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STAP論文問題で「不可解なカネの動き」を追う『新潮45』

 STAP論文問題は、不正が確定したことで一件落着したような感じになっている。

 しかし、なぜあのような稚拙な論文が書かれ、科学誌に掲載され、理研が大々的にアピールするに至ったのかの、動機やプロセスは明確にはなっていない。

 一部では「陰謀説」が、まことしやかに論じられているが、それらはSTAP論文以上に論拠が乏しい。その陰謀説をリンクしようとも思ったが、あまりにバカバカしいのでやめた(^_^)。興味のある人は検索して欲しい。

 世紀の大発見のはずが、世紀の大不正になったわけだが、小保方氏はともかく、周りにいた本当に才能と能力のある研究者達が、誰も見抜けなかったことが不思議だ。

 見抜けなかったのではなく、あえて目をつぶったのかも。

 目的は別にあったのではないか?

 それが「金」だったのでは?

 ……という視点で事件を追ったのが、『新潮45』だという。

 これはなかなか興味深い。

STAP論文問題について多くのメディアが触れない「不可解なカネの動き」 | 日刊読むラジオ
4月からスタートしてますけれど、その最初の第1回目でもチラッと指摘したんですけども、ざっくり言いますとですね、このSTAP論文の発表そのものを1つのきっかけにして、ある1つの金銭の大きな動きがあったのではないか、と。これはあくまでも疑惑ですけれども、インサイダーの疑いもあるのではないかということで取り挙げました。

それが、1番大きなところがですね、論文の共著者であり小保方さんの指導教官でもあった大和さんが関わってらっしゃる「セルシード社」という会社があるんですけれども、そこを巡る金銭の動きですね。

(中略)

で、さらに、2013年8月なんですが、倒産リスクが顕在化してるこのセルシードが34億円の融資を受けることになりました。ここに、この時系列から見ると、こんな倒産が危険視されていた企業に、なぜ融資されるのかという疑問も含めてですね、このSTAP論文とこのSTAP細胞の国際特許申請ですね、これが何らかの「プロジェクト」として、このセルシードの延命と今後の発展になんらかの影響があったんじゃないかっていうのが、なんとなく匂うということですよね。
 この記事は、目から鱗。

 と同時に、科学界も金儲けの世界なんだなーと、ちょっと残念な気にもする。

 この金銭を巡る疑惑が真相だとすると、STAP論文問題は「科学詐欺」として捜査されてもいいような気がしてくる。

 とはいえ、理研はさっさと幕引きをしたいようだし、このことが表に出てくることはなさそう。疑惑のまま、闇から闇に葬られるのだろう。

 関連記事として、以下も面白い。

小田嶋隆「STAP細胞騒動があぶり出した日本の問題点と、我々が学ぶべき教訓」 | 日刊読むラジオ

 STAP論文が発表されたのは、昨年の1月末。

 まだ1年しか経っていないのに、ずいぶん昔のような気がする。

 「理研」と「利権

 読みが同じだけでなく、意味も同じなのかもしれない(^_^)。

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