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マクドナルド商品に鉄くずやスポンジ片 川口と吉川の店舗

埼玉新聞 1月9日(金)22時47分配信

 マクドナルドの商品に異物が混入していたとされる問題で、川口と吉川両市内の店舗でも異物が混入していたことが9日、県への取材で分かった。いずれも健康被害は確認されていないという。

 県食品安全課によると、異物混入が確認されたのはいずれも昨年12月。川口市長蔵新田の「戸塚安行店」ではハンバーガーの肉の中に、約1・5センチの鉄くずが入っていた。購入した客が気付き、同店に連絡、店側が川口保健所に通報した。県が立ち入り調査などを行った結果、店内で肉を焼いた際に鉄板の鉄くずが混入した可能性が高いとみている。

 吉川市平沼の「吉川店」では、チキンナゲットの中にスポンジのかけらが混入。購入客が緑色の物質に気付き、同店に連絡した。混入物と同店で使用しているスポンジの繊維が一致したため、県は店内で混入した可能性が高いとみている。

 県は「健康被害が広がる恐れがなく、食品衛生法に基づかないため公表しなかった」と話している。

最終更新:1月9日(金)22時47分

埼玉新聞

 

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