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「欧州がイスラム化」ドイツで大規模デモ
移民が急増するドイツで、「ヨーロッパがイスラム化している」とする抗議デモが続いており、ドレスデンでは5日、これまでで最大のデモが行われた。
ロイター通信などによると、デモはヨーロッパのイスラム化に反対する団体「ペギーダ」が呼びかけているもので、去年10月からドイツ各地で急速に拡大している。ドレスデンでは5日、これまでで最多の1万8000人が集まり、「宗教的熱狂に反対する」などとデモ行進を行った。
ドイツは移民の受け入れに寛容な政策をとっていて、地元メディアによると昨年、難民申請を行った大多数がシリアやイラクからの難民だったという。
こうした反イスラムの運動に対して、批判する動きも出ており、首都ベルリンなどでは「ペギーダ」に反対する人々がデモ行進のルートをふさいだ。また、ケルンでも観光名所の大聖堂が夜間のライトアップを中止して抗議の意思を示した。
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