたすらの雪。一面真っ白。なんだ、何にもないやないか！とお怒りにならないように。この雪を眺めながらのお酒イベント（１月１７日）があります。

駅前にはかまくらが出来、４００個の明かりがともります。これを眺めながら、イベント参加の６店をまわりましょう。お酒１杯とおつまみつき。１月１７日の昼間にはかまくらの前で、チョコフォンデュや甘酒、ホットミルクのふるまいがあります。夜は８０発の花火が。雪の花火を眺めつつ、はしご酒です。

いわて銀河鉄道オリジナルおみやげ付き♪

またしても、「鉄」関連のおみやげで恐縮ですが。「雪見のはしご酒」に参加すると、岩手銀河鉄道、通称ＩＧＲオリジナルの電車小箱（上の写真）がつきます。ハコなんかいらんわ、と言わないで。なかにはおいしいおつまみとお酒が入っています。お家に帰ってからも、雪の岩手を思い出してくださいね。

かまくらも、お待ちしております。

3.ほろ酔いはしごクーポン　【開催地：富山県】

黒部市はダムで有名な観光地。とはいえ、オンシーズンはやはり夏。紅葉が終わると、観光客は一気に数が減ります。そこで秋以降の黒部のよさを存分に味わっていただこうと始まったのが、こちらの「ほろ酔いはしごクーポン」です。ほんのりと明かりがともる宇奈月は、とってもいい風情でしょ。ぜひとも１杯。

飲み始めたら、１杯ですむわけがありません。もう一杯欲しいな、あっちの店も気になったんだ、なんてことに。はじめから２軒をハシゴできるシステムなのがこのクーポンのいいところです。参加店舗は１２軒あり、そこから２軒を選べます。クーポンは観光案内（9時～16時30分）と温泉フロントで購入できます。

どの店にするか、迷っちゃうな♪　

参加１２軒それぞれが、腕によりをかけたサービスメニューを用意しています。どれもこれも、宇奈月の夜をしっかりと温めてくれそうなものばかり。正直、どの店にするか、かなりまよいます（笑）。

寒いからこそ湯豆腐（上の写真）がいいかな。いやいや、多少パンチの利いたものが食べたいから、国産モツ鍋（下の写真）だな。なんて言い出したら、きりがないくらいです。そのうえ、おいしい宇奈月の地酒でしょう。たまりませんな～。これで￥2000（２軒分ですよ！）なんて、申し訳ないくらい。

4.平賀　はしご酒まつり＋黒石じょんから宵酔酒まつり【開催地：青森県】

青森のお酒、おいしそうですなあ。今回は、青森の酒まつりをふたつ並べてご紹介します。なぜ、あえて合わせ技でご紹介するかというと、この２イベントは地域的に近く、開催日もごくごく近いんです。そのため、両方に参加する人がとってもおおい。ま、酒好きには見逃せないってことですね。

まずは、「平賀　はしご酒まつり」です。受付をすると、４軒の店名が書かれたチェックカードを渡されます。この４店をまわり、はしご酒をしてきて、会場に戻ってきます。会場では豪華賞品があたる抽選をして終了です。この両イベントはシステム的にほぼ同じなので、ひとつ覚えておけば大丈夫ですよ。

お店では飲み物１杯に、チャームがつきます。店ごとに工夫を凝らしているのが、楽しみですね。

平賀のカタキは、黒石でとれ！

さて。もしも平賀はしご酒まつりの抽選結果が、残念賞だったらどうするか。すぐ２週間後には「黒石じょんから宵酔酒まつり」があります。ここで再チャレンジすればいいんです（笑）。ルールは平賀と同じで、ランダムに指定された４店舗をまわってスタンプを集め、最後に大抽選会。こんどこそ、あたれ♪

お酒がダメな人は、ジュースでもまわれます。チャーム（お通し）はジュースでも出てきますから、のんべえさんといっしょに回ってもおもしろいんですよ。日本酒に限らず、ウィスキー１杯、焼酎１杯、ビール中瓶などがいただけます。イタリアン系だとグラスワインも出ますよ。いろいろ飲めて、とにかく幸せ。