2005年09月18日

女王の教室 最終話

『真矢のいない卒業式』

この物語は
悪魔のような鬼教師に
小学6年の子供たちが戦いを挑んだ
一年間の記録


今日のオープニングは、子供達大勢!
最初は和美ちゃん一人。
2行目はひかるちゃんと馬場ちゃん?
3行目には由介が増えて、
最後は全員!?
病院のベッドで眠る真矢。
掌には絵里花が振り回すナイフを掴んだ時の傷跡が残っている。
そして、胸元の傷。
すやすやと眠る真矢に付きそう並木。

並木が病室を出たところに、天童しおりが駆けつける。
「まさか、何か重い病気とか・・・」真矢の病状を心配するしおり。
「いえ・・・。
 この何ヶ月、ほとんど寝てないし、食事もちゃんとしてなかったみたいで・・・。
 お医者さんが、当分仕事に戻るのは無理じゃないかって・・・。」
しおりと並木は、子供達に何と報告するべきか迷う。

神田家の食卓風景。
和美が何か言おうとしたとき、
「ちょっと、二人に話があるんだ。」母親の章子が言う。
「なに?」姉の優が聞く。
「ママね、パパに許してもらって、今日から昼間働くことにしたの。
 家族のため、家族のためとか言ってるうちに、
 自分のことから目をそむけてたような気がするんだ、ママ。
 だから、これからは、二人に負けないように、
 いい女になりたいの。」
「わかった。」
「がんばってね、ママ。」
娘達の応援に嬉しそうに微笑む章子。

「私も話したいことがあるんだけど。」
またもや先を越される和美。
「私、実はあんまり学校に行ってなかったんだ。
 勉強するのかったるいし、クラスも嫌なやつばっかだったから。
 でも、和美がクラスのみんなと仲良くなったり、
 頑張ってるのを見てたら、逃げちゃダメだなーと思って。
 これからはちゃんと学校に行きます。ごめんなさい。」
「わかった。」と武。
「これからは何でも話してね。」と章子。

和美は今度こそ、と思い家族に話しかけようとすると、
遅刻する!と父親は席を立ち、支度し始める。
章子が娘達に早く支度するようせかす。
「私、私立行きたいんだ!ダメ」
和美の発言に驚く章子たち。
「私、本当はずっとお姉ちゃんと同じ中学行きたかったんだー。
 でも、自信なくて、自分にずっと嘘ついてた。
 今はやれば出来るって思えるようになったの。
 阿久津先生に教えてもらって。
 私、阿久津先生ともっともっと勉強して、
 いろんなことを知りたいんだ、これから。」

学校へ向かう和美と職場へ向かう章子が並んで歩く。
「パパとママってどうやって出会ったの?」
「同じ高校の、先輩だったの、パパ。
 ママね、ずーっと憧れてたんだけど、告白できなくて。
 それで、パパの卒業式の時に、思い切って頼んだの。
 制服の、第2ボタン下さいって。」

「アロハー!」と叫びながら教室に滑り込む和美。
クラスのみんなが、真矢と早く勉強したい!という気持ちになっていた。
だが、ドアを開けて入ってきたのは教頭。
「突然ですが、阿久津先生はご病気の為に暫く学校をお休みなさることに
 なりました。
 その間代わりに私が授業をします。」
「先生!阿久津先生はどんな病気なんですか?」ひかるが聞く。
「みんなは心配しなくて大丈夫だから。」
「すぐ戻ってくるんですよね?」と由介。
「余計なこと考えてないで授業に集中しなさい。」
教頭の授業が始まった。

入院中の真矢が目を覚ました。
「いやぁ、びっくりしましたよ。
 いきなり倒れるから。」並木の言葉に驚いて跳ね起きる真矢。
「何やってるんですか?先生。」
「決まってるじゃないですか。学校に戻るんです!」
「無茶です。お医者さんも、暫く安静にって。ね。
 ・・・申し訳ないと思ったんですが、ご家族がいらっしゃったら
 連絡しなければと思いまして、その・・・
 お宅に、うかがわせてもらいました。」

大家に鍵を開けてもらい、アパートの一室に入る並木。
殺風景な部屋の一角には、生徒達の書類、心理学の本、スポーツ関係の本、
小児医学の本、応急治療の本、が
ぎっちりと並べられていた。

「すごい部屋ですね。びっくりしました。
 あんな部屋を見たのは、初めてです。私。
 部屋というか、倉庫というか、資料室というか・・・
 6年3組の・・・。」
そこには、生徒達から没収した品々が大切に保管されていた。
由介から取り上げたタタッキーもあった。
全て、没収した日と持ち主の名前がくくられていた。

「もしかして・・・24時間寝る間も惜しんで子供達を見張っていたんですか?
 自分が厳しくしたせいで、子供達は傷ついてはいないか、
 無茶をしてはいないかって・・・
 気が気じゃなかったんでしょう?
 だから、何か起きたら、いつでも子供達を守れるように、やっていた。
 何で言ってくれないんですか・・・。
 私そんなに頼りないですか?・・・便りないですね。」並木が笑う。
「みんなに、言っちゃいけませんか?
 あなたは、子供達のことを、何より大切に思っている、
 素晴らしい教師だって・・・。
 このままだと、本当に学校にいられなくなりますよ。」
並木の言葉を目を閉じて聞いていた真矢が口を開く。
私は、自分が素晴らしい教師だなんて・・・
 一度も思ったことはありません。
 どんな教師を素晴らしいというのかさえ・・・
 まだわかりません。

真矢は全てを悟った教師、というわけではなかったんですね・・・。

校長室を覗き込むしおりに並木が声をかける。
校長室の中から教頭の声が聞こえる。
「阿久津先生にはこのまま病気のために辞めていただくことにしましょう。
 どうせ教育委員会から通達が来れば再教育センター送りになるに
 決まってるんだし。」
「いやぁ・・・でもねぇ・・・。」
「そんなの酷いです!
 6年3組の生徒達はどうなるんですか!?
 みんな阿久津先生と勉強したがっているんですよ。」
思わず乱入するしおり。
「あなたの口出しすることじゃありません!
 何ですか、人の話を。盗み聞きですか?」と教頭。
「私は、阿久津先生は本当は、みなさんが思っているような、
 酷い教師じゃないと思います。
 並木先生も何か言って下さい!」
「え・・・いやいや・・・
 私もですね、その、」
始業のベルが鳴り、並木はそこから逃げ出してしまう。

しおりが教室に向かうと、6年3組の生徒達がやって来た。
「先生教えて下さい。
 阿久津先生はまだ戻ってこないんですか?」と和美。
「病気ってどんな病気なんですか?」とひかる。
「もしかして、このまま辞めさせられるなんてこと、ないですよね。」と久子。
「そんなこと・・・ないと思うけど・・・」
「俺達、阿久津先生に会いたいんです。
 入院先とか教えて下さい!」と由介。
生徒達全員が真剣な表情でしおりを見つめる。

放課後、しおりは和美、由介、ひかる、久子を連れて病院に行く。
だが真矢は退院したあとだった。

5人はその足で真矢のアパートを訪ねてみる。
空いていた窓から「阿久津先生。」と呼びかけてみるが返事はない。
しおりがドアに手をかけると、鍵が開いている。
中へ入ってみると、部屋はもぬけの殻。
真矢は引っ越してしまったのだ。
和美は部屋に落ちていた紙切れを拾う。
『11月10日(木)真鍋由介』と書かれていた。
タタッキーにつけられていたメモですね。

真矢が消えてしまったことを心配する子供達。
「なぁ!なんかわざと問題起こさない?
 俺達がピンチになると、真矢は必ず現れるんだから!」と由介。
「でも・・・どんな問題起こすわけ?」ひかるが聞く。
「万引きとかは!?」
「ダメだよ、犯罪は。」久子が言う。
「他の学校のやつらと、ケンカする?」
「怪我したらどうすんの?」と和美。
「じゃあどうすればいいんだよ・・・」困り果てる由介。
「ちょっと、アイディアがあるんだけど・・・」
パソコンを見ていた山下健太は、援助交際の真似事を思いつく。

「本当にこんなことしていいのかな・・・。」と迷う和美たち。
そこへ、おとりとなる桜・桃・マリがやって来た。
「マジでやんの!?」と不安げな桜とマリ。
なぜか桃だけは乗り気のようだ。
「大丈夫だって。メール見て会いに来たエロ親父と、ラブホとか入ろうとしたら、
 いい加減目覚めなさいとか言って、助けに来るに決まってるんだから!」と由介。
「やっぱりやめた方が・・・」ひかるや久子が言うが、
「お前ら真矢に会いたくないのかよっ。」と言われると反対も出来ない。
「大丈夫だって。お前らに何かあったら俺ら最強トリオが
 すぐ助けに行くから。」
由介、健太、初がポーズを決める。

女子3人がいった場所はカラオケ。
『キューティーハニー』を歌って踊りまくる桃。
桜とマリは怯えた様子で二人ぴったりとくっついて座り、こまめに携帯で
由介たちと連絡を取っていた。
誘いに乗ってきた男二人は楽しそうに桃に合わせていた。

健太の携帯にマリからメールが届く。
『キモいんだけど』と書かれていた。
「もうちょっと我慢しろって言って。」と由介。
ひかるや和美、久子はもう止めようと言い出す。
由介は真矢が姿を見せないことに焦り出す。

相変わらず歌いまくる桃。
男性二人はマリと桜にぴったり寄り添い肩に手を置いて座る。
一人の男性が携帯で誰かにメールを送っていた。

カラオケの通路を、コツコツと靴音を響かせて誰かがやってくる。
そして、桃たちの部屋の戸を開けた。
それは、人相の悪い男が3人・・・。
先にいた2人の男性の仲間だった。

男たちは嫌がる3人を外に連れ出す。
「助けてあげてよ。」
和美たちに言われ、由介たちが飛び出していく。
「お、お、お前ら、何やってんだよっ!!」
「おぉぉ、友達かー。」男が由介の顔を思いっきり一発殴る。
逃げる健太を捕まえて、顔に一発。
固まる初の腹に一発。
3人は動けなくなってしまった。
「私、警察に電話してくる!」ひかるが駆け出す。
残された和美と久子は手を取り合い、
「助けて下さい!」「どんな罰でも受けますから!」と祈っていた。

黒いパンツに黒い靴の人影が靴音を鳴らし歩いてくる。
男達の前に立ちはだかるのは・・・真矢だった!

「先生・・・」和美と久子が呟く。

「あんた誰?」と男が言う。
「この子達の担任です。」
「先公!?悪いけど、引っ込んでてくれるか?」
掴みかかろうとする男を交わし、もう一人の男に目潰し。
最初の男を投げ飛ばす真矢。
別の男の蹴りを交わすが、相手のパンチが真矢の顔に当たる。
鉄パイプを持ち出した男が殴りかかるが、真矢はその男の足を蹴り上げる。
真矢は顔を殴られるが、腹への一発が効きその男は倒れる。
別の男の足蹴りが真矢の顔に、そして腹に入る。
額と腹を押さえ倒れ込む真矢。
気力で立ち上がるが、男が真矢の首を掴み締め上げる。
真矢の気が遠くなりかけたとき、桃が「あーーーーっ!」と叫ぶ声に
意識を取り戻す。
そして、ポケットからボールペンを取り出し男の足に突き刺した。
男達が逃げていく。

「先生・・・!!」子供達が真矢の周りに集まってくる。
「何やってるんですかあなたたちは!!
 今は他に、いくらでもやることがあるでしょう。
 こんなくだらないことに、頭も時間も使うんじゃありません!!」
パトカーのサイレンが鳴り響く。

子供達の暴走にヒヤヒヤ。
生徒を守る為に登場するところ、そのセリフは
『ごくせん』のヤンクミを思わせました。。


翌日。
「大丈夫かな・・・真矢。」
「まだ警察に捕まってたりして・・・。」
すっかり落ち込む子供達。
「大丈夫だよ。
 真矢は悪くないんだし、警察でも、事情を聞かれただけだよ。
 ・・・きっと。」とひかる。

殴られた跡がアザとなった痛々しい姿で、真矢が職員室にやって来た。
教頭が鋭い視線で真矢を見つめる。
「阿久津先生、大丈夫ですか?」しおりが心配する。
「体のこともあるし、あまり無理しない方が・・・。」
並木も心配そうに真矢を覗き込む。
「もう授業が始まりますよ。」真矢が穏やかにそう言った。

教室に向かおうとする真矢の前に教頭が立ちはだかる。
「何でしょうか?」真矢が聞く。
「6年3組の授業は、これからも私がやります。」と教頭。
「おっしゃっている意味がよくわかりませんけど。」
「昨日の事件がね、もう話題になってるんですよ。
 暴力教師が街で大騒ぎしたと。」教頭が声を荒げる。
「私は自分のクラスの児童を守っただけです。」
「ああそうですか!
 しかし残念ながら、教育委員会から正式に通達が来たんです。
 先生を再教育センターに送るようにと。
 もうこれ以上私達に迷惑をかけるのはやめて下さい。
 ・・・何とかおっしゃってください、校長。」
「あ、あ、先生。
 あのー、今までの、やり方を反省して、改めるという、
 謝罪文を書いていただけませんか?」
「ちょっと校長!」教頭が口を挟む。
「それをですよ、教育委員会に持ってって、今回の処分を撤回するよう
 何とか掛け合ってきますから。」
「そんなことしたってムダですよ、校長!」
「ちょっと黙ってて下さいよっ!」教頭を怒鳴りつける校長。
「約束してもらえませんよね。
 もう子供達を苛めたり、必要以上に世の中の暗い部分を話さないって。
 子供達が、悪いことしても注意するだけで、体罰はしないって。」
そう穏やかに真矢に言う校長。
「言ったはずです。
 私は今までどおりのやり方を変えるつもりはありません。」
「もう、充分じゃないですか。
 6年3組の子供達はですよ、先生の教えが身にに付いていますし、
 立派に成長しているじゃないですか。
 このままだとですよ、一緒に卒業式に出れなくなるんですよ。
 お願いします。」校長が真矢に頭を下げて頼む。

真矢が教室に入る。生徒達はただ椅子に座り真矢を見つめる。
「何やってるの?号令は?」
「起立。礼。着席。」
由介、健太、初は座らずに真矢を見つめている。
「何してるの?」真矢が言う。
「先生、ごめんなさい。
 俺があんなバカなことやろうって言ったから、  
 先生に迷惑かけて。」由介が泣きながら謝罪する。
「俺の方が悪いんです。考えたのは俺なんだし。」
和美たちも立ち上がる。
「私達のせいで怪我させて、ごめんなさい。」マリが謝罪する。
「私も、悪いことだと思いながら、反対しませんでした。
 ごめんなさい。」ひかるが頭を下げる。
「私もです。ごめんなさい。」と久子。
「ごめんなさい。」「ごめんなさい。」「ごめんなさい。」

「先生。でも、みんな先生に会いたかったんです。
 先生と勉強したかったんです。」
真矢がクラスを見渡す。
「言い訳をしても許しません。
 愚かな真似をした罰です。
 授業が終わるまで全員立っていなさい。」
子供達が素直に立ち上がる。
「それから、放課後、全員で学校のトイレを全部掃除しなさい。
 もちろん、明日まで反省文を書いてくるように。
 一人でも忘れたら、連帯責任で、もっと罰を与えますからね。」
「はいっ!!」

教室の外で様子を伺っていた教頭と校長。
ドアを開け教頭が真矢に言う。
「何やってるんですか、先生。」
「邪魔しないで下さい。
 子供達はちゃんと罰を受けると言っているんです。」
「あなたはもうこの子達の担任じゃないんです。出ていって下さい。」
「そちらこそ出ていって下さい。授業の邪魔です。」
「そうですか・・・あなたがその気なら結構です。」
教頭はそう言い教室を出ていった。

「先生、どうするんですか。」恵里花が泣きながら問う。
「本気で先生のこと追い出す気ですよ、教頭。」と西川。
「私、先生がいなくなったら、どうしていいかわからない。」と孝子。
「僕、すごく不安で。」と誠。

「いい加減目覚めなさい。
 人生に不安があるのは当たり前です。
 大事なのは、そのせいで自信を失ったり、根も葉もない噂に乗ったり、
 人を傷つけたりしないことです。

 たとえば、人間は死んだらどうなるかなんて誰にもわからない。
 言うとおりにすれば天国に行けるとか、
 逆らえば地獄に落ちるとか言う人がいますが、
 あんなものはでたらめです。
 誰も行ったことがないのにどうしてわかるんですか?
 わからない物を、わかったような顔をして、
 無理に納得する必要なんかないんです。
 それよりも、今をもっと見つめなさい。

 イメージ出来る?
 私達の周りには、美しいものがいっぱいあふれているの。
 夜空には無数の星が輝いているし、
 すぐ側には、小さな蝶が、懸命に飛んでいるかもしれない。
 街に出れば、初めて耳にするような音楽が流れていたり、
 素敵な人に出会えるかもしれない。
 普段何気なく見ている景色の中にも、時の移り変わりで、
 はっと驚くようなことがいっぱいあるんです。
 そういう大切なものを、しっかり目を開いて見なさい。
 耳を澄まして聞きなさい。
 全身で、感じなさい。
 それが生きているということです。

