ロマンティック!ドラマティック!KAMIJO全国ツアーファイナルレポート


ロマンティック!ドラマティック!KAMIJO全国ツアーファイナル フォトギャラリー

12月13日 AiiA Theater Tokyo(渋谷)にて、KAMIJO 『TOUR 2014 “THE DEATH PARADE” FINAL The Empire of Vampire』が行われた。

KAMIJOVersaillesのフロントマンであるKAMIJOは昨年のソロデビューシングル『Louis ~艶血のラヴィアンローズ~』に続いて、今年28分を越える大作『Symphony of The Vampire』やシングル『Moulin Rouge』『闇夜のライオン』に続いて初のソロアルバムとなる『Heart』をリリース。
彼のアーティスト人生のテーマともいえる「ヴァイパイア」「フランス」が全面に押し出された一連の作品は世界中のファンから熱狂を持って受け入れられた。

そしてそのアルバムを引っさげての1stソロツアーが『TOUR 2014 “THE DEATH PARADE”』である。札幌、名古屋、大阪、さいたまの4箇所をまわり、AiiA Theater Tokyo(渋谷)がツアーファイナルとなる。

KAMIJOステージ中央には階段と赤絨毯。檀上には近衛隊が整列し、荘厳な雰囲気を醸し出している。
『Vive le Roi』の鳴り響く中。ゆっくりとサポートメンバーのMeku(G)、DAISHI(G)、IKUO(B)、山崎慶(Dr)が登場。最後に満を持してKAMIJOが檀上から現れた。
そしてそのまま『RoseCroix』から『Symphony of The Vampire』の第一~第三楽章、『Louis ~艶血のラヴィアンローズ~』へ。時に観客におおきく手を掲げ、時にマントを翻すKAMIJOはこのステージの王といった風格だ。
「ボンジュール!ようこそ我が国へ!」と観客を歓迎するKAMIJO。
「ツアーファイナル今宵は最高の夜にしようぜ! 俺達全員でパレードだ!」と『Death Parade』へ。
『抱きしめられながら』『Romantique』といったロマンティックな美しいメロディが生きた楽曲が続き、『運命』ではミラーボールが煌めいて幻想的な雰囲気に。

KAMIJOその後、暗転しSEが鳴り響き、近衛隊の上に乗ったKAMIJOとサポートメンバーが登場。
『バスティーユ』では旗を掲げ自分の胸に拳を打ち付けるKAMIJO。コール・アンド・レスポンスで盛り上がる観客。
続いてまたハードなナンバーである『闇夜のライオン』からMCへ。
「声を出しているか! 楽しんでいるか! まだのやつも、今宵はまだまだ危険な世界へエスコートするから覚悟しておけ!」と観客をヒートアップさせるKAMIJO。ステージに整列する近衛隊を紹介し、敬礼をさせ、観客にも「KAMIJOさまに忠誠を誓いたいのか!」と敬礼の応酬へ。
そして「例のものを…」とステッキを取り出し、「It’s a show time! 」『Moulin Rouge』へ。
続いて『サンクチュアリ』『追憶のモナムール』『Heart』では、ステージ上には黒い衣装をまとった少女や近衛隊が楽曲の世界を彩り、「これぞKAIMIJO!」というべき壮大な世界観で観客を魅了した。そしてラストの『片手に夢を持つ少女』まで一気に駆け抜けた。

 

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