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“医師にリベート” 46億円で和解
1月10日 6時25分

アメリカ司法省は9日、製薬大手「第一三共」のアメリカの子会社が、自社の薬が使われるよう医師にリベートを渡していたとして、およそ46億円を支払うことで和解したと発表しました。

アメリカ司法省によりますと、「第一三共」のアメリカの子会社は、自社製の高血圧治療薬などが医療機関で使われるよう、法律に違反して医師にリベートを渡したとして内部からの告発に基づく訴えが連邦地方裁判所に起こされていました。
司法省では、この会社が講演会や医療関係者を招いて開いた食事会の際、講演料などの名目でリベートを支払っていたとしています。そのうえで会社側がアメリカ政府などに対し総額3900万ドル(日本円でおよそ46億円)を支払うことで和解したということです。これを受けて第一三共のアメリカの子会社は「内部管理体制の強化や法令順守を徹底し、高い企業倫理の実現を目指します」というコメントを発表しています。

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