涙を流しながら真矢の言葉に聞き入る生徒達。
そこへ教頭が、他の教師を連れて戻ってきた。

「出てって下さい、先生!」
「お願いだから、言うとおりにして下さい。」

「今はまだ、具体的な目標がないのなら、
 とにかく勉強しなさい。
 12歳の今しか出来ないことを一緒懸命やりなさい。
 そして、中学へ行きなさい。」

「いい加減にしてください、先生。」
「これ以上子供達を混乱させないで下さい。」教師たちが真矢の腕を掴む。
「ちょっと待って下さいっ!!」真矢は大声でそう叫び、生徒達に語り続ける。

「中学に行っても、高校に行っても、今しか出来ないことはいっぱいあるんです。
 それをちゃんとやらずに、将来のことばかり気にするのはやめなさい。
 そんなことばかりしていると、いつまでたっても、何にも、
 気づいたりしません。」
子供達が泣きながら真矢を見つめる。
そして、真矢は教室を出ていった・・・。
残された子供達は、ただ号泣するばかりだった。
ここでCM入れないでーっていうところでCM・・・。
子供達の涙にもらい泣き。
由介役の松川尚君、号泣していましたね。
あんなに泣ける子役さんだとは思いませんでした。
そしてひかる役の福田麻由子ちゃんの泣き方は美しい!
涙がツツーっと流れていました。


職員室。自分の荷物をまとめる真矢。
「親しくしている私立の校長がいるんです。
 人格者だし、先生のような優秀な方なら、
 きっと受け入れてくれると思います。」校長が言う。
「せっかくですが、お断りします。」
「どうしてですか!?
 再教育センターに行ったら、1年か2年は現場には戻れないんですよ。」
「私は公立でしか教える気はありません。
 子供達に、学力や貧富の差がある難しい環境だからこそ、
 やりがいがあると思わないんですか?みなさん。」
そう言い真矢は立ち去った。

「さぁみなさん、授業が始まりますよ。」教頭の言葉に教師達が席を立ち始める。
「なんで、あんな素晴らしい人を辞めさせなきゃいけないんでしょうか。
 阿久津先生は、自ら大きな壁になって、自分を乗り越えろと
 言いたかったんですよ。
 壁にぶつかったことのない子供は、挫折に弱いし、
 今は大人が壁になっていないから、子供がなめるんだし。
 子供は、私のことなんかすぐ忘れるけど、
 阿久津先生のことは、一生忘れませんよ。
 本当に辞めなきゃいけないのは、私のような、教師の方じゃないんですか。 
 せめて俺達年寄りは、阿久津先生みたいな、やる気も、理想もある人を
 守ってやらんといかんのではないでしょうか。
 大人がカッコ良くないから、子供がぐれるんです。」
並木はそう言い、教室へ向かった。

この並木先生のセリフに感動しました。
このドラマは、だらしのない大人達を叱ってくれたのでしょう。


しおりが真矢を追う。
「阿久津先生!これからどうするんですか?」
「言ったでしょう。
 私はどんなことがあっても、教師を辞めるつもりはありません。」
「先生は何で、そんなに頑張れるんですか?
 何でそんなに、教師が好きなんですか?」
「教育は奇跡を起こせるからです。
 子供達は成長していく中で、私達が予想する以上に
 素晴らしい奇跡を起こします。」
「・・・いい先生と思われるかどうかなんて、どうでもいいですよね。
 そんなことは、10年後か20年後に、子供達が決めることなんだし。」
「あなたも少しは、教師らしくなったみたいね。」真矢が微笑んだ。
しおりは去っていく真矢に深々と頭を下げた。

残された生徒達は、真矢が戻ってくるまで学校に来るのを辞めようかと
話していた。
「俺達の担任は、真矢だけだもんな。」
賛同した子供達が帰り支度を始めると、和美が言う。
「本当にそれでいいのかなぁ?
 そんなことして先生が喜ぶと思う?
 さっき言ってたじゃん。
 今しか出来ないことをちゃんとやれって。」
「なんだろう・・・私達が今しなきゃいけないことって。」絵里花が言う。

チャイムが鳴り、教頭が6年3組にやって来た。
「えー。 
 先ほどのことは気にしないで、みんなこれからは授業に集中するように。
 さ、じゃ、教科書の、66ページを開いて。」
「もう開いてます。」西川が答える。
「・・・では、前に出てこの問題を解いてもらおうかな。
 誰か出来る人?」
6年3組の生徒全員が一斉に手を真っ直ぐ挙げる。
教頭はその姿に驚きを隠せなかった。
この時の子供たちの迫力!鳥肌が立ちました。

一月。
優を相手に面接の練習をする章子と和美。
緊張しながら答える章子に、
「昔からこういうシチュエーションに弱いんだから、ママは。」武が笑う。
「ならパパやってよ、面接。」
「少しはいい所見せたら。」と優。
「よーし。
 じゃ、ええっと、うん。
 私は、・・・偉そうな教育方針を語れるような父親ではありません。
 なぜなら、自分が素敵な家族に恵まれて、どんなに幸せだったかを、
 今までわかっていなかったからです。
 思えば、高校の卒業式のとき、妻に、制服の第2ボタンをくれと
 言われたのが、うちの、家族の始まりでした。
 私の幸せは、あのときから始まっていたのです。
 私は今、家族のことを愛しています。
 優を、和美を、そして何より、妻を愛しています。
 妻と結婚して、本当に良かったと思っています。」
章子が感激して泣き出した。

神田家はみんながそれぞれ素直になれたんですね。
お父さん、カッコ良かったです。


卒業式の練習中、由介が和美のほうに振り返るのに気づいた恵里花と桃は、
「和美ちゃんは由介のことをどう思ってるの?」と聞き始める。
「何言ってるの。関係ないよ。」とごまかす和美。
なんと、桃は西川と、恵里花は誠と、そして健太もカップルになっていた。
もうすぐ卒業ということで、恵里花曰く盛り上がっているらしい。

由介が掃除を追え教室に戻ると、久子とひかるが「チャンスチャンス!」と言い
由介を突っついたあと、帰っていく。
教室に入ると、和美が一人後片付けをしていた。
「あ、あ、あ、あそうだ、イモリにエサやんなきゃ。」
由介はイモリにエサをやりにいく。
「あ、あ、あのさ、」
「何?」
「お、お、おれ、おまえ、おま、おまえ、私立受かったんだって?」
「うん。そっちは公立?」
「うん。まぁな。
 あの、おれ、おまえのことが、す、す、す、すげーな、うちのクラス、
 ラブラブなやつばっかで。」
「あ、あ、あたしもびっくりした。意外なカップルばっかだし。」
「お前はいないのかよ、誰か好きなやつ。」
「え・・・」
「あの、俺と、俺と、つき、つき、月日が経つのは早いなぁ。
 今頃何してるのかな、真矢・・・
 やっぱ、もう会えないのかなぁ。」
「そんなことないよ!
 私は信じてる。絶対に又会えるって。」

神田家。
和美が卒業式で歌う歌を練習していると、章子がやってきて
和美の手にボタンを一つ握らせる。
卒業式のときに武から貰ったボタンだった。
「これがなかったら、あんた達は生まれてこなかったかもしれないのよ。」
「和美も勇気出してみたら。ママに負けないで。」
「好きな人にはちゃんと自分の気持ち、伝えなきゃ。」
武が風呂から上がってきた。
再び『旅立ちの日に』を歌い出す和美。
「俺達の卒業式といえば『仰げば尊し』だったよな。」武が言う。
「うん。でもなんか、歌詞に問題があるとかで止めたみたいよ。
 先生を尊敬そろって無理やり押し付けてるとか言って。」
「へぇ〜。結構いい歌だと思うだけどなー。
 お世話になった先生に、素直に感謝の気持とか伝えられるしな。」
「ねぇ。」と章子
「どんな歌なの?教えて!」
二人が『仰げば尊し』を歌う姿に、和美は何かを思いつく。

卒業式当日。
和美は両親と3人で学校へ。
一人寂しそうに歩く由介に気づいた和美は、両親に先に会場へ向かわせる。
「どうしたの?」和美が由介に聞く。
「うちのじいちゃんさ、二日酔いが酷くてこれないんだって。
 ひで〜よな、俺だけ保護者ナシだぜ。
 真鍋由介とかけまして、ババァのストリップとかけます。
 その心は・・・誰も見に来ません。」

そのとき和美は、グラウンドにしゃがみ込む人物(酒井若菜)を見つける。
手には、あのタタッキーを追っている。
「由介!ちょっとあれ、」
「うそ・・・」
「もしかして、お母さん?」
「・・・」
「行ってあげなよ。」
「でも・・・」
「何言ってるのよ!」
和美が由介の手を引っ張っていく。

「ごめんね、由介。」
「何でいるんだよ。」
「あんたの担任の先生が、私のことずっと探してくれてたみたいで。
 この前、これ、渡されて怒られちゃった。
 母親に7年も放ったらかしにされてたのに、
 由介は立派に成長してるって。
 卒業式ぐらい見にいってあげるのが、親の義務なんじゃないかって。」
「うち、うちの担任、すげー怖くなかった?」
「怖かった。・・・でも嬉しかった。」
由介の母親が由介を抱きしめる。
「由介・・・ごめんね。ごめんね。」
母親に抱きしめられ、由介は戸惑うものの、どこか嬉しそうだった。
和美もそんな二人を優しく見守っていた。

タタッキーを持っていれば、いつかは母親に会えると信じていた由介。
真矢のおかげで夢が叶いました。


卒業式。
「私、今阿久津先生にいて欲しい。ここにいて欲しい。」
和美が呟く。
卒業生が入場していく。

その頃、真矢は職員室にいた。
机の上のパソコンを開き、電源を入れ、6年3組の個人データを出す。

ー体育館ー
「卒業証書、授与。
 6年3組、西川浩一。」
西川が校長から卒業証書を受け取る。

ー職員室ー
「西川浩一。」真矢が名前を呼び、データを削除する。
「刈谷孝子。」
「三田村誠。」
「石橋鉄矢。」
「黒木秀樹。」
「田端美知子。」
「星仁美。」
「落合初。」
「地井圭次。」
「中村一郎。」
「松本エマ。」
「宮内里絵。」
「大田徹。」
「斉藤望。」
「不破翔太。」
「山下健太。」
「島田マリ。」
「安藤桜。」
「田中桃。」
「佐藤恵里花。」
「馬場久子。」
「進藤ひかる。」
「真鍋由介。」
「神田和美。」

6年3組、全てのデータが削除された。
ほっとしたような、寂しそうな表情の真矢・・・。

体育館の前に立ち、子供達の歌声に耳を傾ける真矢。

校舎内を歩いていると、教頭が立っていた。
「何しにいらしたんですか?」
「校長先生から連絡があったんです。
 パソコン忘れてるから取りに来るように。」
「あなたに卒業式を見せる為にわざわざこの日に呼んだか。
 校長らしいですね。」
「失礼します。」真矢が立ち去ろうとする。
「驚きました。6年3組の児童たちに。
 遅刻をする子供は一人もいない。
 給食を残す子供も一人もいない。
 掃除は言われなくてもきちんとするし、
 何より勉強に対する意欲が他のクラスの子供とは格段に違う。
 私立は無理だろうという子供も沢山受かったんですよ。
 佐藤恵里花。馬場久子。神田和美。
 知ってるんですよね。
 あれからもずっと、あの子達全員を見守っていたから。」
「失礼します。」真矢は教頭に一礼し、歩き出した。

真矢は、6年3組の教室の前で立ち止まり、教室へ入っていった。
そして教壇に立ち、誰もいない教室を暫く見つめた。
教室を出ようとしたとき、電気がついた。
「先生!」和美が、他の生徒達が、教室に飛び込んできた。
「何やってるの。卒業式まだ終わってないじゃない。」
「教頭先生が教えてくれたんです!
 先生が来てるって。」とひかる。
「結構いいとこあるよな、あの親父。」と由介。
「私達、先生にどうしても見せたいものがあるんです。」和美が言う。

生徒たちが、何かを運んできた。
それは、6年3組の卒業制作。
『友』の字の横に、真矢の姿が加えられていた。
それを見つめる真矢・・・。
「馬場ちゃんが描いてくれたんです。」

「先生・・・友達が出来なかった私に、友達が出来たのは先生のおかげです。
 ありがとうございました。」久子が礼を言う。

「私も、先生にいろいろ大切なことを教えてもらいました。
 先生が担任で、本当に良かったと思います。」とひかる。

「先生!私のせいで手に傷が残って本当にごめんなさい。  
 あの時、先生に言われたこと、私一生忘れません!」と恵里花。

「自分の人生ぐらい自分で責任持てって言われて、目が覚めました。」と桃。

「先生のおかげで私、みんなと仲良くなることが出来ました。」と桜。

「最初、先生のこと大嫌いで、悪口ばっか言ってました。
 ごめんなさい。」とエマ。

「私も、先生の気持ち知らないで、何でこんなに苛めるんだろうと
 思ってました。」と仁美。

「私、今先生のこと大好きです。」と美知子。

「俺、大人になったら、先生と結婚してもいいけど。」と健太。

「私、子供が出来たら、真矢ってつけようかな。」と里絵。

「俺、6年3組になれて本当に良かったと思ってます。」と初。

「先生のおかげで、中学行くの怖くなくなったし。」と一郎。

「先生の怖さに比べたら、何てことないしな。」と翔太。

「俺、先生ともっと勉強したかったです。」と圭次。

「俺も!もっと色々なこと教えてほしかった。」と徹。

「先生の言ってること、厳しかったけど、間違ってなかったし。」と望。

「中学行っても、辛い時とか相談しに行ってもいいですか?」と鉄也。

「いい加減目覚めなさいって、怒って下さい、また。」と秀樹。

「先生のおかげで、自信持って受験することが出来ました。」と誠。

「私将来、先生みたいな教師になります!絶対。」と孝子。

「先生、これからも、僕達のこと、見守っていて下さい。
 お願いします。」と浩一。

「っていうか、先生から卒業証書貰わなきゃ、
 卒業したくないんですけど。」とマリ。

「先生、サンキューな、母ちゃんのこと。
 なんか困ったことがあったら、いつでも相談してよ。
 俺が、いつでも先生を守るから。」と由介。

「先生、私、先生の夢見たことあるんです。
 夢の中の先生、明るくて、すっごい優しくて。
 でもやっとわかりました。
 あれが本当の先生なんだって。」

24人が泣きながら真矢を見つめる。

「何をくだらないこと言っているの。」
そう言い教室を出ようとする真矢。

「仰げば尊し わが師の恩
 教えの庭にも はや いくとせ
 おもえば いと疾し このとし月
 いまこそ わかれめ いざさらば

 互いに むつみし 日ごろの恩
 わかるる後にも やよ わするな
 身をたて 名をあげ やよはげめよ
 いまこそ わかれめ いざさらば

 朝ゆう なれにし まなびの窓
 ほたるのともし火 つむ白雪
 わするる まぞなき ゆくとし月
 いまこそ わかれめ いざさらば」

和美が、そしてクラスが歌い出す。
子供達の泣きながらの歌声に、真矢は上を向き涙がこぼれないようにする。

そして子供達が歌い終わると、

「いつまで感傷に浸っているの?
 もうここはあなた達のいるところじゃないでしょう?
 早く中学に行きなさい」
真矢はそう言い、教室を出ていった。
子供達は真矢との別れに号泣した。

橋の上で和美を待つ由介。
「何、話って。」和美がやってきた。
「うん。あのさ、これ、お前にやるよ。」タタッキーを差し出す。
「でもこれ、あんたの宝物なんじゃ・・・」
「だから持っててほしいんだよ。
 お前に持っててほしいんだよ。」
「ありがとう。
 じゃあ私も宝物あげる。」和美は章子から貰ったボタンを差し出す。
「何これ。」
「これ持ってたら卒業式のとき好きな人と結ばれるんだって。」
「え・・・」
和美は由介の手にボタンを握らせる。
「じゃあな。アロハ!」と由介。
「アロハ!」和美は走っていく由介の背中を見送る。
「なぁ、俺達、又会えるかなぁ。会えるよな。」
「当たり前じゃん。」
ボタンを握り締め、由介が走っていった。

朝7時。
「和美ー。起きなさい。」
目覚めた和美は中学の制服を嬉しそうに見つめる。
「和美ー。起きなさいー。
 今日から中学生なんでしょ。遅刻してもしらないわよー。」
「もう起きてるよ、ママ!」

満開の桜の咲く道、制服姿の和美が通学路を走っていく。
途中、いつものシェパードに吠えられ、一瞬ひるむ和美。

その日は半崎小学校も入学式。
教頭が正門で子供達を迎える。
並木も子供達ににこやかに声をかけ、
「教室まで競争するかー!?」と走り出す。

シェパードを撫でる和美。
すっかり仲良くなったようだ。
第10話では、このシェパードに「ワン!」とはむかう姿勢を見せた和美。
最終回ではその先に行きました。
まるで和美と真矢のよう。


「何やってるの、新学期からこんなもの持ってきて。
 早く教室に入りなさい。」
黒いスーツに身を包み、低い声で厳しく子供に指導するのは
しおりだった。
「大丈夫かなぁ・・・」校長は不安そう。

