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【プロ野球】

井端 GG化計画

2015年1月10日 紙面から

自主トレで打撃練習をする巨人・井端=熊本県山鹿市で

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 巨人の井端弘和内野手(39)が9日、熊本県山鹿市で中日の高橋周平内野手(20)、DeNAの柳田殖生内野手(32)と行っている自主トレを公開した。40歳の節目を迎えるシーズンを前に、調整は順調そのもの。今季から結成される“アラフォーカルテット”で開幕スタメンを占領−の仰天プランを披露した。

 このオフに1歳下の相川、金城が加入。同学年で生え抜きの高橋由を含め、レギュラーの座を虎視眈々(たんたん)と狙う。井端は「4人で開幕スタメンの5、6、7、8番を占めるぐらいの勢いで、キャンプ、オープン戦と頑張りたい」と言い切った。

 自身の調整には、それだけの裏付けもある。体の状態は右肘と右足首の手術明けだった昨年より格段に良く、移籍2年目で周囲の状況も調整の流れも把握している。この日は午前に屋内でトレーニング、午後はノックにフリー打撃と軽快に動き回り、「去年に比べれば雲泥の差。気持ちに余裕を持ってやれている」と自信がみなぎる。

 スタメン奪取への道も具体的だ。「一番はチャンスに仕事をすること。インパクトもあるし、信頼も得られる」。2013年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本の窮地を何度もバットで救った活躍は、まだ記憶に新しい。巨人での“初安打”も昨年2月23日、楽天とのオープン戦(那覇)での逆転サヨナラ打。堅実な守備はもちろん、勝負強い打撃を武器に二塁の定位置を奪いにいく。 (小林孝一郎)

 

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