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エッフェル塔の照明消し犠牲者を追悼1月9日 15時36分
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パリの新聞社で武装した男たちが銃を乱射して12人を殺害した事件を受けて、パリのシンボル、エッフェル塔は8日、数分間にわたり、塔の照明が消され、犠牲者への追悼の意が示されました。
パリのエッフェル塔は、ふだん、日没から午前1時まで塔全体に施された照明が点灯します。
しかし、国民の服喪の日となった8日、犠牲になった人たちを追悼しようと、現地時間の午後8時から数分間にわたり、明かりが消されました。
突然、塔が暗くなったことに驚く人たちもいましたが、観光客の女性は「犠牲者を追悼するためには大切なことだと思います」と話していました。
また、フランスの新聞も事件を大きく伝えるとともに襲撃を受けた新聞社「シャルリ・エブド」への連帯を示しました。
このうち、有力紙「リベラシオン」の一面には、黒の背景に白い文字で「私たちはシャルリ」ということばが掲載され、事件に抗議し、言論の自由の重要性を訴える姿勢を強調しています。