和美は一匹の蝶に目を留め、飛んでいくのを見送る。
視線を前に戻すと、見覚えのある人影。
真矢だ。
和美は笑顔で真矢に駆け寄る。
「先生!何が合っても先生辞めないんですよね。」
「当たり前です。」
「先生、アロハって沢山意味があるんですよ。
 ハローとグッパイと、
 あと一つ、何か知ってます?」
「アイラブユー。」
「先生アロハ!」和美が駆けていく。
真矢はそっと振り返り、和美の走っていく後姿を見つめる。
和美のカバンから、タタッキーが顔を覗かせている。
真矢の唇が何かを呟く。
そして、優しい微笑みを浮かべ、歩き出した。

ー 完 −

※【どらま・のーと】から『あらすじ』を引用する場合、
とくにお知らせ下さらなくても結構ですが、
記事内にリンクを貼っていただきますようお願いいたします。
詳しくは記事の引用について を一読下さい。


阿久津真矢(天海祐希) 神田章子(羽田美智子) 天童しおり(原沙知絵 )
神田武(尾美としのり) 神田優 (夏帆) 神田和美(志田未来)
上野教頭(半海一晃)  近藤校長(泉谷しげる) 並木平三郎(内藤剛志)


6年3組

馬場久子(永井杏)
進藤ひかる(福田麻由子)
刈谷孝子(佐々木ひかり)

フツー
神田和美(志田未来)
佐藤恵里花(梶原ひかり)
田中桃(伊藤沙莉)
安藤桜(藤本更紗)

おちゃらけ
真鍋由介(松川尚・輝)
山下健太(西原信裕)
落合初(田村勇馬)

ビジュアル
島田マリ(柳田衣里佳)
松本エマ(高田彩香)
宮内里絵(仲村泉貴)

私立校受験
西川浩一(酒井翔太郎)
三田村誠(鎌田篤)
石橋鉄矢(伊藤純平)

スポーツ
不破翔太(野村エリヤ)
中村一郎(針井翔太郎)
黒木秀樹(登野城佑馬)

ノーマル
地井圭次(高橋伯明)
大田徹(押川大輔)
斉藤望(梅岡南斗)

幼なじみ
星仁美(前田樹)
田端美知子(高橋香波)


最終回、とうとう終わってしまいました。
素敵なラストでしたね。

最後、真矢の口は何と動いたんでしょう。
アロハ!?3文字だと思うのだけど、ちょっとわからなかった!
ハワイの言葉でマハロ、というのがあったと思うのだけど。
検索してみたら、マハロ=感謝する。ありがとう。
これかな!?

そして真矢が見せた微笑み。
これが見たかった!嬉しかったなぁ。

疲労で倒れてしまうぐらい、寝る間も惜しみ、24時間をほとんど全て
子供達に使ってきた真矢。
あのすごい情報量は全て自分の足で調べ上げたものでした。

住んでいる家は古いアパート。家族はいないようでした。
オフの真矢なんていなかった。
24時間真矢は教師だったんですね。
なんてすごい先生なんでしょう。徹底しています。

真矢には、公立で教えるというポリシーがあったんですね。
これを知り、また感動。
公立という、いろんな環境の子供達が集まる中で教える。


真矢の影響を受け、大人たちも変わっていったのも、嬉しかった。
お友達先生になる!と公言したしおりが、
プチ真矢に変身していましたね。(笑)
心配性の校長先生は、そのままでした。

和美の中学入学式の朝。
あれは第1話の冒頭、和美が見た夢と同じシーンでした!
夢から覚めた和美は遅刻すると大慌てするのだけれど
1年間真矢の教室で鍛えられた和美はちゃんと時間に余裕を持つことが
出来る様になっていました。

由介がお母さんと会えたのも良かった。
最後の最後にお母さんが登場するとは、想像していなかったのでびっくり!
おばあちゃまは、母親が来ることを知っていて遠慮したのか!?
最後に登場せずちょっと寂しい。

真矢はまだ自分のことを成長過程と思っているようなので、
またいつか、会える日が来るんでしょうか。
真矢の真意が視聴者にわかってしまいましたが、
またじっくり、真矢が荒れた子供達の心にどう接していき、
そして周りがどう変わっていくのか見てみたいです。



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この記事へのコメント
かなり最後のほうになってから見はじめたこのドラマ、こちらのHPでそれまで見損なった回のあらすじを復習させていただいて無事最終回にたどりつくことができました。感謝、感謝です。夜中に目が覚めてしまって覗かせていただいたのですが、もうちゃんとアップされている…お疲れ様でした。ありがとうございました。ありがとうといえば、マヤが最後に和美ちゃんに言った言葉、やっぱり「マハロ」ですよね!私もそう思いました。あの笑顔最高でしたね。
Posted by tanko at 2005年09月18日 04:59
最終回…マジ号泣でした。
真矢が仰げば尊しで動揺してた当たりなんか特に…。
それでも何時もの態度で接する真矢に
「少しぐらい本当の気持ち見せても良いのになぁ」と切ない気持ちで一杯になりましたが
最後の和美の会話で笑った真矢に清々しい気持ちでドラマを見終える事が出来ました。
真矢が自分の身を削ってでも伝えたかった事が6年3組に伝わり
、6年3組の皆も真矢に依存する事無く立派に中学生として自立していった。
真矢にとってはこれ以上に幸せな事は無いんじゃないでしょうか?
頑張った真矢に伝えたいですね。
「お疲れ様。そしてこれからも頑張って下さい。子供達の為に。」と

今を精一杯生きる。それが出来るって難しいですよね。
このドラマには、私が過去にぶつかってきた事件や問題に似たような事件や問題がありました。
いじめだってそうだし、将来への不安や死に対する恐怖に悩む事だって有りました。
でも、現実をしっかり見て努力すれば解決する事だって多いし
信じて頑張れば実る事だって有る。
今が本当の意味で素晴らしいならそれだけで生きてる事に喜びを感じられる。
改めて阿久津真矢と言う教師に教えられた気がします。

書きたい事が山程有って書ききれないのですが、最後にひとつだけ。
前に書いた予想の最終回より素晴らしい最終回でしたが
真矢の真似するしおりが微妙にニアピン?っぽくてニヤニヤしてました(笑)

女王の教室は素晴らしいドラマでした。
ありがとう阿久津真矢。
(乱文失礼しました。)
Posted by vairo at 2005年09月18日 05:21
先日は、コメント&トラックバックありがとうございました。
それから最終回のアップお疲れ様でした。
本当に丁寧な台詞の拾い上げ、的確な洞察、前回からではありますが、感心するばかりです。

今回も途中からしか見られず(録画はできてるんですが)、先にこちらでじっくり台詞を味わわせてもらいました。

こんな最終回が待っていたんですね・・。
最初から続けて見たくなりました。

ラスト、「ここで先生、絶対笑う」と確信めいたものが沸きあがりましたが、そのとおりになりました。しかも、トーンが少し明るめになりましたよね?!それで、あの明るいラストに結びついて・・・。
いいラストでした・・。
ただ、あの時間で和美ちゃんが遅刻しなかったかが、ちょっと心配ですけど・・(^_^;)

それと心配なのは、しおりじゃないですが、世の中に「プチ真矢」がはびこらないですかね??結構、影響されやすい人多いですから。
ただ「えせ真矢」は止めてほしいですね。最後まで責任が取れないと大変なことになっちゃいますからね・・。
それにしても真矢はつらくなかったのでしょうか・・。加重労働だけでなく、心理的にもあんな教師を続けるのはしんどかったろうと思うのですが・・。
Posted by まと at 2005年09月18日 05:40
 「今できる事を精一杯やって、中学に行きなさい。」と「いつまで感傷に浸っているの?…早く、中学に行きなさい」は対になっているんですよね。

 生徒たちは誰かに強制されるのではなく、自分たちで考えて自分たちのできる事をやったんですね。

 私にとっては「世紀末の詩」以来の大ヒットドラマでした。

 感想なんぞを書いてみましたので、トラックバックさせてください。
Posted by フクフク丸 at 2005年09月18日 07:21
おはようございます。

頑張ってまたテープおこしして語録をつくりましたが、やはりチーズさんの方で完全版がつくられましたねえ。
今回は私の方は自身の感想部分が少なかったので、ちょっと不出来でした。
でもトラックバックさせていただきます。
Posted by princip at 2005年09月18日 07:24
おはようございます。コメントありがとうございます!

tankoさん。
お役に立てていただいたようで私も嬉しいです。
最後の真矢の口の動き、tankoさんもマハロだと
思われました?
私も何度も見直したんですが、口の動きから
そんな風に思いました。
同じハワイ語で返すなんて、真矢らしくて
カッコいいですよね!

vairoさん。
卒業式の日、真矢は心を鬼にして子供達を突き放したんですよね。
私も、最後くらい子供達と一緒に泣いたり笑ったり
するのか、と想像していたので、最後まで姿勢を崩さない
真矢がちょっと寂しかった。
それでもvairoさん同様、真矢の最後の微笑みで、
清清しい気分で見終えることが出来ました。
しおり@真矢モード、なんだかおかしかったですね。
前のしおりを知っている生徒達は戸惑ったことでしょう!

まとさん。
ありがとうございます!
素敵なラストシーンでしたよね。
真矢の登場にいつものように暗くなった背景が
まとさんがおっしゃるように、最後、明るく晴れましたね。
確かに、和美ちゃんは遅刻しなかったのか
気になります。(笑)
「プチ真矢」になるには、24時間教師モードでいるぐらいの
覚悟が必要。生半可な気持ちじゃ出来ませんよね。
マネするのであればそれぐらいの心意気でしてもらいたいものです。
真矢は精神的にも肉体的にもかなり大変だったはず。
それでも、教師という仕事に生きがいを感じているから、
苦痛には思わなかったのでしょう。
プチ真矢と化したしおりがどこまで真矢に近づいていくのか
気になりますね。
Posted by ちーず at 2005年09月18日 07:44
フクフク丸さん。
その二つのセリフ、改めて並べてみると
対になっていますね。
真矢は、子供達を中学へと羽ばたかせたんですね。
私もこのドラマが大好きでした。
終わってしまって寂しいです。

principさん。
お知らせありがとうございます!
前に頂いたコメントのお返事も遅れていてごめんなさい。
後ほどお伺いしますね!
Posted by ちーず at 2005年09月18日 07:49
最終回良かったですね。久しぶりにドラマで感動しました。
第1話を見たとき「このドラマ大変な事になりそう」と感じていましたが そのとおり大変な事が盛り沢山のドラマでした(笑)。
多くの理不尽な現状を何とかしようとその名のとおり悪魔であり女王である教師に立ち向かっていき、何度か書きましたが壁にぶつかる度に肉体的にも精神的にも成長していった子供達。
そして子供達にとって真矢はかけがえの無い人になっていた……。
だから真矢の言葉を重く そして確実に受け止め
泣く事が出来るんですね。クラス是認が号泣したシーンはこのドラマの中でも一番良かった個所だと思います。「仰げば尊し」をみんなが謳ったシーンも好きです。初めて真矢は泣きそうになりましたが心の中ではあれが初めてではなかったのでは無いでしょうか。
和美と由介の恋の行方は予想通りでした(笑)。
でもあれで良かったんだと思います。

このドラマ、これも何度か書きましたが 長いようであっという間でしたね。終わってみると寂しいです。番外編や続編があれば是非見たいと思います。和美達の再登場も希望です。

最後に
阿久津真矢先生、1年間(もっとか)お疲れ様でした。
ちーず様、私の書き込みに返信して頂きありがとうございました。
Posted by 川上智弘 at 2005年09月18日 08:36
ちーずさん、こんにちは。
最終回おもしろかったですね。
みんなして仰げば尊し歌うところは
じ〜んときました。
マヤのいったこと、たくさんの人が
それぞれうけとめたことと思います。
ぜひ過去編スペシャルで見たいですよね。
Posted by honey at 2005年09月18日 08:37
ちーずさん、
ついに終わっちゃいましたね。
こんなにいろいろ考えさせられたドラマはなかったかもしれません。
 ラストの真矢の微笑み・・・
胸が熱くなりました・・・本当におもしろいドラマでした。
Posted by きこり at 2005年09月18日 10:10
いろいろ考えさせられるいいドラマでしたね。
ドラマとともにちーずさんのブログも毎回楽しみでした。
女王の教室は終わってしまったけれど、これからもドラマレビュー楽しみにさせてもらいますね。
Posted by りん at 2005年09月18日 11:00
由介がお母さんに会えたのがとてもよかったです。最終回に絶対これは入れて欲しかったもんでして。じっちゃんが来ないと聞いたとき、もしかしたらと思ったら、やっぱりお母さんの登場でした。

心残り・・やっぱ、修学旅行とかがカットされたこと。6年3組の修学旅行見てみたかったです。卒業式の練習で、何人かの子達がラブラブになってたとこ(しかもかなり意外な組み合わせ)は修学旅行がキッカケかな、と勝手に想像しています。

いいドラマでした。
Posted by 山崎 at 2005年09月18日 11:09
ちーずさんおはようございます。
最後まで真矢は真矢でよかったです。
きっと6年3組のみんなには阿久津真矢という教師が居たことを忘れることはないでしょうね。

女王の教室ではTB,コメントと本当にお世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いします!
Posted by ota at 2005年09月18日 11:16
ちーずさんはじめまして。この素晴らしいドラマに出会って、あちこちのドラマレビューをあさり、この素晴らしいレビューに行き当たりました。みなさんのコメントも好きです。

第一話とリンクすることが多い最終回とあったので、改めて第一話のレビューを読んでいて、ああそうか、あの有刺鉄線は表面の真矢であり、あの蝶は内面の真矢を象徴しているんだ… と思いました。

こんなに素晴らしいドラマを日本のドラマで見られるなんて本当に幸せだと思う。そして終わってしまったのが残念。
最終回が薄められたような内容であるドラマが多いのに対して、このドラマは最後の最後まで感動させてくれた。

あの古くて狭いアパートにはびっくり! そういえば服装もほとんど同じだし贅沢が必要ないという信念なんですね、きっと。
それなのに本当に高貴が雰囲気がただよっていて。

わき役すべてにちゃんと意味があるのも素晴らしかった。こういう点では2年前の共犯者も素晴らしかったけれど、あれは最後がもうひとつで…

ちーずさん素晴らしいレビューをありがとうございました
できればもっと沢山の感想を読みたいところです
Posted by まきにゅ at 2005年09月18日 11:25
 最終回とても感動しました。

タタッキー、ちーずさんのおっしゃる通り
返してくれましたね。それも最高の形で・・・


 仰げば尊しの場面の最後で阿久津先生が、涙がこぼれないように上を向いていたシーンは自分も涙がでてきました。教室を出ていくときにはきっと本音の一端を生徒たちに話してくれるかと思っていましたが、最後まで阿久津先生のスタンスは崩しませんでしたね。本当に強い人だなって思いました。

 ラストの場面で和美の「アロハ」に対して阿久津先生はありがとうの意味で「マハロ」と言ったのか、私も愛してますよ。と言う意味で「アロハ」で返したのかはどっちにも取れる気がします。

 最後に「女王の教室」のDVDでたら買って、
もう一度最初から観てみたいと思います。

 チーズさんも本当にお疲れ様でしたm(__)m

 
Posted by たか at 2005年09月18日 11:54
マヤが和美cにのこした微笑。カンドーしたしぃ、さいこぅでしたぁ☆
Posted by hikaru at 2005年09月18日 12:48
歌詞の内容に問題があって、歌われなくなっていった「仰げば尊し」。
子供達が、自分達でこの歌を歌おうと思ったことが、何よりも子供達の気持ちを表していて、「仰げば尊しわが師の恩」という1フレーズが、とても深かったです。
改めて歌詞を読み直してみて、良い歌だなと再認識しました。子供達が自主的に歌うことで活きる歌詞ですし、6年3組で起きた出来事がオーバーラップしてきて、6年3組の子供達が歌うべくして歌った歌だと思いました。

卒業制作は、子供達24人全員で「友」という字が作られています。この時点で完成品だと思っていましたし、校舎の入り口付近に飾られた卒業制作の中でもひときわ存在感を持っていましたので、あの幕に覆われているものが卒業制作だとは思いもよりませんでした。
「6年3組は24人じゃない。真矢を含めた25人が6年3組なんだ。真矢がいないこの作品は、まだ完成品じゃない。」と思ったんでしょうね。

真矢は、「教育は奇跡を起こせる」と言いました。
今やらなければならないことを考え、教頭の前で一斉に手を挙げている子供達。自主的に、前向きに行動するようになった子供達。真矢への感謝の気持ちを伝えるために、卒業制作に手を加えたり、「仰げば尊し」を歌うことを考え付いた子供達。
確かに奇跡は起きたんだと思います。

真矢の部屋にあった資料。
和美についての観察記録。
おそらくマット運動の苦手な子が、真矢にきつく言われたことに対して、その子を庇って言ったのであろう和美の意見が記録されていました。
給食を全部食べたこと、忘れ物をしたこと、お腹を押さえて昼休みにトイレに行き、家に帰ってから薬を飲んだらしいこと、姉と喧嘩をして、勉強に身が入っていないようだということも書かれていました。
これが24人分。

