湯沢発電所、今冬一度も除雪せず 雪の重みで屋根崩落新潟県湯沢町にある水力の東京電力湯沢発電所で、タービン建屋の屋根が崩落した事故で、東電が今冬、一度も雪下ろしをしていなかったことが10日、同社への取材で分かった。県警は、雪の重みで屋根が崩れたとみて、原因を調べている。 東電によると、屋根に150センチ程度雪が積もると、業者に除雪を依頼するようにしていた。5日に業者と連絡を取り、除雪の作業日を調整している最中だったという。新潟地方気象台によると、10日午前6時の湯沢町の積雪は208センチ。 事故は10日朝に発生し、運転中のタービン4基が停止した。電力供給への影響はなかった。 【共同通信】
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