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「バボちゃんまんじゅう」に繊維混入1月10日 15時04分
バレーボールの全日本高校選手権の会場などで販売されていたまんじゅうにナイロン繊維が混入していたとして、大会を主催するフジテレビがこの商品の販売を中止したと発表しました。
フジテレビによりますと、8日、バレーボールの全日本高校選手権に合わせて販売していた「バボちゃんまんじゅう」を食べた女性から、異物が混入していたと指摘されたということです。
製造元の企業が確認したところ、混入していたのは長さおよそ1センチの糸状のナイロン繊維で、工場の製造ラインでまんじゅうの型に残る焦げを取り除くために取り付けられている「はけ」の一部である可能性が高いことが分かったということです。
この商品は1箱15個入りで、大会の会場となっている東京・渋谷区の東京体育館などで今月初めからおよそ5000箱が販売されましたが、フジテレビは販売を中止する措置を取りました。
フジテレビは「販売する食品の衛生管理に当たっては日頃より細心の注意を払ってきましたが、このたびこのような事態となりましたことをおわび申し上げます」とコメントしています。