現実の教師の方々が、真矢を真似しようとしても、とてもできることではありません。でも、真矢にはなれなくとも、何か自分にできることはないだろうかと考えるきっかけにはなっていると思います。
天童先生は、単に真矢の真似をしているわけではないと思います。
今までは、子供達にいい先生と思われたいと考えていたけれども、「いい先生と思われているかどうかなんて、どうでもいい。それは、子供達が決めることだから。」と気付いた天童先生。
子供達にどう思われているかではなく、自分が子供達をどう思っているのか。それを行動の基準にしようという天童先生の心の変化が、たまたま結果として、真矢に似たような形で現れただけだと思います。

「ザ・ブック」を読みました。
彼女が発する言葉は、本からの受け売りだけではなく、自分の経験に裏打ちされたものが多いことを知りました。
真矢は、和美でもあり、ひかるでもあり、由介でもあり、浩一でもあり、天童先生でもあったんですね。
Posted by おりくん at 2005年09月18日 13:24
全員を卒業するはずだったの。
Posted by BlogPetのぶるーじーん at 2005年09月18日 14:12
ちーずさん、お返事ありがとうございます。先ほど書き忘れてしまったのですが、十数年前のロビン・ウィリアムス主演の教師モノ映画「今を生きる」ってご存知ですか?一緒に観た友人みんな泣いていたのですが、私は強烈に腹を立てた覚えがあります。腹を立てすぎてその後一度も見ておらず、細かいところを忘れてしまって、私の思い違いがあるといけないのでここでは詳しく書かないでおきますが、あれに腹を立てた人は、「女王の教室」に溜飲が下がるのではと思います。マヤの授業を乗り越えた子たちは、親に将来の夢を否定されたくらいでアッサリ自殺したり絶対しませんよね。でも、いま映画のほうを観たらまた違った感想があるかもしれないので、連休中に見てみようと思っています。たびたびのお目汚し失礼しました。
Posted by tanko at 2005年09月18日 14:20
お久しぶりです、ブログ:マサルの覚書き日記のマサルです。

女王の教室を通して、皆さんがおっしゃる通り、
何かしら教育に関して感じるものがあったならそれはとてもよいことと思います。

最終回の日は偶然、女王の教室を見ていない友人から「学童保育」とその署名活動について話を聞いたところで、女王の教室の記事にその事を書いております。

子供たちと働く親をとりまく環境が悪化しようとしているという時代を逆行した動きがあるという事に驚くとともに
そういうことを伝えるのに「女王の教室」記事はいい機会と思っております。

みなさんにもぜひ知って頂きたい現状です。
Posted by マサル at 2005年09月18日 14:31
ちーずさん、お疲れ様でした!
とうとう終わってしまいましたね、、、。
またあの靴音を響かせて、現れてくれないかなw

最後の真矢のつぶやきは「マハロ」だったんですね!
すっきりしました!!
私には「あ」と「お」の口の動きしか読み取れなくて、、、(≧▽≦)ゞ

真矢も子供達に感謝していたんですね^^
Posted by ぽたぽた at 2005年09月18日 14:48
与えられただけの答えは本物じゃない。自分が導き出した答えこそが一番心に染み入るし強く残る。

真矢はいつも、「みんなが聞きたい綺麗な言葉」ではなく「次へと進むために考えさせられる辛辣な言葉」をくれていたのですよね。

いい先生をアピールする偽善的な言葉ではないからこそ、心を打たれました。今回の番組内容すべてを正しいとは思えないけれど、自分に役立つ部分だけもらって自分にプラスにできればステキですよね。なにか新しいことにハッと気付くことができたらそれこそ真矢の思う壺w

毎回見るのが辛かったけど見るのを辞めることができなかった久しぶりのドラマでした。

p.s. 真矢の最後の言葉は個人的には「アロハ」だったと思います。
生徒達をいとおしくいとおしく思っていたのでしょうね。
そうでなければ、あそこまでのことは誰もできないんじゃないでしょうか。
Posted by Ell at 2005年09月18日 16:13
先週もお伺いしましたひろしです。
おかげさまで最終回を楽しく見ることが出来ました。このドラマを通じて感じたことがたくさんありました。現在、整理中です。真矢先生の最後の笑顔はとても素敵でした。
もう一度読み直して余韻を味わいたいと思います。
ちーずさん、お疲れ様でした。って言っても他のドラマもあるんですよね(笑)
Posted by ひろし at 2005年09月18日 17:34
チーズさんこんにちは。
とうとう終わってしまいましたね。感動の最終回でした。
今回真矢の秘密の一端が分かったのですが、24時間戦っていたのですね?そういえばその昔そんなCMがありましたね。
パソコンの前で一人一人の名前を呼びながら消去していくシーンは、一人一人にさようならを言っているようで寂しさが伝わってきました。このような別れは辛いですよね。あの「仰げば尊し」は、6年3組全員の心がこもった最高の贈り物でしたね。この歌が自然発生したらまさに教師冥利に尽きるでしょうね。
毎回チーズさんのレビューを拝見していますが、チーズさんの仕事ぶりも真矢に負けていないように思いますヨ。またどこかでお邪魔させてください。
Posted by ヨッスイー at 2005年09月18日 17:38
ちーずさんアロハ〜♪
そして女王の教室の最後のレビューお疲れ様☆

ついに終わってしまったやっぱ寂しいです。
僕にとって心に残るドラマでした。
全話通して僕は良かったと思います。
いじめのシーンは心が痛かったですがでも負けない和美の姿はすごく良かったです。
勇気をもらいました。
真矢先生のいろんなメッセージも心に響きました。

最終話はなんか自分が阿久津真矢先生から卒業する感じで見てました。なんか変?(笑
一つ一つ生徒の名前を呼びながら削除していくシーンはかなりじんわりきました。
仰げば尊しのシーンで号泣してました。
お母さんも隣で泣いていて真矢先生が「いつまで感傷に浸っているの?」と言った時はお母さんと一緒に泣きながらも笑ってしまった。
真矢先生らしいなぁと思いました。

ユウスケと和美の最後の別れのシーンは
さわやかで良かったです。
そして真矢先生との別れも
最後の真矢先生の笑顔が素晴らしかった。

もし続編をやるなら真矢の過去でしょうね。
ザブックで真矢の過去を見たんですが
これはドラマにしたら面白いと思いました。
白真矢も見たいし(笑

全て新しくするのは
真矢先生のやり方は見てしまったし
生徒を新しくするのはなんかやだなぁって
思います。
六年三組以上のキャストはいない気がするから
和美役もそうだしユウスケ役も馬場ちゃん役も進藤さん役もそれぞれがいいキャラでしたし
見事にハマってました。
真矢先生役の天海さんも他の人は出来ないと思います。
いや他の人はやらないでほしいです。
あと和美達のその後も見てみたいなぁ

こんだけドラマに真剣に見てハマったのは初めてです。最高のドラマに出会えて良かった。
いま出来ることを一生懸命やりたいと思います。真矢先生の言葉は僕の糧になると思います。絶対DVD買おう。
Posted by HI-RO at 2005年09月18日 18:35
とうとう最終回終わってしまいましたね。毎回楽しみにしていたドラマが終わるって言うのはとっても寂しいことですね…
今回は本当に感動しまくりました。真矢の思い、和美の思い、由介とお母さんのことなど…真矢はいい先生とはどんな先生か分からない、と言っていましたが、その真矢こそ本当にすばらしい先生だと思います。周囲の目も気にせず、生徒に厳しく指導し、自分の人生に必要なことを悟らせる真矢の教育方針は、6年3組の生徒たちを成長させました。和美たちはきっと、ばらばらになってもお互いのことを忘れず、真矢との1年を一生心に留めて、立派な大人へとなっていくことでしょう。最後の笑顔はマハロの意味もあると思うけれど、立派な大人になってね、というサインでもあると思います(あくまで予想ですからね…)。どちらにしても、素敵な笑顔でした。

個人的に疑問なのですが、和美と由介は両思いになったのでしょうか…?謎です。

それでは。
Posted by くろろん。 at 2005年09月18日 18:58
こんにちは。TB遅らせていただきました。
昼に2回ほど送ってしまったのですが、サーバーの調子が悪いのか、変なURLでTBしてしまったようです。(http://mana.jp.land.to/blog/?e=となっているやつ)申し訳ないのですが、余計なものは削除してくださるよう、お願い致します。

女王の教室は、本当にいろいろな意味で勉強になりました。本当にありがとうと言いたい気分です。最後は本当に言い終わり方だったですね。ドラマで真矢さんがおっしゃったことは本当に考えさせられます。ここにきて時々読み返して見たいと思うぐらいに。

それでは、失礼します。
Posted by mana at 2005年09月18日 19:04
TB&コメントどうもです。
そしてレビューお疲れ様です。
自分もドラマのDVD出たら
復習してみたいと思います。
あとエンディングの天海祐希の
ダンスもじっくり見たいな〜(^^)
Posted by やまかず at 2005年09月18日 19:23
いつにも増して凄い数のコメント!そしてご多忙そうなご様子に、ちょっと遠慮しようかなとも思ったんですけど、一言お礼を!毎度ですが、ちーずさん詳細レビューのおかげで再び感動が!!!ありがとさんです♪
Posted by まこ at 2005年09月18日 19:49
 はじめまして。nkgw_Aと申します。トラックバックさせていただきました。このドラマ、ダントツの面白さでした。

 最終話、自サイトにも書いたのですが、みんなが「真矢先生、大好き」でまとまりすぎてしまったのが、ちょっと残念に思いました。そうなる過程がほとんどなかったので「えっ、そんな急に?」と思ってしまいました。真矢の真意を理解し、真矢からの課題をクリアしてきたからこそ、母親たちに話をしたように自分の意見を、大好きな点と改善してほしい点を真矢にきちんと伝えるシーン、があってほしかったと思います。そしてそれを真矢が認めるシーンも。「一年間の戦いの記録」ですからね。

 このサイトのレビューを見て、またいろいろ思い出しました。「おめでとう」ではなく「早く中学へ行きなさい!」は、真矢らしい名言だと思いました。
Posted by nkgw_A at 2005年09月18日 21:43
はじめまして。私も毎週楽しみに女王の教室観ていました。
私のブログで真矢の台詞を引用させていただいたので、書き込みします。
続編が今のキャストであればぜひ観たいです。
Posted by あずさ at 2005年09月18日 22:11
ちーずさん、こんばんは
コメントとTBありがとうございました。
このブログで知った「女王の教室」の面白さ、最終回をみたことで少し堪能できました。
こんな事なら、もう少し前から見ておけばよかった、と後悔しきり。
あと私も、過去の真矢知りたいです、ちょっと怖いけど。昔はどんな教師だったのかな。
Posted by Fe at 2005年09月18日 22:15
はじめまして。KAKI39と申します。
こちらの『女王の教室』のレビューは、第6話放送後から拝見していました。きっかけは、第6話で登場した「進藤麗子」(=進藤ひかるの母親)+「女王の教室」で検索してヒットしたことです。私の気に入っている奥貫薫さんがこのドラマに出演したことがうれしくて、そのように検索していました。

『女王の教室』は素晴らしいドラマでしたね。阿久津真矢の深い愛情と、6年3組の生徒たちがそれに応えていたことに感動しました。
前々から本当は深い愛情を持つ先生なのだろうと信じていましたが、さすがに24時間生徒のために力を捧げるなんて、真似できることではありません。それに最終話では人間味が強くにじみでていて、本当に良かったです。

ただし、真矢のやり方が100%良かったとまでは思っていません。あそこまで反抗する者には徹底的に罰を与えたり、社会の暗い部分を教え込んだりするのは、やはり実際には、小学生には酷なことではないかと思います。もし和美がいなかったら、精神的に追い込まれて途方に暮れる生徒もいたであろうと思います。現に、すさまじい形相でカッターナイフを持って真矢に切りかかった子もいたわけですし。

それに、最後くらい、和美の夢に出てきた優しい真矢(ザ・ブックによると、これが本当の真矢だったのですね)になって現れてほしかったです。こんなことを言う私が甘いのでしょうか・・・。でも、笑顔がないのは、寂しいことですよね。

また、天童しおりが「良い先生かどうかは、生徒が10年後、20年後に決めることだ」と言っていましたが、私はそれでよしとは思えないんです。
「一期一会」という言葉があるように、一緒に過ごす「今」を大切にするべきだと思います。その「今」に教師と生徒が分かり合うことが、人間教育に必要なことではないでしょうか。
もし偉そうな発言だと思われましたら、すみません。

あと、天童は真矢もどきになっていましたが、すでに真矢のことを知っている子たちには、むしろなめられるような気がしましたが・・・。自分のスタイルでやっていけば良いのにと思いました。

突っ込みのほうが長くなってしまいました。申し訳ありません。

私は、『女王の教室』は素晴らしかったと思います。厳しい批判を浴びながらも、最後まで独自のスタイルを崩さなかったことには、称賛に値すると思います。
これほど人間としての生き方について考えさせられたことはありません。脚本の方をはじめ、関係者の方々には感謝しています。

また、こちらのサイトで素晴らしいレビューを拝見できたことにも感謝しています。ありがとうございました。(長い文章になり、すみませんでした。)
Posted by KAKI39 at 2005年09月18日 23:10
こんばんは。コメントありがとうございます!

川上智弘さん。
今回、真矢は自分を完璧な教師ではないと言い切りました。
真矢も生徒に育てられていたのかもしれません。
だとすると、涙をこぼしそうになったこともあったかも。
ここにもコメント下さるhoneyさんも言われていたのですが、
真矢の過去を是非ドラマ化してほしい。
そのときに、成長した和美たちに会えたら最高!

こちらこそ、コメントありがとうございました。
また遊びにいらして下さい!

honeyさん。
あ、ここにいらした。(笑)
今、一つ上のコメントでhoneyさんのお名前を出したところです。
本当に、真矢の過去が見てみたい!
白い真矢から始まって、鬼教師となるまで。
そして、人を殺すのがなぜいけない?と言い切った生徒も描いてほしいなー。

きこりさん。
本当に、色々と考えさせられたドラマでした。
真矢の微笑み。優しかった!
生徒にはあんな微笑を絶対に見せないんでしょうね。
特別編希望!!(笑)

りんさん。
私もここやみなさんのブログでお話出来るのが楽しみでした。
りんさんも、また遊びにいらして下さいね。

山崎さん。
私は由介のお母さんのことはすっかり抜け落ちていたので、
登場にびっくり!
真矢が母親を探し当てた、というのも良かった。
行事が見られないのは残念でした。
確かに!きっとそのときにカップル成立したんでしょうね。

otaさん。
otaさんのぼやきシリーズ、いつも核心を突いていましたね。
また特別編などが出来たら是非復活させて下さい!
こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします!

まきにゅさん。
有刺鉄線と蝶が、真矢の表面と内面。なるほど!
HPの有刺鉄線も気になっていたのです。
そういう意味合いがあったのですね。
最終回で変わった並木先生。教頭を怒鳴りつけた校長先生。
そして、教頭先生も6−3の生徒達を教えて、真矢の素晴らしさに気づきました。
こうやって、真矢は増えていくのかもしれませんね。
またコメントお待ちしています!

たかさん。
タタッキー、まさか母親に返しにいくとは!
真矢、やってくれますね。^^
そして真矢は徹底して、生徒達に笑みも涙も見せなかった。
本当に強い人です。
真矢の最後のつぶやきは、山口百恵さんの『美・サイレント』という歌を思い出しました。
その時も、百恵さんは何と歌っているのか騒がれたんですよ。(笑)
>お疲れ様でした
ありがとうございます!また遊びにいらして下さい!

hikaruさん。
あの笑顔は本当に素敵でした。
最後に笑顔が見られて嬉しかった!

おりくんさん。
『仰げば尊し』『卒業制作』
両方とも、子供達が考えて行動に移したこと。心がこもっていました。
本当に成長したんですね。
観察記録、そこまで書かれていたんですね。
生徒ばかりでなく、由介の母親を探すことまでしていた。
ブック、読まれたんですね。
そこまで細かい設定があるとは。
ますます、真矢の過去が知りたくなりました。
Posted by ちーず at 2005年09月18日 23:20
tankoさん。
真矢にあれだけ鍛えられた子供達は、ちょっとやそっとじゃ
挫折することがないでしょう。
心の強さを育てるのはとても難しい。
それをやってのけた真矢は、すごいですね。

『いまを生きる』ずっと前に見ました。
でもよく覚えていません。(汗)
また感想を聞かせて下さると嬉しいです。

マサルさん。
少子化が叫ばれる中、ますます子育てしにくい世の中になるのは
解せませんね。
ちょっといまバタバタしているので、落ち着いたらリンクされたページを
読んでみます。

ぽたぽたさん。
『マハロ』は私の想像です。だから大ハズレかも!!
ただ話の流れからいくと、和美に大好き!と言われた返事。
つまり、『ありがとう』というニュアンスの言葉なのかなー。

Ellさん。
今までにない教師ドラマ。
真矢の言葉に耳を疑い、彼女が何を言おうとしているのか探り続けた3ヶ月。
とても考えさせられました。
最後の言葉、『アロハ』だとすると、子供達が決めた挨拶を真矢が口にするのは
嬉しいかも!

