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大規模災害に備え“移動銀行”導入
1月9日 12時07分

大規模災害に備え“移動銀行”導入
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水戸市に本店がある常陽銀行は、大規模な災害時でも現金を出し入れできるように、トラックの荷台部分にATM=現金自動預け払い機や臨時のカウンターを設けた「移動銀行」を導入しました。

常陽銀行によりますと、「移動銀行」はトラックの荷台部分を改造したスペースにATMが搭載されているほか、行員が窓口業務を行うカウンターも設けられています。トラックには発電機が備えられ、大規模な災害の際にも提携先の銀行の口座も含めて現金の引き出しや預け入れができます。
常陽銀行によりますと、東日本大震災の際、自家発電設備のない銀行の店舗では、停電で数日間、業務ができなかったということで、災害時の被災者支援のため移動銀行を導入することにしました。
この「移動銀行」は、ふだんは支店のない山間部や企業などを回って、ローンの相談業務などに活用することにしています。
常陽銀行によりますと、災害に備えて「移動銀行」を導入するのは関東地方の地方銀行では初めてだということで、「災害時には被災地に迅速に駆けつけてサービスの提供に努めたい」としています。

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