「京町セイカ」コスプレイヤー公募検討 京都・精華町イメキャラ
京都府精華町の美少女系イメージキャラクター「京町セイカ」が町のホームページ(HP)などで3D画像化され、ネット上でファンが増えつつある。より発信力を高めようと町は「キャラクターの衣装を実際に着る『コスプレイヤー』を公募し、アピールしてもらうことも企画したい」と夢を膨らませている。
京町セイカは一昨年秋から町のPR役を担い、町章と同じ緑色の服をまとう。町は広く知ってもらおうと、音楽に合わせてさまざまな表情やポーズをとって踊らせることができる3D動画を制作した。一昨年10月に町HPに特設したページへのアクセス件数が、昨年12月下旬に1万件を超えるなど注目を集めているという。
町広報担当職員が昨年11月、東京都内で全国のマニアが集った「<自称>萌えキャラ学会第1回サミット」に出席し、「京町セイカ」をアピールした。さまざまなキャラの衣装を着たコスプレイヤーも舞台に登場し、職員は画像や動画だけでなくコスプレイヤーの必要性を感じたという。
公式コスプレイヤーの募集時期や対象年齢などは未定だが、町は「知名度アップへ広く募りたい」と前向きだ。町は、キャラと同じ衣装を着た一般の人が画像を投稿してネット上でアピールする「勝手に京町セイカ」の登場も歓迎している。
【 2015年01月10日 11時49分 】