ひろしさん。
真矢の熱意、視聴者にも飛び火しているんですね。
もしもまた書くことがあれば、お知らせ下さいね。
真矢の微笑み、とても優しかったです。
>お疲れ様でした
ありがとうございます!
またお気に入りのドラマがあれば気軽にコメント入れて下さい!

ヨッスイーさん。
データを削除すること=卒業。
もうみんな、真矢の手から離れても大丈夫なくらい、成長したんですね。
和美たちの歌には思わず、あの真矢が涙をこぼしそうになった。
キっと上を向く姿に胸が熱くなりました。
またお気に入りのドラマでお話しましょうね!

HI−ROさん。
いじめに立ち向かう和美の姿。守ってくれる友達の姿。
子供達も真矢も本当に頑張りましたね。
そんな頑張りが、視聴者の心に飛び火するのって素敵ですね。
HI−ROさんの感想を製作者側の方が聞かれたら、とても喜ばれると
思います。
真矢の過去のドラマ化、私も熱望します!
もう真矢の真意はわかってしまったわけだから、やるなら過去ですね。
和美たちも卒業生として登場してくれたら嬉しいですね。

くろろんさん。
和美たちは、別々の道を歩き出しても、きっと支えあえる仲間でいられるでしょう。
心の財産ですね。
最後の笑顔。そうですね。子供達にエールを送ったのかもしれません。
和美と由介ですが、二人はお互いの宝物を交換したのだから
和美も由介のことを好きなのでしょう!
いつか和美が、章子のように、ボタンを下さいと告白する日が来るかもしれませんね。

manaさん。
素敵なエンディングでしたね。
真矢の言葉には毎回考えさせられました。
読み返していて思いついたことなどあれば、いつでもお話下さい!
記事の件了解いたしました。

やまかずさん。
DVDに、ダンスシーンが含まれるといいですね。
私もあのシーンが大好きで、毎回必ず最後まで見ていました。(笑)

まこさん。
遠慮するなんて寂しいこと言わないでくださーい。^^
遅くなってもお返事に伺うので、気軽にコメント残していって下さいね。
こちらこそ、いつもありがとうございます!

nkgw_Aさん。
はじめまして!
nkgw_Aさんの書き込みに、6−3組がまとまったのは和美がいたからだなぁと
再確認。
もしも和美タイプの子がいなければ、真矢の気持ちを理解しないまま
子供達は卒業していったのかもしれません。
>中学へ行きなさい
真矢らしい、「おめでとう」でしたね!

あずささん。
はじめまして!
引用のお知らせありがとうございます。
特別版、私も見たいです。期待!!

Feさん。
最終回を見て、お話繋がりましたか?
また再放送などあれば、是非チェックしてみて下さい。
真矢の過去、気になりますよね。ぜひとも真矢の過去編をを作っていただきたいです。

KAKI39さん。
はじめまして。コメントありがとうございます!
本当は、子供達にも真矢の笑顔を見せてあげたかった。
でも和美なら、「そんなの気にしない。」と言うかもしれませんね。
もう既に、強い信頼関係で結ばれているから。

天童先生の言葉ですが、判定するのは子供達ですが、
先生の方はそれを積み重ねていくように、一日一日、一人一人に
一生懸命対応していくんじゃないのかな。

本当に色々と考えさせられるドラマでした。
親の私は、親子の関係について、改めるべきところは直していこうと思いました。^^
>もし偉そうな発言だと思われましたら・・・
とんでもないです!是非是非、色々お話して下さい!
Posted by ちーず at 2005年09月19日 00:17
こんちは、ちーずさん。とうとう最終回が来てしまい、残念ですね。
このドラマは、脚本と天海さんの演技が抜群に良かったですね。
セリフ一つ一つに深い意味のある言葉を鏤め、名シーンを生み出した脚本。
そして、凛とした姿とかすかな顔の動きで喜怒哀楽を表現する天海祐希…。素晴らしかったですね。
24時間先生で居続ける、そして教師という職業を何より愛している真矢先生って、ある意味理想ですよね。
プロだからこそ、自信が持てるし、生徒も安心できるのでしょうね。
現実にはこんな先生はいないとは思うけど(いたら困る部分もあるけど)、
でも真矢の信念だけは参考にして欲しいですね。行動はしなくていいから。。。(問題になるし。。。)
Posted by 京女 at 2005年09月19日 02:09
私はラストの呟き、「アロハ」だと思いたいです。
マハロ、という説もいいんですが、それだとずっと敷かれて来た「愛しているという意味がある」という伏線が生きないし、いきなりで、不親切すぎる気がするので…。

それに、「ありがとう」より、やっぱり「私はあなたたちを愛していましたよ」という、マヤの真意が最後の最後にやっと見られた、と思いたいのです。

何にしても、もうマヤたちに会うことができないのが残念でなりませんが、ちーずさん、そして女王の教室ファンの皆様、アロハ!
Posted by ココア at 2005年09月19日 02:48
面白かったですね。僕は星一徹を思い出しちゃいました。
(彼もちゃんと通してみるといい御父さんなんですよ笑)
自分の信念の重なる部分が描かれている場面を見て
嬉しいやら、ちょっとくやしいやら!笑
いずれにしても、とっても楽しめました。
どうもありがとうございました〜!
Posted by けん at 2005年09月19日 03:24
今日が最終回だった。生徒の立場、親の立場、教師の立場、管理職からの立場で本当に受け止められ方の違うドラマであった。かつていい先生の代名詞であった「金八先生」・・・恥ずかしながら私も1作目、2作目の金八に感動して教師の道に進んだ。金八が教師の理想であった。しかし、今回の阿久津真矢もひとつの教師の理想でもあることに気づいた。冷徹無比な指導の裏には完璧なフォローがあり常に自分の信念を貫く姿勢・・・・私のような教師には到底できません。今日のドラマ中2箇所心に残るセリフがあった。「いい先生と思えわれるかどうかなんてどうでもいいですよね。 そんなことは10年後か20年後に子供たちがきめることなんだし・・・」「私は公立でしか教える気はありません。子供達に、学力や貧富の差がある難しい環境だからこそ、やりがいがあると思わないんですか?みなさん。」それからラストで合唱した「仰げば尊し」私の大好きな曲です。かつて私の勤めていた高校でこの歌を卒業式で歌おうとしたとき歌詞の中の「わが師の恩云々」に問題ありといい文句を言った組合の先生がいた。情けない話である。まあいろいろ書きましたけどこのように教育とか社会とかを語るにはいいドラマであったと思う。
Posted by naotae at 2005年09月19日 10:54
いつもストーリー中に挿入されているちーずさんの見解が楽しみだったんですが、今回は少なめでしたね。最終回とあって、すぐには気持ちの整理がつかなかったんでしょうか。^^
私の感想はだいたい皆さんが触れていることと同じなので、それ以外をちょっと。

援交の真似事で子供たちがピンチに陥るところですが、あの描写には感心しました。とにかく「容赦がない」
飛び出してきた由介たちを、「言葉で脅すこともなく」一撃で殴り倒す。おそらく由介たちには「大人なんてたいしたことない」という根拠のない自信、そして「自分たちのような子供を本気で殴る奴なんていない」という甘さがあったはずです。また、テレビゲームをやりなれていて自分たちがもっと強いはずだという錯覚、そして殴られるということへの認識の欠如。

子供たちは、一瞬で自分たちの幻想を打ち砕かれます。何の警告もなく。
「悪いこと、危険なことは必ず事前にわかるようになっているはずだ、誰かが教えてくれるはずだ。自分たちは避けることができるはずだ」
制作者は、普段どれだけ子供たちが守られた世界で生きているのか、それに比べて現実の社会はどうなのかということをこのシーンではっきり描きたかったのでしょう。そして、現実の社会を知らずに育った子供が無防備なまま自分たちから社会の暗部に足を踏み入れていく現実。目の前に在るにもかかわらず誰もが目を背けて誰ひとり口にしようとしないのだから、子供たちが自分たちが見たいと思う都合のいい現実しか見ようとしないのは当然といえば当然です。

ところで、殺されかけた真矢が男の足に突き立てたのはナイフじゃなくてボールペンだったように思うんですが(こっちのほうが痛いけど)。他のブログでこの真矢の自衛行為を「堀の中に通じる許せない行為」「これを罰する描写を入れないのはおかしい」と表現していた方がいらっしゃいました。どこまで今の日本社会は病んでいるのでしょうか。
Posted by Lacune at 2005年09月19日 12:09
今回このドラマを見終わって、たくさんの大切なことを、真矢から教わったと思います。
最終回で「将来のことばかり考えずに、今しか出来ないことを一生懸命やりなさい。」と言う真矢の言葉で、将来や先のことで不安になったりせずに、高校生の今しか出来ないことを、後々後悔しないよう、思う存分やろう、と思いました。このドラマは本当に最高でした!!!日テレさん、ありがとう!!!!
Posted by non-no at 2005年09月19日 14:36
最終話でのコメント書き込み2回目です。

Lacuneさんのご意見に同意します。

あの援助交際のシーンは、入れなければいけなかったとさえ思います。

子供達は、中学生になるんです。
現実に、援助交際が問題になっている年頃なんです。
最近は、妊娠の問題を抱えている小学生や、煙草が止められなくて苦しんでいる小学生もいます。小学生・中学生を狙って起きる犯罪の現実は、親が思っているほど甘くありません。

そもそも、自分の子供を夜の9時近くまで塾に通わせるのを非常識だと思わない親がいること自体が、問題なんです。このドラマでは、夜に子供達が集まるシーンが何度ありますが、非現実的でも何でもないということです。
夜遅く歩いていれば、当然、「いっしょにカラオケに行ってくれたら、1万円あげるよ」といった誘惑に引っかかることだって考えられます。子供は、「その程度でお金がもらえるならラッキーかな?」と軽い気持ちで承諾してしまい、その結果、監禁、レイプ、覚せい剤、殺人といった、真矢から受けた厳しい仕打ちの何百倍も悲惨な結果が待っているかも知れません。援助交際のシーンは、あれでもかなり甘めに撮られているんです。

アニメのように、小さい体の主人公が巨大な敵を倒すなんてことは、現実にはまず無いことです。無敵だと思っていた真矢でさえ殺されかけたんです。あのままだったら、殺されていたでしょう。ひかるが警察を呼んだから、あそこまでで済んだんです。
由介達は、思い知らされたでしょう。自分達がいかに甘かったかということ。先生や警察といった大人に守られることで安全に暮らしていること。浅はかな知恵では間違いを犯すこと。しっかりとした知恵を持つこと。真矢は、自分達の将来を思って厳しい現実を突きつけていたこと。

このシーンに目を背けてしまった親、テレビを消すなどして子供の目を塞いでしまった親には、真矢のメッセージが届かなかったんでしょうね。「目をつぶっていても何も変わらない。むしろ、状況は酷くなる」ということが解っていないということです。

子供に教えなくてもいい現実でしょうか。子供はまだ知らなくてもいいことでしょうか。
赤ん坊のときのように、常に親が傍にいるのならともかく、実際に子供が一人で社会に出歩いている以上、むしろ、「子供を守る」ためには、教えておかなければいけないことなのではないでしょうか。子供に、肝に銘じておいて欲しいことではないでしょうか。
現実の酷さから子供の目を塞ぐことが、「子供を守る」ことではないと思います。

真矢が相手の脚を突き刺したのは、正当防衛ですし、ボールペンですからね。塀の中とかどうとかいうのは筋違いですね。ナイフなら護身用でも問題はありますが、教師がボールペンを持ち歩いていたって、何の問題もありません。
あ、この辺は、学校での訓練シーンで、ナイフを持ち歩くのは護身用でも許されないということを指摘されて、ボールペンに変更したのかも知れません。
でも、ああいう状況のときにボールペンを使うというのも、知恵なんですよね。「ザ・ブック」の裏設定で、真矢が親友に裏切られて危機に陥ったことが書かれていましたが、そのときの経験が頭に浮かんだのかも知れません…。
Posted by おりくん at 2005年09月19日 16:58
ちーずさん、はじめまして。
真矢先生が
「私は、自分が素晴らしい教師だなんて・・・
 一度も思ったことはありません。
 どんな教師を素晴らしいというのかさえ・・・
 まだわかりません。」
といっていることがせめてもの救いですね。
いつか体罰を良しとしない真人間に
更生してくれることを望んでます。
Posted by 文月 at 2005年09月19日 16:59
こんばんは。コメントありがとうございます!

京女さん。
本当に難しい役を、天海さんは見事に演じきられたと思います。
真矢を真似るのは不可能でしょう。
彼女の指導方針は、彼女の経験から生み出したもの。
真矢がどうしてああいう教師になったのか。
それがとても知りたいです。

ココアさん。
子供達が生み出した挨拶、アロハを真矢は知っているだろうし、
それを真似したとしたら、素敵ですよね。
ココアさんにも、アロハ!

けんさん。
星一徹!
あまり把握していない私には、スパルタ父さんというイメージが大きいのですが
確かに納得する例えですね!
こちらこそありがとうございました!
また遊びにいらして下さい。

naotaeさん。
naotaeさんも先生なんですね。
「金八先生」とはまったく別のタイプの先生ですが、私も真矢の教え方にも
いろいろ教えられました。

親の役割であるしつけが、学校任せになっているケースが多いと聞きます。
私も偉そうなことは言えませんが、真矢は子供ではなく大人に怒っていたんだと
感じました。

Lacuneさん。
仕事が始まり時間がなく、とりあえず記事のアップをしました。
感想楽しみにして下さっていたとは、嬉しいです!
今回はコメント欄でみなさまにお返事しながら感想を追加していきます。

Lacuneさんの書き込みに考えさせられました。
由介たちの行動、なんて無謀な!とハラハラしていましたが、
彼らはそんな危機感、少しも感じていません。
男達に容赦なく殴られるシーン。あれは現実に近いのでしょう。
自分達を最強トリオと呼ぶ子供達。
あの時点では本気で大人に勝てる気でいたんですね。
きっと自分の力のなさを思い知ったでしょうね。
実際にケンカをする機会もなく、ゲームで自分の力を過信してしまう。
まさに、現代に起こりうること。現代病と言ってもいいのかも。

突き刺したのはナイフではなくボールペンでしたか!
訓練の時にポケットから飛び出したナイフと重なり早とちりしてしまいました。
早速訂正しておきます!

non-noさん。
主婦の私も、真矢のメッセージをしっかりと受け止めました。
お互い、がんばりましょうね!

おりくんさん。
うちの中学生も夜塾があり、親は当たり前のように送り出しています。
学校の勉強だけでは志望校に入れない、というのも矛盾した世の中ですよね。

文月さん。
はじめまして!
書き出してくださったそのセリフ。
真矢は自分自身、どういう教師が『素晴らしい教師』というのか、
答えを探しているんでしょうか。
もしも試行錯誤しているのだとしたら、彼女が変わる可能性もある、ということですね。

体罰についてですが、そもそも廊下に出すこと、席を立たせておくことも、
体罰にあたるんでしょうか。
宿題を忘れたり、答えられなかったとき、罰を受け、恥をかき、反省する。
それが次へとつながるんじゃないのかなぁ。

※『いま会いにゆきます』のレビューは明日の夜アップします。
Posted by ちーず at 2005年09月19日 18:35
 ちーずさん、トラックバックありがとうございました。自分のブログでは初めてトラックバックだったので「おおっ、これがトラックバックされるということか!」と、ちょっとした興奮を感じてしまいました。自分でも意味が分かりません。

 ちーずさんの詳細な内容紹介と丁寧なレスにより、このサイトだけでも多くの、そして深い意見が出されていますね。このドラマは「面白かったね」というだけのドラマではなく、「問題提起」のドラマだったと思います。それはおそらく子供に対してというよりも、大人に。「いいかげん目覚めなさい!」は、視聴者に、大人に、つきつけた言葉だったのかもしれません。

 レスにレスするのもご苦労でしょうから、これは流していただいて結構です。今後もこのサイトは拝見させていただきます。では。
Posted by nkgw_A at 2005年09月19日 21:39
「瑠璃の島」以来、袖殿のブログは意見しています。

終わっちゃいましたね。女族の教室。

目的が手段を正当化してしまっている点は、きちんと租借して解釈しなければなりませんが、マヤは紛れもなく情熱を傾けた素晴らしい教師ですね。ただ、生き方が不器用というか、「なんでそこまで?」ニいったところが・に共感を覚えました。SPで再会したいです。
Posted by たつや at 2005年09月19日 22:05
終わってしまいました・・・
今週から何を生き甲斐にしたら。。。大げさじゃあないですよ。ドラマ嫌いの俺がビデオに撮って何度も見返し、貴ブログで皆様の感想、見解等参考になりましたし、ドラマを楽しめました。且つ、そうしなければ完全理解できないほど「深い」ドラマでしたねえ。
ブックも買いましたし、DVD絶対買います!よく考えたら日テレの商魂にひっかかってますが・・・きっと最初からこの段階まで「想定済み」なのでしょう・・・
さて感想ですが、もう皆様さんざん書かれていますので同意見ということで省略しますが、一言。最後の真矢の「笑顔」がすごく衝撃的でした。あの先生が「笑った!」事件ですよ・・・
ちーずさんお疲れさま。
Posted by あき at 2005年09月19日 23:50
「女王の教室」からは、ちょっと脱線してしまいますが、体罰に関して、僕なりの意見を書いてみます。結構、口が悪いですがご容赦を…(^^;)
何がなんでも体罰は駄目という姿勢には、大いに疑問があるという立場です。

