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2015.01.09

悪マニに削除要請を送ってきていた「ロイヤルジャパン」に行政処分

悪徳商法会議室の相談書き込みに対して、「マルチ商法はやっていない」と弁護士を通して削除要請を送ってきていた「ロイヤルジャパン」に、勧誘業務の停止を命じる行政処分が下されました。

リンク: ロイヤルジャパン株式会社より発信者情報開示請求および削除要請が来ました

掲示板の書き込みが、2002年と2006年で、削除要請が2012年なので、実に13年越しの行政処分です。

布団のマルチ商法 販売会社に行政処分(NHK) 2015年1月8日 17時43分

「知人に販売すれば簡単に高収入が得られる」とうその説明をして、布団を販売していたなどとして、消費者庁は特定商取引法に基づき、東京の会社に9か月間、勧誘業務の停止を命じる行政処分を行いました。
この会社は、3年間で80億円を売り上げていたということです。

勧誘業務を停止するよう命令を受けたのは、東京・新宿区の「ロイヤルジャパン」です。
消費者庁によりますと、この会社は、体を温めて疲労を回復させるなどとする1セットおよそ60万円の医療機器の布団について、購入した人が別の人に販売した場合に報酬を支払う、いわゆるマルチ商法を行っています。
購入者に対しては、「布団の販売に参加すれば、簡単に高収入が得られる」と説明していたということですが、消費者庁が調べたところ、月に1セットでも販売できていた人は、全体の5%しかいなかったということです。
また、販売の際には、「布団を使えば、高血圧や糖尿病が改善する」などと、実際にはない効能も伝えていたということです。
消費者庁は、こうしたうそを告げる勧誘や販売の方法などが、特定商取引法に違反するとして、ロイヤルジャパンに対して9日から9か月間、勧誘業務を停止するよう命じました。
消費者庁によりますと、この会社は3年間で80億円を売り上げていたということで、全国の消費生活センターにはこれまでに700件以上の相談が寄せられていました。
今回の処分についてロイヤルジャパンは、「処分を受けたばかりなので、内容を確認したうえで対応を考えていきたい」と話しています。

しつこい勧誘だった

北海道に住む60代の女性はおととし、知り合いの女性から「疲れが取れる」と紹介され、この会社の60万円余りの布団を1セット購入しました。
すると知り合いは、「簡単にもうかるから、さらに4セット買い取ったうえで、知人に売る仕事をしないか」と持ちかけてきたといいます。
女性は、「購入する金はない」と断りましたが、その知り合いは、「商売を始めたら利益が出てすぐに返せるから、誰かからいったん借りればよい」と繰り返したといいます。
その知り合いは、3日おきに自宅にやってきて熱心に勧誘をするので、女性は結局、270万円を知人から借りて布団をさらに4セット購入しました。
購入した布団は2セット売れたものの、2セットが手元に残り、現在も100万円余りの借金が残っているということです。
女性は、「勧誘がとにかくしつこくて、金がないなら借りておいでと繰り返された。知り合いはことば巧みに『100万単位のお金が簡単に入ってきて2か月で元が取れる』と話したが、実際はそうではなかった。こういう間違いは2度と繰り返したくない。現金が夢に出てくるほど、悩まされていて、お金を返してほしい」と話していました。


2015 01 09 [消費者問題] | 固定リンク このエントリーを含むはてなブックマーク

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