パリ東部で新たな人質取り立てこもり事件、2人死亡
2015年01月09日 22:57 発信地:パリ/フランス
このニュースをシェア
関連写真
【1月9日 AFP】(一部更新、写真追加)フランス・パリ(Paris)東部のユダヤ教系食料雑貨店で9日、武装した男が発砲し、少なくとも5人を人質に取って立てこもった。銃撃で少なくとも2人が死亡した。警察関係者がAFPに述べた。
立てこもった男は、パリ郊外モンルージュ(Montrouge)で8日に女性警察官が銃撃され死亡した事件の容疑者と同一人物とみられている。警察関係者はAFPの取材に、この容疑者は風刺週刊紙シャルリー・エブド(Charlie Hebdo)本社襲撃事件の2容疑者と接点があると述べた。
捜査関係者によると、事件は現地時間9日午後、パリ東部のポルトドバンセンヌ(Porte de Vincennes)で起きた。捜査関係者の1人は「モンルージュの銃撃犯だ」と述べ、少なくとも1人が負傷したとの報告が入っていると語った。立てこもりの現場付近では、ヘリコプターが上空を飛び、警官隊が周辺に出動して近隣住民に自宅から出ないように呼び掛けている。(c)AFP