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オランド大統領 国民に団結呼びかけ1月10日 5時08分
フランスのオランド大統領は、日本時間の10日午前4時前からテレビ演説を行い、今回の事件と宗教の問題を結び付けるべきではないと強調したうえで、国民に団結してテロに立ち向かおうと呼びかけました。
この中でオランド大統領は、パリ東部の食品店で起きた立てこもり事件で、4人が死亡したことを明らかにしました。
また犯人の1人がユダヤ教の戒律に基づいた食料品店を狙ったことについては、「人種差別は絶対に認められるものではない」と述べて厳しく批判しました。
そして、「イスラム教徒は全く関係ない」と述べて今回の事件と宗教の問題を結び付けるべきではないと強調しました。
そのうえで、「テロに立ち向かうのはわれわれの任務だ。団結こそが最大の武器で、力と団結でテロリストにこれからも立ち向かっていく」と述べて国民に団結を呼びかけました。