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【プロ野球】

岡本に早くも「中田級」評価 新人合同自主トレスタート

2015年1月9日 紙面から

真剣な表情で、ティーバッティングに取り組む巨人・ドラフト1位入団の岡本和真=川崎市多摩区のジャイアンツ球場で(武藤健一撮影)

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 巨人と阪神の新人合同自主トレが8日、それぞれ始まった。巨人はジャイアンツ球場で育成を含む8選手が体を動かした。ドラフト1位の岡本和真内野手(18)=奈良・智弁学園高=がティー打撃などを行い、視察した川相ヘッドコーチが、日本ハム・中田級のスイングだとうなった。阪神は鳴尾浜球場で和田監督が見守る中、5選手が汗を流した。

 巨人・岡本は新人合同自主トレ初日を終え、早くも日本ハム・中田級の高評価を得た。

 午前9時半。プロの第一歩を踏み出した。「本格的に入団したという気持ちになりました」。ストレッチの後、ランニング、キャッチボール、室内でのティー打撃、ノックなど約4時間の練習をこなした。

 中でもティー打撃は視察した首脳陣をうならせた。「バットがボールに当たってる時間が長い。うまく運んでる」と川相ヘッドコーチ。「まだ初日」という前置きはあったが「中田を見て以来のスイングだと、スカウトも言っていた。たぶん、そうだと思います」と日本を代表する大砲の名前を挙げた。

 「(報道陣の)カメラが多い中で野球をやるのは初めて。早く慣れていきたい」と初々しい言葉も残した岡本。打撃に関した質問を受けると「長距離を求められているので、そこを伸ばしたい」と目を輝かせた。理想とする打者を聞かれると「理想にしても、その選手にはなれない」と、あくまで自分は自分だ。将来の大砲が、順調な滑り出しを見せた。 (橋本雄一)

 

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