文部科学省(当時は文部省)の「教務関係執務ハンドブック」というものに、体罰に関する見解が書かれています。
よくもまあ、こんな馬鹿げた見解を文書にできるもんだなぁ〜と思います。
体に侵害を与える行為のうち、傷害を与えた場合は許されないが、傷害を与えない程度であれば許容される場合があると言っているわけです。こんなの、何の指針にもなりゃしません。

傷害を与えるかどうかなんて、結果論であって、やってみなきゃわからないじゃないですか。軽く平手で叩いたつもりでも、口の中を切ってしまったらNGですか。拳で殴っても、うまい具合に痕が残らなければOKですか。同じ人間でも、その日の体調によって、力の加減が変わったりするというのに。そもそも、教職課程で、どのくらいなら傷害を与えないで体罰を与えられるかなんて実習はないでしょう。このハンドブックの内容は、無責任な頭でっかちが書いたものですね。

「こいつぅ〜♪」とおでこや鼻の頭を突付くくらいじゃ、罰にはならないでしょう。罰という漢字は、「きつい言葉を網のように浴びせかけ、刀で切る」という意味から出来ています。苦痛を伴わなければ罰にはならないんです。刑務所に入っても、スイートルームで高級料理を食べてゆったりしているような毎日だったら、全然懲罰にならないですよね。

それでは、精神的罰ならいいのかというと、これも駄目だそうです。
居残りや宿題を出すのも、場合によっては問題があるとのこと。
「そんなことをして、君は猿並みだ」と言えば、名誉毀損で訴えられ、「そんな調子じゃ、社会に出てもやっていけないぞ」と言えば、不安を掻き立てたとして問題になるんでしょうか。
どんな罰ならOKなんでしょうか。どんな苦痛を与えるのなら許されるのでしょうか。そもそも、罰自体が駄目なんでしょうか。

罰がないなら、やりたい放題ですよ。子供はそういうことには敏感ですから。
お出かけのときやお客さんが来ているときには親は甘くなると気付いたら、このときとばかりに子供は小遣いをねだったり、おもちゃをねだったりします。実際、ファミレスや電車の中で騒いでも、注意もせずに放ったらかしの親の多いこと。子供に「扱いやすい親だな」と見下されていることに気がつかないんでしょうか。
子供は、特権を巧みに利用する知恵くらいはあるんです。

話は戻って、なんで体罰が問題になっているのかというと、罰と虐待を混同しているからだと思います。
傷害の有無といった結果ばかり重視するからおかしなことになるのであって、体罰に至った要因、体罰を行った目的、体罰の手段をもっと重視すべきだと思います。
大抵、子供の親が「うちの子が叩かれて怪我をした。キーッ!」とかわめき散らすので、傷害の有無ばかりがクローズアップされるのでしょうけれど、昔の親だったら、逆に、子供から先生に叩かれた話を聞いたら「この馬鹿たれが!」と子供を怒鳴りつけて、さらに「うちの子がご迷惑をおかけしたようで、どうもすみません」と、子供を連れて先生に謝りに行ったでしょう。なぜなら、昔は「人様に迷惑をかけるような人間にだけはなるな」が、躾の目的だったからです。

今の子供は、親にとって高級車やブランドバッグと同じなんでしょうか。傷をつけられることを非常に嫌うみたいです。
教師にしてみたら、傷つけているのではなくて磨いているつもりなのかも知れないのに。熱い鉄を叩くように、不純物を取り除いて硬くしようとしているのかも知れないのに。親は、一面だけを見て、目的を知ろうとしない。

罰は、苦痛を伴ってこそ意味があるものです。体罰は、痛覚を使って効果的に苦痛を与えることができる、罰の1手段です。
ただし、顔を叩くのなら、相手が失明してしまった場合は自分の目を抉る覚悟を持つべきです。その覚悟がないのであれば、顔を叩くべきではありません。脚でも腕でも同じです。
罰は苦痛を与えるものですが、罰が終わった後は苦痛から開放されなければいけないからです。
Posted by おりくん at 2005年09月20日 00:15

最終話は、話が少しだれていた、予定調和だという意見もありますが、
なにはともあれ最後の場面は印象的でした。

和美は、真矢に、「先生はほんとはいい先生なんじゃないんですか」(10話)との問いにどうしても答えてほしかったのですね。(このあたりのしつこさは和美らしいですねぇ)
それで、真矢にアロハの意味を問うことによって、アイラブユーといわせます。
和美の満面の笑みに、真矢は和美の意図を悟ったのでしょう。

「私はあなた(…6年3組のあなたたち、…受け持った生徒全て)が好きなの」

あくまでも鬼教師に徹していた真矢にとっては、和美にしてやられたとのと苦笑
そして“感謝”の笑み…「マハロ」

そう解釈しています。いいラストだったと思います。

いい先生であったかどうかは、10年後か20年後に、子供達が決めればいいという科白がありましたが、
やはり受け持っているその時に、「先生ありがとう」と生徒に言ってもらえる喜びは、なによりも教師のモチベーションになるものでしょう。
真矢だってそうでしょう。

今、自分が教師である、その喜びがあの笑みによく表れていて、本当によいラストシーンだと思います。
天海さんの笑顔は本当に素敵でしたね
(続いてのエンディング−EXILEのEXITも今更ながらなんですが、なかなかよい歌詞ですね)
Posted by nagoya74 at 2005年09月20日 10:02
ちーずさんこんにちは
私も素敵なラストだと思いました。
真矢の笑顔が見られてよかったです。
24時間、生徒たちを見守り続けていたなんてすごいですよね。
勇介の母親を見つけてきたのも
よかったなと思いました。
Posted by まりこ at 2005年09月20日 13:59
女王の教室の最終回、最後まで魅せてくれましたね。
とてもいい締めくくり方をしたと思います。
真矢のメッセージが、真矢と一緒に行動してきた子どもたちには、心に響いたことでしょう。
そして真矢にとっても、忘れられない子どもたちとなったでしょうね。
最後の天童先生の変わりようには笑ってしました〜。
Posted by lavish at 2005年09月20日 14:44
こんにちは!わたしは6年生で馬場ちゃんが大好きです。馬場ちゃんに会えなくてさびしい。。。家のビデオがこわれていて録画ができなかったので、ここのホームページを見て、またとっても感激しました!
みなさんのコメントも楽しく読ませてもらいました。
Posted by 馬場ちゃん大好きっ子 at 2005年09月20日 16:18

はじめまして。

毎回女王の教室が終わった後
読ませていただいていました。

最終回の真矢の見せたあの笑顔
最高でしたね!(^□^vv)

それと・・・話は別ですが、
真矢って教育センター行き??
なんでしょうか・・そこだけ気になってるんです(汗

ではでは失礼いたします。
Posted by みなみ at 2005年09月20日 22:05
ちーずさんこんばんは^^
お言葉に甘えて、性懲りもなくまた遊びに
来てしまいました^^;

「女王の教室」の最終話は今クールで
最高の視聴率だったようです。
それだけ、関心が高かったことなんでしょう
ね。

 是非ともDVD化してほしいです。
もちろん買った人には特権(おまけ)を与えると言うことで・・・(笑)

 それと、「女王の教室2」は視聴者が阿久津先生の意図を知ってしまったので、他の方もおっしゃってますが、続編と言う形で、六年三組の教え子のその後や、阿久津先生があのような教育をするようになった過程を知りたいです^^;
それでは失礼しますm(__)m
Posted by たか at 2005年09月20日 22:30
こんにちは。再び書き込みします。

この前にも話した「良い先生かどうかは、生徒が10年後、20年後に決めることだ」ということについてですが、nagoya74さんがうまくご説明されていました。
やはり、一緒にいるときに共感や感謝の言葉を交わせることに越したことはないですよね。人間関係が薄弱になりがちな現代には、なおさら大切なことだと思いますよ。

おりくんさんの体罰についてのご意見には、共感しています。
体罰を否定する方々に聞いていただきたいですね。阿久津先生の言葉を。
「未完成な人間にコビを売ったり、甘やかしたりしてどうするんですか?罰を知らないで育った子どもは、社会に出ても事件や問題を起こす人間になりかねません。そういう人間を作らないために学校はあるんじゃないんですか?」
大人が罰を与えることを恐れ、子どもが大人をなめるようになる。すなわち尊敬しなくなる。大人を見下して、自分の未熟さに気づかないまま、大人になってしまう・・・。こんなことでいいのでしょうか?

独自のスタイルを崩さず、社会の歪みを批判し続けた『女王の教室』は、素晴らしいドラマだったと思います。

『女王の教室』のパート2が出るといいですね。たかさんのおっしゃったように、阿久津先生の過去や教え子のその後も描いてほしいとは思いますが、私は再び阿久津先生が担任するクラスの話にしても良いと思います。学年や環境によって、クラスの様子は全然違いますから。私的には、低学年のクラスを担任するのを見てみたいです。
では、失礼します。
Posted by KAKI39 at 2005年09月20日 23:42
いや〜泣きました。学園ドラマで泣いたのは初めてです。
視聴率も25.3%とすごかったですね
見逃していた人も多いのでDVD化が待たれます
Posted by あんぱんち at 2005年09月21日 01:17
最終回を見逃したので、再放送又はビデオが出るまで待つか・・・と、ほとんどあきらめてましたが・・・・このブログに感謝です。
文章を読みながら、頭の中で映像が駆け巡り、泣きながら一気に読ませてもらいました。
最後までテイストを崩さず(スポンサー関係でいろいろ大変だったとか)一貫したメッセージを送り続けたこのドラマは、自分を振り返るいい機会となりました。(最近たるんでいるぞ俺!!!)
子供が成長する過程で絶対見せたいドラマです。
早くDVD化するといいですね。
Posted by パトラ at 2005年09月21日 01:49
ちーずさんこんにちわ。
本当に終わってしまいましたね〜。
なんだか寂しいです。このドラマは本当にいろんなことを考えさせてくれたドラマなので私はとてもよかったなと思っているのですが、いろいろと批判もあったりして、
ブログを書くのもちょっと抵抗がありましたが、やっぱり書いててよかったな?
と思いました。
子供たちも真矢の教えをちゃんと胸に刻んで新しい未来に向かって踏み出してくれて本当によかったと思いました。

スペシャルやってくれないかしら・・・
Posted by みのむし at 2005年09月21日 11:10
こんにちは。コメントありがとうございます!

nkgw_Aさん。
初トラックバック、光栄です。^^
私もここでみなさんのコメントを読み、『女王の教室』の理解が深まりました。
レスも楽しみの一つ。
最近はちょっと忙しくなってしまい、ゆっくりお返事出来なくて申し訳なく
思っています。
nkgw_Aさんも又遊びにいらして下さいね!

たつやさん。
『瑠璃の島』以来のお付き合い、ありがとうございます!
今回、真矢には真の教育とは、という答えを探しているような発言があり、
私も彼女はスーパーマンのような存在ではなく、自分の真意を信じながらも
手探りで答えを探している姿勢に好感を持ちました。
SPがあるとしたら、真矢の過去をじっくり描いてほしいと思っています。

あきさん。
ドラマが苦手な方を夢中にさせるなんて、すごいドラマでしたね。
私も皆さんの感想に視野が広がりました。
ラストの真矢の笑み。
私も、その直前から「笑え!笑え!笑えーー!笑ったーーー!!」と叫んでました。(笑)
お疲れ様を、ありがとう!
またお気に入りのドラマを見つけたら遊びにいらして下さいね!

おりくんさん。
おりくんさんが書かれた体罰について、に私も賛同いたします。
>罰がなければ子供はやりたい放題
本当にその通りです。子供は大人の顔色をよく見ていますからね。
自分も子供のときは大人の空気を敏感に感じ取っていましたもん。(笑)

>罰と虐待の混同
このご意見にも賛同いたします。
これと似たようなことで、叱ることと怒ることの違いがあります。
私は、叱るというのはしつけ上必要なこと。
怒るというのはそのときの感情で、という風に、境界線を引いています。

おりくんさんの意見、私の言いたいことをすっきりまとめて書いて下さっています。
番組は終わってしまいましたが、いつでもコメント、TBして下さい。

nagoya74さん。
和美は真矢に「I love you」と言わせたかったんですね。(笑)
そして和美は、先生に大好き!という気持ちを伝えた。
本当に和美らしい。
私はnagoya74さんがおっしゃるように、真矢のあの笑みには
してやられた!という気持ちと、大好きと言われ、素直に喜びを表した意味もあると
感じました。
EXILEのEXITと天海さんたちのダンスシーン、切っても切り離せないぐらい
イメージが強く結びついてしまいました。(笑)

まりこさん。
由介のお母さんの存在をすっかり忘れていた私。(笑)
最後に会えて、良かった。
由介も戸惑いながらも嬉しそうでしたね!

lavishさん。
そうですね。真矢にとっても、6−3ほど真矢のメッセージをしっかりと受け止めてくれた
クラスは他になかったのかもしれません。
素敵なラストでした!

馬場ちゃん大好きっ子さん。
和美たちと同世代なんですね!
馬場ちゃんも、最初の頃と比べるとすごく成長しました。
もしも真矢のクラスにならなければ、友達と打ち解けるきっかけも
見つけられなかったかもしれません。
永井杏ちゃんの今後の活躍にも期待です!

みなみさん。
>真矢の再教育センター行き
その辺、ちゃんと描かれていませんでしたね。
「教育委員会から再教育センターに送るよう正式に通達が来た」と教頭先生が言っていたので
きっとそうなのでしょう。
4月になり和美とすれ違った真矢は、再教育センターに向かっていたのかな、と
想像しました。

たかさん。
視聴率、25.3%だそうですね!
私もDVD化希望!特典希望!!(笑)
続編またはSPでは、真矢の過去を見せてほしいな〜!

KAKI39さん。
KAKI39さんのコメントを読み、真矢が新たなクラスを受け持つ姿を見るのも面白いかも、と
思いました。
真矢の教育方針は視聴者に伝わったのですから、今度は真矢の意思を噛み砕く
和美のような役割を果たせる子がいないクラスを見てみたい。
他の方へのコメントへのレスもとても嬉しいです。
また遊びにいらして下さい!

あんぱんちさん。
私のところでも、途中から見始めた方が沢山いらっしゃいました。
是非、最初から通して見ていただけるようDVD化を希望します。
私もまた最初から見てみたいです。

パトラさん。
お役に立ててなによりです!
これだけ取り上げられているドラマですから、きっとDVD化されると思います。
批判にも負けず、メッセージを伝え続けた製作者様には感謝!
続編、SPの企画も検討していただきたいですね!

