もっと早く買えば良かった【ひらくPCバッグ】-1
「もっと早く買えば良かった……」と思ったのが、いしたにまさきさんプロデュース、abrAsusから販売されている『ひらくPCバッグ』。
2年前に最初のタイプが発売された時から、『いいな』と思ってたんだけど、あれよあれよという間に周りの編集者さんや、ブロガーさんが使うようになってなんとなく乗りそびれた。
いいわけすると、もうレビューもたくさんあるし、雑誌屋根性としてはちょっと遅れて乗り込むのは、気がすすまなかったなんちゅう理由もあります。
『カバンの中身』の連載からしても、『ノートパソコンとタブレットとカメラ』を安全に運ぶ必要性がある我々にピッタリのカバンって、実はけっこう少なくて、ドンピシャの内容なのはよく分っていたし、カメラバック屋さんとかと協力して、自分でもバッグを作りたいなーなんて気持ちもあった。
にしても、このカバンはよく出来てる。僕らデジモノ好きのニーズをほとんど満たしてる。
自分の標準装備を入れてみた。MacBook Pro 15 Retina、iPad Air、Xperia Z3 Tablet Compact、NEX-5R、55-210、Cheero PP3、SMS STREET by 50、Theta……とペットボトル、ケーブル類、カード類などがその主な内容物。
ピッタリフィット。ただし、この上にお弁当とか、ジャンパーとかはちょっと厳しい。
MacBook Pro 15 Retina、iPad Air、Xperia Z3 Tablet Compactの収まり方は絶妙なんだよなぁ。素晴しい。
この開いた時に正位置になるポケットもいい。とりわけ、片側がメッシュで中身が見えて(ケーブル類を入れるのに便利)、もう片側が見えないというのがいい(カード類や、メモなどあまり人に見せたくないものを入れられる)。
即座に使いたい、iPhone純正ヘッドフォン、BTヘッドセット、名刺入れ、スタイラスは外側のポケットに。ここは透けて見えるから、もうちょっと小洒落たものを入れたいんだが。
仕切り板は3枚入っていて、ベルクロで移動できる。
1カ月間ほど使ってみたんだけど、もはや離れがたくなっている。
美点(●)と、ちょっと抵抗(▲)のある点を。
●15インチのMBPとタブレット類と、カメラがピタリと収まる。
▲+アルファはちょっと厳しい。
▲これまでのラインナップの色合いは、私には地味過ぎた。
●この2周年限定モデルの新色はファスナーがアクセントになっていていい。
●どこに何が入っているか、ピタリと決められる(男性はこれを重んずる人が多い)
●開けばそこがオフィス。
▲しかし、私の使い方では、ちょっと内容物が見え過ぎてハズかしい。
(連続して取材や打ち合わせに行った時に、他のクライアントさんの商品が丸見え!)
▲同様に、立ってカメラを使って取材しながらバッグに資料を入れたり……みたいな使い方はしにくい。
●つい入れ過ぎちゃうバッグだけど、入れたものの割に軽く持てる。
開発途上の記事や、山ほどレビューを読んだ事もあって、ひらくPCバッグのことはよーく分っている。断面が三角なのは、内容物は基本的に下にまとまるし、PCを入れた時に安定するから。ストラップが三角に沿って斜めに出てるのは斜め掛けで身体に重心がフィットするから。安定し持ち手がないのは、持ち手で持つとシェイプにシワが寄ってしまうから……それでも、実際に使ってみるというのは違うものだ。
すごくありがたい部分もあれば、僕のニーズとは少し違う部分もあるけれど、入手して1カ月経っても毎日使っているということが答えだと思う。
明日は、続編として、TUMIやTargusのデイパックとの内容量の違いを書きたいと思います。
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この、ひらくPCバッグに関する記事は、明日深夜(1月10日0時)発売のflick!2月号にも掲載しております。
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