息子が1歳,なぐり書きの頃,クレヨンを探し求めました。
お絵かきは発達にも良く,毎日描いてもいいくらい,子供にとって意味のあることです。
そんな息子のお絵かきライフをスタートさせるべくまず与えたのは,たまたま家にあった,クレヨンといえばのこいつ。
クレヨンというか,正確にはクレパス。発色抜群で柔らかい,幼児にも扱いやすい素晴らしい逸品。…と思って与えたのですが,大失敗!
手が汚れる。だけでなく,その素晴らしい発色で机や服の袖,床を盛大に彩ってくれました。しかも憎いことに落ちにくい。
いくら描きやすくても,これはいかん。子供が汚すのは当たり前,と汚れにわりと寛容な私でも,思わず静止してしまうくらいの破壊力がありました。
というわけで,せめて手に付かないものを選ぼうと思って探し始めたわけですが,
手に付かない = 硬い = 描きにくい
なんですね。当時クレヨンを握ることもまだ下手だったため,えんぴつ型でない,こんな商品↓も検討したのですが,
こいつはとにかく発色が悪いという口コミだったため,やめました。小学生の頃使っていたクーピー程度では,お絵かきを始めたばかりの幼児には困るわけです。
調べに調べて,結局購入したのは,こいつ。
お値段は少し高め。ですが,これは完璧でした。
ブロックタイプなのでえんぴつタイプが持てない子供でも握って描けます。この形なので無茶をしても折れません。
こいつの素晴らしいところは,少し硬めではあるものの発色が良く,色を重ねても濁らない。どころか重ね塗りが美しいところです。子供の殴り描きが,本当に芸術作品になります。
もちろん手には付かず,机にはみ出しても水拭きで消せます。
ついでに蜜蝋クレヨンなので,口に入れても安全。
うーん,ドイツやるなあ。
息子が持っているのは16色タイプなのですが,カラーラインナップが日本のものと違うので不思議です。赤系とか青系がやたら細かい割に,ピンクとか水色,肌色が無いです。(色相環としてはそっちの方が正しいはず。)
えんぴつタイプが上手に持てるようになったら(3歳くらい?)もう卒業でいいと思いますが,我が家では未だに現役。四角の角で細い線を描いたり,横に倒して広い範囲を塗ったりと,工夫して楽しんでいます。
卒業したらこっちかな。
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