ドラマは終わってしまいましたが、引き続き
感想・意見など、気軽にお書き込み下さい。^^
Posted by ちーず at 2005年09月21日 11:43
『和をもって尊しとなす』
 今から1400年以上前に、聖徳太子が定めたといわれる、17条憲法の一番最初の文章です。 女王の教室はまさに、クラスの和・家族の和・先生達の和等、和が大事な要素になってた気がします。 卒業文集の友ってやつだって、クラス全体の和の証明ですよね♪ ああいう、クラスみんなでまとまれるクラスに、1回でいいから入ってみたかったなぁ・・_| ̄|○ 個人的には、途中では6年3組の誰かが自殺して、それでクラスがまとまって鬼教師を戦う・・みたいなダーク系のシナリオを予想してたんだけど・・見事にいい方に裏切られましたw なんか、最初は明るく見せてるけど実は弱かった和美達が、仲間との和を通じてどんどん強くなっていきましたね。 私は和美みたくはなれないかもだけど、進藤さんみたくなってみたいなぁ・・って余計無理ですけどねぇ~(=^‥^A アセアセ・・・ 馬場ちゃんが関の山です・・ww

 さて、ひとつ私から質問なんですけど、皆さんはこのドラマでどこが一番の名場面だと感じましたか?? やっぱり、卒業式の日の生徒達と真矢の別れの場面とか、真矢が微笑んだ場面とか・・あげる人が多いのかなぁ? 個人的には第10話で真矢が生徒達に『一人一人の人間の持つ家族や、愛や、夢や、希望や、思い出や、友情を奪う権利は誰にもありません。残される遺族の、苦しみや、痛みや、悲しみを与える権利も誰にもありません。だから人を殺しちゃいけないんです!』って言う場面が一番良かったです。 真矢のセリフに感動・・・日本の名言の1つとして、後世にずっと伝えていってもいいくらいの、セリフだと思いますよ・・ww その後に続く『犯罪を犯した人間は、必ず捕まります。逃げることが出来ても、一生その呵責に苦しみます。周囲の人間からは見放されます。死ぬまで孤独です。
もういいことは一つもありません。二度と幸せになんかなれません!』っていうセリフが、また良かったです。 6年3組の子役の子達は、まだ小学生とか中学生の子達で、リアルでも過ちを犯しやすい年頃だと思うけど、真矢先生のこのセリフを間近で聞いてただけに・・犯罪は絶対できないかもですww 何故、イジメがいけないのかも・・考えてみれば同じですよね。 『一人一人の人間の持つ愛や、夢や、希望や、友情を奪う権利は誰にもありません。一人一人の人間に、苦しみや、痛みや、悲しみを与える権利も誰にもありません。だから人をイジメちゃいけないんです!』 もし、誰かになんでイジメはだめなんですか?って聞かれたら、私はこう答えると思います。 真矢先生の受け売りだけど・・~(=^‥^A アセアセ・・・

 他にも女王の教室には色んな名場面がありましたね。最後に、私が感動した各キャラ一番の名セリフを紹介しておきます。

和美:『このままじゃ、何で同じクラスになったのかわかんないじゃん、私達。6年3組24人が同じクラスになったのは、運命なんだよ、絶対。だったら友達になりたいじゃん。仲良くしたいじゃん。楽しい思い出いっぱい作りたいじゃん。何でそう思っちゃいけないの?あんたは、この一年捨てたとか言うけど、じゃあ、今日一日は、何もなかったことになるわけ?私は今日のこと忘れないけど、あんたはすぐ忘れるわけ?私は、クラスがこのままバラバラで、何の思い出もなく卒業するなんて嫌だから。絶対嫌だから!』(和美ちゃんの一杯あったセリフの中でも、一番和美らしさが出たセリフだと思います。しかも、このセリフが使われた第5話では、和美ちゃんへのイジメが本格的に描かれた回なのに・・このセリフ。 すごいと思いましたw)

由介:『お前らみんな最低だよ!弱虫だよ!卑怯だよ!!・・・って、俺もこの前神田に言われたんだけどね。こうも言われたよ。俺達が同じクラスになったのは、運命じゃないのか。何でみんなと仲良くしたらいけないんだって。いい思い出作ろうとして何が悪いんだって。このままクラスがバラバラになるのは、絶対にいやだって。お前らさ、あいつの言うこと、正しいって思わないのかよ?みんないい加減目覚めろよ!俺達が真矢の言いなりになったから、こんなことになったんだぞ!クラスメートってさ、みんなで守るもんじゃないのかよ。』(第6話でイジメの結果和美が怪我してしまった直後に、由介がみんなに言うセリフです・・マジにかっこよくて、言いたいこと言ってくれて、スッキリさせられました・・w)

ひかる:『親友が困ってるの、ほっとけませんから。』(ひかるらしく短い文章の中に、固い決意を感じさせるセリフですよね。)

由介のおじいちゃま:『みんな素敵なお子さん達じゃありませんか。自分の悪いところは認めたうえで、こうやって一生懸命親御さんたちに、自分の気持ちを伝えようだなんてね。このクラスが素敵!こんなにお友達のことを誉めたり、思いやったり。他人のことなんてどうでもいい、何でもかんでも人のせいにしようって世の中なのにね。』(視聴者の想いを、素直に言葉にしてくれたとてもいいセリフだと思います。また、出てきて欲しいなぁ・・おじいちゃまw)

優:『体弱くて情けないけどさ、私はあんたの味方だからね。いつでも。』(第4話から・・親友に絶交されて一人になった和美にかけてあげた、優しいお姉ちゃんらしいセリフ。)

 色々あるもんですよねぇ・・wちーずさんが好きなセリフとかもあったかなぁ?w 最後に・・凄く長くなっちゃってすいませんo(_ _*)oペコリ 後、最終回・・昨日動画DLして見たばっかなので、感想遅くなっちゃってすいませんでしたo(_ _*)oペコリ なんか、今日のニュースで女王の教室の続編&映画化の話しでてたので、多分女王の教室の続編&映画でると思いますw どんな映画になるんだろ??和美ちゃんとかもでるんですかねぇ・・w

 あ・・それと、できたら女王の教室のサイドストーリーみたいなの考えてみたいなぁって思ったんですけど・・どんな話がいいですか?w ドラマ中では描かれなかった、修学旅行とか・・和美の中学になってからの話しとか・・ww どんな設定がいいかなぁって思ってるんで、読みたいのあったら教えてください(*゚ー゚*)bネッ!w
Posted by さくら at 2005年09月21日 12:38
ちーずさん 取り合えず先ず 『お疲れ様でした!』とうとう終わってしまいましたね (寂しい・・)真矢が天井をあおいでまで涙をこらえ、最後まで聴いて 『いつまで感傷に浸っているの?』 『早く中学へ行きなさい!』 真矢らしい!と納得 だけどやっぱり最後の最後に見せてくれましたね!振り向いたその頬が 緩んだ さっ!いくぞ!いくぞ! 笑ったーーー!!!バンザイ!って感じでした。今から SP やDVDが待ちどうしいです。DVDには是非エンディグの天海さんのダンスがフルで収められていたら!!と期待してるのは私だけ?とにかく お疲れ様でした。又楽しみにしてます。
Posted by めいまま at 2005年09月21日 18:37
ちーずさん、女王ファンのみなさんアロハ♪
『女王の教室』高視聴率おめでとう☆
すごく嬉しかったです。でもやっぱ最初から見てほしいなぁ 最終回だけ見たしと多そうだし
だから再放送希望 土曜九時に(笑

個人的に好きな話の回は四話でしたね。
和美追い込まれてく姿はかわいそうでしたが
見ごたえはあったと思います。
映像も美しくて雨の中で和美が赤い傘を差して歩いてるシーンだけで何回見たか
最後のシーンは誰も頼れる人がいない時の
優の言葉がすごくよかった。
姉妹愛ってすばらしい。泣きましたね。

真矢の言葉は全て心に響きましたね。
いろんな事を考えさせられましたし
生きてく糧となりそうです。
弱気になったり不安になった時
真矢の言葉を思い出そうと
あぁDVDほしい(笑
全て録画してないから余計にほしいよぉ

女王のサイドストーリーがあるとすれば
やっぱ修学旅行とか運動会とか
でも和美があんま盛り上がらなかったって
言ったけど見てみたいなぁ〜
真矢も行ったのかな どんな感じなんだろ

続編とかスペシャルやる前にメイキングが
見たいなぁ
やっぱどんな風に撮影したか見たいし
情報ツウで少しやったけど面白かったし
NGシーンも見てみたい。

映画化の話もあるみたいですね。
スクリーンに映る真矢の姿迫力ありそう(笑

どんなんなるかわからないけど>続編とか
日テレさんに期待ですね。
Posted by HI-RO at 2005年09月21日 19:07
裏番組に「日本の歴史」を扱った強敵がいたのにもかかわらず、高視聴率だったようですね!25.3%という数字ですが、このドラマに関しては、親子でいっしょにご覧になっていた家もあると思いますので、実質はもう少し高いかも知れません。

映画化ですかぁ。脚本を一から書き直さないといけないでしょうね。しかも、テレビを超えなければいけない。でも、時間は長くても3時間に収めないといけないので、かなり難しい作業になるでしょうね。
真矢の過去や、運動会や修学旅行といったエピソードをスペシャル番組でやるほうが、実現性は高いと思います。特に、真矢の過去は波乱万丈ですから(ザ・ブックを読む限りでは…)。

さて、話はガラッと変わるのですが、「犯人探し」です(^^;)。誰が、教育委員会に告発したのか?
最終話の、真矢の話を思い返していて、もしやと思ったことがあります。以下は、それをもとにした想像です。

ホームページに書き込んだのは、他クラスの子供の親でした。

「うちの担任は、何か頼りなくて不安だ。それに引きかえ、6年3組は成績も優秀らしいし、担任も素晴らしい先生だそうで…この調子で、うちの子大丈夫かしら。私立に受からなかったりしたらどうしましょう…3組に当たったお宅だけ良い思いして、なんか不公平な感じがするわぁ。」
そう思っていたところへ、3組の子供と仲のいい自分の子が、3組の子から聞いた話を親にしたところから、親の嫉妬心に火が点きます。

「ねえ、ママ。3組は毎週月曜日にテストやるんだって。テストの点数が悪いと、雑用係をやらされるんだって。怖いなぁ〜。」
「え?…何それ。3組は、そんなことやってるの?へぇ〜…ふーん。それはいけないわよねぇ。いけないわ。うん、絶対いけないわよ!許せない。児童虐待よ!そんな先生は辞めてもらわなきゃ!教育委員会に訴えないといけないわ。」
という風に、不安な心が妬みを生み、そこへ舞い込んできた噂を、真実を確認することもなく真に受けて、人を傷つける行為に発展していくわけです(真矢は、そういう人にはなるなと言っているわけですが…ある意味、見えない告発者に向けて、皮肉を言っているのかも(^^;))。

告発内容が妙に詳しいのは、3組の子が友達に真矢のことをよく話していたから。でも、真矢の意図や前後関係については理解していませんので、「○○された」という話だけが一人歩きしています。
例えば、和美がトイレに行かせてもらえなかったというのは、正確ではありません。真矢は「行きたければ勝手に行きなさい。その代わり、もうテストに戻ることは許しません」と言っています。これって、入学試験でも資格試験でも、当たり前のことですよね。和美自身が、トイレとテストを秤にかけて座ったんです。でも、教育委員会が把握していたのは「トイレに行かせてもらえなかった」でした。そこの部分だけが噂として広まったということです。「夏休みに、無理やり学校に来させた」というのも事実と違いますね。真矢は、夏休みに学校へ来なかった和美達の家に、「子供を登校させるように」という電話もしていない様子でしたから。

優が和美に話していた「阿久津真矢の教室では、信じらんないような、恐ろしいことが、いーっぱい起こるんだって!」とか「ボコボコにしたんだって」というのも、前後が省かれて刺激的な表現だけが広まっていく一例ですね。優は、真矢のクラスになったことのある人から直接聞いたはずなので、もっと詳しく聞いていると思うんですけれど、話を聞いていて「どうでもいい」と感じた部分はフィルタでカットされて、面白可笑しく加工されちゃうんでしょうね。

真矢は、噂に振り回されて右往左往し、事実確認を詳細にではなく○×風の事務的確認しか行わず、その挙句に全てを知っているかのような顔をして安易に判断を下す、そんな教育委員会を馬鹿にしているようです。
調査にきた教育委員会の刺客に向ける真矢の挑戦的な目には、「あんた達のような思考停止人間に媚を売ったり命乞いをしたりするつもりはないし、子供達のためにも、信念を曲げて圧力に屈するようなみっともない姿を見せるわけにはいかないんだ」という強い気持ちを感じました。
Posted by おりくん at 2005年09月21日 20:33
ありきたりな言葉ですが、とても感動しました。真矢がパソコンで一人一人の名前を呼んでデータを消すシーンと馬場ちゃんデザインの卒業制作に加えられた真矢の絵の場面など、ぐっときて涙が出てきました。

ちーずさんと同じくここでCM入れないで!と思うこともありましたね(笑)。明治製菓(ショパンというお菓子はおいしかった)とコカコーラは許します、なんて。

最初から欠かさず見てきて本当に良かったと思います。
Posted by ユズヒコ at 2005年09月21日 20:55
上のコメントの付け足しです。

教頭先生が言っていましたね。
「全校の保護者達が、騒ぎ始めている」と。
でも、真矢のクラスの保護者達については、教育委員会の訪問があるまでは、騒ぐどころか真矢を信頼していたと思います。和美の両親も、初耳のことがあって慌ててはいましたが、前みたいに保護者が乗り込むという行為は(少なくともテレビの演出上は)ありませんでした。
3組の子供達の親としてみれば、酷い内容の噂と、以前よりも増して生き生きしている自分の子の様子を見比べて、困惑しているというのが本当のところではないでしょうか。
この辺、3組の子供の保護者と、他のクラスの子供の保護者との間に、かなり温度差を感じます。
いつの間にか、「3組包囲網」が形成されていたのかも知れません。
Posted by おりくん at 2005年09月21日 20:55
こんばんは。「女王の教室」は、僕も3話から観始めましたけど、最終回までほぼリアルタイムで観ていました。
観る人によって評価は割れるけど、僕はドラマ殿堂入りするくらい、飛び抜けて優れた作品だと思います。それだけ、メッセージ性がきちんと出ていたし、脚本やキャスト選びも完璧だから。

さて、好きな場面ですが、僕は次の2つ。一つは、5話で和美ちゃんが阿久津先生に「ひとりぼっちになっちゃったじゃない!」って涙ながらに訴える場面。2人のやりとりがあまりに上手いから、未だに印象に残っているけど、それと同時に、阿久津先生に対する和美ちゃんの意識を変える切っ掛けとなったから。
もし、これがなかったら、6年3組はずっと空中分解していたままでしょうし、ましてや、最終回で「仰げば尊し」を歌う事など夢のまた夢。その意味でも、この場面はとても重要だと思います。

もう一つは、9話で進藤ひかる親子が手を握った場面。手を握るということは、相手を信頼している証拠。それまで母親に不信感を抱いていて、まともに会話すらしようとしなかったひかるが、ああいう行動をとった事にびっくり。ひかるが大きく成長した証ですね。
生徒の成長をしっかり描いている点がこのドラマの良さですが、この部分が成長について一番よく描けていたと思うのです。なので、これを選びました。
Posted by ひろ at 2005年09月22日 00:19
ちーずさん、こんにちは!
コメントの数に驚きました。
公式より反響がすごいんじゃない?
きっとPVもすごかったと思われ・・・。

皆さんみたいに多くを言えなくてすみません。
ただ、「マハロ」のところ。
「ああ、なるほど!」と思いましたよ!
確かにそんな風に口が動いていました。真実は?
私は「マヨ」だと思いました。意味不明のまま(笑)。
Posted by ads(あず) at 2005年09月22日 02:56
好きなシーンですか〜。いろいろありますが、このドラマのターニングポイントとして印象に残っているシーンは、水を被って帰ろうとする和美と、その前に立ちはだかる真矢とのシーンです。

「くやしかったら、自分の力で何とかするのね。自分だけの力で」と、言葉の上ではあくまでも和美に対して厳しく接するものの、眼差しや声のトーンからは「この子なら、きっと出来るはずだ」という和美への期待と「ちゃんと見守っているから、頑張ってやり遂げなさい」という愛情が溢れています。和美の両手を掴んでいる姿も、厳しくも見えますし、優しくも見えます。
とても難しい演技だったと思いますが、天海さんはさすがですね。

由介に卒業証書を渡したことを和美に伝えたのは、和美を由介の家に行かせて由介を説得し、二人がパートナーとなって、クラスを引っ張っていって欲しかったからだと思います。しかし、和美は由介と喧嘩してしまいました。二人の喧嘩は、真矢の想定にはなかったでしょう。真矢は、由介が和美にとって大切な存在になるということに気付いて欲しかったのではないでしょうか。誰に言われるでもなく、自分で気付いて欲しかったのだと思います。真矢は、内心ヒヤヒヤしていたかも知れません。和美が気付かないようなら、なんとかして由介に意識を向けさせようと画策していたかも。

和美は、真矢に言われて何かをしなければと思いはするものの、何もアイデアは浮かばないまま、とぼとぼと商店街を歩いています。

そこへ、ドンピシャのタイミングで由介のおじいちゃんが登場!(おかげで、真矢の手間が省けました(笑))
おじいちゃんから、タタッキーのことを聞いた和美は、行動を始めます。ここから、和美も6年3組もこのドラマも変わり始めるんですね。

そもそも、真矢が和美に注目したのは、真矢が由介の親のことを話していたときに、和美が由介を庇ったシーンだと思います。
真矢だって、好きであんなことを言っていたわけではありません。おちゃらけて現実から逃げている由介に、現実から目を背けて欲しくないからだと思います。真矢は辛かったと思います。真矢は、あそこで立ち上がった和美の、友人を守ろうとする強さに救われ、和美の「こいつには良いところがいっぱいある」という優しい心に希望の光を見たんです。
和美を見る真矢の目、赤くなっていました。
Posted by おりくん at 2005年09月22日 08:07
こんにちは。コメントありがとうございます!

さくらさん。
真矢が教えたかったのは和・・・なるほど!
確かに今はどの環境においても、和が乱れているのかもしれませんね。

好きなシーン、沢山あります!
ラストの微笑み、子供達の投げかける質問に答える真矢。
さくらさんが上げられたセリフ、どれも心に残っています。
あと一つ、好きなシーン。
それまで逃げてばかりいた和美が家族とケンカし
家を飛び出したシーン。
そんな和美を真矢は待ち構えていて
(心配して見に来ていたのですね・涙)
和美の闘志に火をつける。
真矢の真意を確信させてくれた、とても好きなシーンです。

私は真矢が過去に受け持った、あの少年とのストーリーが見てみたい!
とても重いテーマなだけに、難しいかな。
教師になりたての、希望に満ちた、しおりチックな真矢が、試行錯誤しながら
今の真矢へと変わって様を見てみたいです。

めいままさん。
真矢の涙をこらえ天井を見つめるシーンも良かった!
私も、真矢の最後の微笑みが出るまで、めいままさんと同じ心境で、
あの微笑に「やったぁ!」と思いました。(笑)
DVDには是非あのダンスシーンを入れてほしいですね。
毎週最後の最後まで視線を外すことなく見てました。(笑)
ねぎらいのお言葉をありがとうございます!
また遊びにいらして下さいね!

