窃盗グループ摘発チーム発足式01月09日 19時14分
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愛知県内で、空き巣など、盗みの被害が全国最悪の状況となっていることから、警察は、窃盗グループの摘発にあたるプロジェクトチームを新たに設け、9日、発足式が行われました。
新たに設けられたのは、愛知県警察本部の「組織窃盗グループ壊滅プロジェクト」です。
発足式には、捜査員約220人が出席し、木岡保雅本部長が「県民の安全を守るため、窃盗グループを集中的に摘発して、壊滅させるよう」指示しました。
警察によりますと愛知県で去年1年間の空き巣などの盗みの被害は、約9000件、金額にして42億円余りにのぼり、被害件数では、8年連続で、全国最悪となっています。この背景には、外国人の犯罪組織や暴力団などが関わる多数の窃盗グループが暗躍していることがあると見られています。
このため、今回のプロジェクトチームには窃盗事件を担当する捜査3課という部署に加えて、外国人犯罪や暴力団の捜査にあたる部署からも専門の知識を持つ捜査員が参加しています。
プロジェクトチームを指揮する愛知県警捜査3課の西川幸伸課長は「県警全体で対策にあたり、窃盗グループを全力で壊滅させていく」と話していました。