五輪へ東京都が語学ボランティア養成講座

1月10日 5時45分

東京都は、５年後のオリンピック・パラリンピックに向け、外国人旅行者に英語で道案内などをする語学ボランティアを育成しようと来月から養成講座を開設することになりました。

東京都は、オリンピックに向けて外国人旅行者の満足度を上げようと、英語で道案内などをする語学ボランティアを大会までに３万５０００人育成する計画です。
来年度からの本格的な育成を前に、来月、試行的な養成講座を開設することになり、八王子市と小金井市、それに港区の３つの会場で、それぞれ２０人合わせて６０人の受講者を募集します。
参加は無料で、合わせて５日間の授業で、外国人とのコミュニケーションの取り方や、道案内のしかたなどの簡単な英語の表現を学んでもらうことにしています。
東京都は、受講者を「外国人おもてなし語学ボランティア」として登録し、今後、日常生活の中で、困っている外国人に積極的に声をかけ、手助けをしてもらうような活動を期待しているということです。
受講生の募集は今月２０日までで、定員を超えた場合は、抽せんを行うことにしています。
東京都は、「来年度からは、市区町村などと連携して講座を開き、目標の３万５０００人を養成していきたい」としています。