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連続テレビ小説モデル 吉行あぐりさん死去
1月11日 0時40分

連続テレビ小説モデル 吉行あぐりさん死去

作家の吉行淳之介さんや女優の吉行和子さんの母親で、NHKの連続テレビ小説「あぐり」のモデルになったことで知られる吉行あぐりさんが、今月5日、肺炎のため亡くなりました。
107歳でした。

吉行あぐりさんは、明治40年岡山市に生まれ、女学校に在学中15歳で作家の吉行エイスケさんと結婚しました。
東京で、日本の美容師の草分け、山野千枝子さんの指導を受けて美容院を開き、その後90歳を超えるまで一貫して美容師の仕事を続けてきました。
エイスケさんは昭和15年に亡くなりましたが、吉行さんが執筆した自伝を基に平成9年に放送されたNHKの連続テレビ小説「あぐり」では、夫の急死にもめげず、3人の子どもを育てながら戦前戦後を明るく生き抜く姿が描かれ、その自立した生き方が話題になりました。
長男の淳之介さんと、次女の理恵さんは、いずれも作家として芥川賞を受賞し、長女の和子さんは女優として活躍を続けています。
吉行和子さんは「107歳まで元気に生きました。いくつもの時代、いくつもの難事を乗り越えてきた母はあきれるくらい楽天的で頑固ものでした」とコメントしています。

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