HI-ROさん。
アロハ!
この番組、その時間帯に再放送したとしても、視聴率取っちゃいそうですね。(笑)
HI-ROさんが上げられたシーン、印象に強く残りました。
真矢の、先生とは思えないセリフ。
どれも厳しさの中に愛情が込められていて・・・
平和ボケしている私達に、必要な言葉なんですね。
NGシーン、見てみたいです。企画はあるのかしら!?

ユズヒコさん。
CM問題ありましたもんね!
明治製菓さんとコカコーラさんには拍手!!
データを消すシーン。
真矢は毎年ああやって、受け持ちの生徒一人一人の
顔を思い浮かべながら、卒業の儀式をしているんでしょうね。
真矢が受け持った過去の生徒達がどう成長しているのか
見てみたいです。

ひろさん。
私もこのドラマ、殿堂入り決定です。(笑)
ひろさんが上げられた2つのシーン、両方とも
心に残っています。
とくにひかると母親の距離が縮まったあのシーンは
良かった。ひかるに子供らしさが戻り、嬉しくなりました。

あずさん。
おぉ!あずさんのお言葉、心強い。(笑)
真実はどうなんでしょうね。
『アロハ』の「アロ・・・」と和美に釣られて
つい口に出てしまい、
「私としたことが、あの子にやられたわ。」
という嬉しさからの笑みだったのか、
同じハワイ語で和美に感謝の気持ちを送ったのか。
山口百恵さんの『美・サイレント』ばりに
気になります。
(知ってる人は少ないだろうなー。笑)

おりくんさん。
教育委員会に書き込んだのは別のクラスの親。あり得ますね!
噂話が、その過程や大切なことを省いて伝わっていく。
実際によくあることですよね。
おりくんさんのコメントを読み、私もブックを
注文しました。早く届かないかなぁ。(笑)
おりくんさんのコメントを読み思ったことがあります。
真矢が由介のプライバシーをぶちまけたシーン。
『人を殺したらいけない理由がわからない』生徒に
痛みを教えようと殴った真矢。
両方とも誉められた方法じゃないのかもしれないけど、
現実を教えようと真矢なりに沢山沢山考えての
結果なのかもしれない。
そんな風に考えました。
Posted by ちーず at 2005年09月22日 09:56
ちーずさん こんにちは
コメントの数の凄さに このドラマの反響の強さを感じます。スポンサーの問題や 抗議の多さに 脚本変えられそうな勢いもあったけど この反響 嬉しく思います。だらしない大人へのメッセージとも受け取れましたが、家は結構 子供もハマリまくりでしたけど・・・(笑)
山口百恵の『美・サイレント』につい反応してしまいました。確かあの頃『友和』って言ってると噂になり結局めでたく御結婚されましたが、『情熱』と『ときめき』と言っているのだと 聞いた記憶があります。くだらない事ですみません。
こんな ドラマが又出てくるのかな???と思いながら 私もこの作品は”殿堂入り”決定です。(笑)
Posted by めいまま at 2005年09月22日 11:01
めいままさん、こんにちは。
本当にたくさんのコメントをいただきました。
ドラマを見ていろいろ考え、みなさんの書き込みに
考えが広がりました。
こういうドラマはめずらしいんじゃないかな。

『美・サイレント』の『友和』説は知らなかった!
私も、『情熱』と『ときめき』と聞きました。^^

こういう、視聴者をひきつけてくれるドラマに
また会えるとうれしいですね。
Posted by ちーず at 2005年09月22日 13:24
ちーずさんおはようございます。文月です。
ドラマからはなれ、体罰についての私の考え、
信念を知っていただければと思いコメントいたします。

>体罰についてですが、そもそも廊下に出すこと、席を立たせておくことも、
体罰にあたるんでしょうか。

私は体罰にあたると思っております。
また子供の学習権の侵害にもなるのではないでしょうか。
学校教育法11条等でも体罰は禁止されていますが、仮に法律がなかったとしても
人として体罰は絶対に許されないことだと思います。
私が教師なら一切行なわない覚悟です。

>宿題を忘れたり、答えられなかったとき、罰を受け、恥をかき、反省する。
それが次へとつながるんじゃないのかなぁ。

ちーずさんのお考えもあるかと存じますが、
私はきつい罰を受けたり恥をかかなくても、子供は十分反省して、次へとつなげることができると確信しております。
ちーずさんはそれほど子供が信じられないのですか?
罰を受けないと満足に宿題ができないと本気で思われているのでしょうか?
そんなことはないと思うのです。きっと本心では子供を信頼してあげたいと思っておられると
勝手ながら信じています。ちーずさんの温かいお人柄が文章を通じて伝わってきておりますので。

私は昔、宿題を忘れたことがありました。その時、罰など受けなくても
次からは絶対に忘れないようにしようと真剣に後悔や反省をして、
次へとつなげることができました。特に厳しい罰はありませんでした。
その先生はきっと私を信じてくれていたのだと思います。
そのことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
先生の思いやりだと今、感じることができております。
今の子供もその頃の私と同じだと思うのです。言い方は変ですが私の分身のようにも思っております。

口頭で注意すれば本当に、本当に十分だと思うのです。
子供が宿題を忘れたから立たせるのはやりすぎであるし、また必要ない行為であると確信しております。
子供に甘いといわれるかもしれませんが、私は経験の上からもそれが全く当然の事であるし、
正しい人間のあり方だと思っております。

宿題を忘れたり、答えられなかったときなどに関しては、
立たせるなどの罰、その他体罰をあたえなくても、子供は立派に成長していくことができる、
信頼できる存在だというのが経験から得た私のゆるぎない信念です。
信念にもとづいて、たとえ裏切られたとしても私は子供を信頼したいし、また信じぬく覚悟です。
自分の分身でもある、世の子供達を信じられなくなったら自分は終わりだと考えています。
子供を信頼して、厳しい罰をあたえないことにより感謝もされると思うのです。
私が、わたしを信頼してくれた先生に感謝できたように。

立たせることとは違いますが、殴る等の体罰(暴力)を加えられていたら、たとえ愛情があるからこそと思うことが
できたとしてもゆるせない気持ちは
心の片隅にどうしても残ってしまうのです。(経験上)
私の経験は省きますが何年、何十年たとうがいくら消したくてもどうしても消せない怒り、
悔しさもあることを分かってほしいです。
何十年にわたって、もしくは一生ずっと子供を苦しめ続けていくのが体罰の恐さであると思っております。
また、小さな体罰であっても、決して許してはならない覚悟が必要だと考えております。
小さな体罰をあたえる事を許す風潮が、取り返しのつかない大きな体罰を発生しやすくする土壌を
つくり出すのではないでしょうか。
私の苦しみを今の学生に味あわせたくないというのも私が体罰を決してゆるさない理由のひとつです。

ちーずさん、おそらくちーずさんから見ればわたしは甘く見えるかもれません。
でも、悪を許さない厳しい正義感は決して誰にも負けていないつもりです。
ちーずさんに私の信念、体罰をあたえなくても子供は立派に成長していくことができる、
信頼できる存在なんだという信念をわかってほしいと本当に強く思っております。
長文お読みいただきありがとうございました。
Posted by 文月 at 2005年09月23日 05:52
文月さん、おはようございます。
体罰についてのコメントありがとうございます。
文月さんの、体罰は絶対に許さない、という気持ち、伝わってきました。
それもとても貴重なご意見だと思います。

口頭で注意をし、それで子供が反省してくれるならそれが一番!
私も心からそう思いますよ。

宿題をしない、勉強をしないというのは、その生徒本人の問題。
教師はその生徒を思うからこそ注意するんですよね。

私はこのドラマ内での例として、宿題を忘れた時、答えられなかった時、と
例を出しましたが、実際はそれだけではありません。

教室という集団生活の場で、和を乱す生徒がいるのも事実。
子供は大人を本当によく見ていて、叱らない教師の授業を受ける
生徒の態度がだらける、私語が増えるのも現実です。
そして、それで迷惑するのは、真面目に授業を受けている生徒です。

私は子供が悪かった時は叱るし、罰も与えます。
最近では、携帯使い過ぎのバツとして、年内お小遣いゼロという罰を与え中。
口頭で注意するだけで、彼は反省したようです。
ですが私は敢えて罰を与えました。
それは私が息子を信用していないからではありません。

何が正しくて、何が間違っているのか。
私も親として、試行錯誤しながら子育てしています。
こうやって、文月さんのように違う意見を持つ方との意見交換するのも
とても参考になります。
文月さんと私の意見は違うように見えますが、その根本には
子供を思う気持ちがある。
親も教師も、そして真矢も(笑)、子供の為にどうしたら一番良いのか、
考え、迷い、悩み、そして自分の選んだ方法を信じて子供と向き合っている。

このコメント欄でも、違う意見が出ることもあるかと思います。
こうやって人の意見を聞くことで視野も広がることもあるでしょう。
こういう機会を与えてくれた『女王の教室』に感謝します。
Posted by ちーず at 2005年09月23日 10:27

『電車男』の録画の準備をするときに、『女王の教室』のビデオを巻き戻し
気づきました。
最後のシーン、和美のバッグの中から、タタッキーが顔を覗かせてる!
不要物、学校に持っていくんかい!(笑)
でも、由介から貰った宝物を大切にしているんですね。
真矢はそれに気づいたはず。その上での、あの笑顔だったのかな。

『電車男』最終回のレビューは今夜アップします。

その後、次クールドラマの情報をアップしていきます。
右欄の『MyClip』に気になるドラマの情報を
クリップしています。
気になるドラマへのコメント、またお願いいたします。

『女王の教室』へのご意見も引き続き、
この『最終話』のコメント欄でお待ちしています。
Posted by ちーず at 2005年09月23日 10:32
体罰について

 子供も大人も十人十色、いろんな人がいます。口頭で注意しなくても自分から成長できる子もいれば、口頭で注意すればわかってくれる子もいます。また、何度口頭で注意してもわかってもらえず、罰を与えなければ悪い事をやめない子もいます。
 子供一人一人に応じた対処をするのが最善かと自分は考えます。
 
 現在は昔と違ってさらにその傾向が顕著になってきているかもしれません。なぜなら、昔より簡単に情報を引き出すことができるからです。子供の中には情報を取捨選択する事がまだ未熟な子も多いと思います。興味を持って得た情報を悪用しかねません。例えば、少年法等は良い例かも・・・。中には自分はまだ法の裁きを受けることが無いと知って悪用する子もいるかもしれません。そう言う子にはやはり悪い事をしたら、自分にも返ってくる事を教える必要があります。何度教えてもわからない子は罰を与える必要もあります。たとえ恨まれても将来
その子が犯罪を犯さないためにある程度やむを得ないのではないでしょうか?
 
 大人にもいろいろな人がいます。30歳、40歳過ぎても精神的に幼い人もいますし、10代でもしっかりとした考えを持ち、自分の道を歩んでいく人もいます。考え方も人それぞれです。子供のしつけも、人それぞれで良いのではないでしょうか?ただ、闇雲に罰を与える事には自分は反対です。まず口頭で注意し、それでもわかってもらえず、わかってもらえるにはどう言ったら良いか何度も考えた上でもう一度注意する。それでもわからない場合は罰を与えるのも一つの方法かと自分は思います。もちろん、これはあくまで自分はそうしていると言うだけなので、自分の考えを押しつける気もありませんし、正しいとも思いません。

 以上、乱文失礼しましたm(__)m

 
Posted by たか at 2005年09月24日 00:40
「悪魔の正論」と「天使の正論」

上の言葉は、僕の造語です(笑)
このコメントでは、女王の教室で真矢が話していた正論には「悪魔の正論」と「天使の正論」があり、真矢はそれを巧みに使い分けていたという考えを書いてみたいと思います。

まず、二つの正論の定義をします。
「悪魔の正論」とは、「××というのが現実だ」という論です。
「天使の正論」とは、「○○というのが理想だ」という論です。

双方の特徴は、次の2点です。
1.双方とも正しいことを言っている。
2.双方の「現実だ」「理想だ」を入れ換えると、双方とも正しくなくなる。

解りやすい例を挙げますと、
「戦争ばかりが繰り返され、人が人と殺し合いをしている世界が現実だ」というのが、悪魔の正論です。
「民族や宗教の違いを超えて、人と人とがお互いを理解しようと努め、仲良く暮らしている世界が理想だ」というのが、天使の理想です。

真矢が子供達に対して、現実の厳しさを叩き込んだり、子供達の反発心を煽ろうとしたときに使っているのが「悪魔の正論」です。
現実として正論なので反論できない。自分の現状と照らし合わせて納得してしまう。でも、どう考えても何かが間違っていると感じるのは、この悪魔の正論が「理想ではなく、理想とはかけ離れた現実を語っている」からです。

一方、真矢が子供達の成長を願って語る言葉には「天使の正論」が多く含まれています。
私達、視聴者が感銘するのは、真矢が子供達に対して堂々と理想としての正論を説く姿が、格好良いからです。

私達は、理想を求めることを「現実を分かっていない人間が、格好をつけて、実際には何の役にも立たない空論を述べているだけ」だとして、現実的であることが大人として当然の振る舞い方だと思ってきました。理想を求めることが、大人として恥ずかしいことになっていたんです。
そして、いつしか、不満を愚痴りながらも現実に妥協し、どっぷり浸かってしまう生き方をするようになってしまったんです。

しかし、真矢は子供達を真っ直ぐに見つめながら、澱みない言葉で理想を説きます。この姿に、「理想を求めることは恥ずかしいことなんかじゃない。そうだ、かつては理想を求めることは格好良いことだった。自分自身も、若い頃は理想を持っていた。それが、いつからか、格好つけることを恥ずかしがるようになってしまっていた。格好つけることは恥ずかしいことじゃないし、理想を求めることを恥ずかしがってはいけない。格好つけたっていいんだ。理想を求めることは格好良いんだ。」と、本来あるべき姿を子供達に重ねて、思い返したのではないでしょうか。だから、自然と涙も出てくるのでしょう。

いくつかのサイトで、女王の教室の感想を読むと、真矢の言うことは矛盾しているという批評があります。
しかし、真矢は「悪魔の正論」と「天使の正論」を言っているのです。双方は現実と理想を述べているわけで、矛盾はしていないんです。
真矢の本当の願いは、子供達に「悪魔の正論」の現実を生き抜く力を持ちながらも、「天使の正論」の理想を実現できるように努力してもらいたいということだと思います。

和美は、理想を実現したいという気持ちは強く持っていましたが、現実に耐えて克服していく力や知恵に、やや問題がありました。だから、真矢は、和美に現実に耐えていく力や知恵をつけて欲しいと考え、様々な試練を与えたのではないでしょうか。
Posted by おりくん at 2005年09月24日 03:51
いやぁ、すごい数のコメントですね。
遅まきながらコメントさせてください。

色んな意味で反響の大きかったドラマでしたが、
個人的には最後のマヤが笑顔を見せた点はよかったと思いました。
なかなかグサッと来ることを次々に指摘してくれたドラマでしたが、後半は食傷気味?
まぁでも無事終了した、という感じの結末で、とりあえずほっとしています。(?)
Posted by demasse at 2005年09月24日 14:38
 天道先生が言った、教師の評価は20年・30年後に生徒が決めるべきものだという言葉について、KAKI39さん他はそうじゃない、今を大事にし教師と生徒が信頼を深めなくてはならないと仰ってますが、これは別に今をないがしろにしても良いという意味合いじゃないと思いますよ。むしろ逆です。

 今という子供の成長にとって大事な時期に我々教師は例え鬼教師と呼ばれようと子供たちの育成に全力を傾けなくてはならない、信頼だとか絆だとかではなく子供たちが「個としての成長」(それは大人になるということと同義です)を獲得出来る環境を作らなくてはいけない、その為には例えここで嫌われようと将来子供たちが自分の成長を実感した時初めて教師の評価が行われるべきだというマヤの最も根源的な教育論の象徴だと思います。

 最初からマヤは子供たちの自立と成長のみを期待していました。その為に教師は子供たちを引っ張るのではなく後押しすべきなのだと、教師が最も教育に熱意を傾けるべきは今この時期なんだというマヤの極意を天道先生は正しく読み取ったのではないでしょうか。
Posted by at 2005年09月25日 05:37
atさん、こんにちは。

そうですよね。「子供には解りっこない」「子供にはキツイ」「子供には耐えられない」と、大人が勝手に子供の伸びしろを決めてしまってはいけませんよね。それは、子供を気遣っているように見えて、実は、子供の持つ可能性を信用していないということだと思います。
真矢は、「教育は奇跡を起こせる」と言いましたが、大人が勝手に子供の限界を決めてしまったら、奇跡など絶対起きません。

喩えば、子供の可能性を積極的に伸ばそうとする国には、飛び級制度というものがあります(もっとも、飛び級に全く問題がないとは思いませんが)。飛び級制度で大学生とともに学び、小学生の年齢でありながら大学生が習得するような数学の問題をスラスラ解いてしまう子もいます。それを、「この子は数学の理解力があるけれど、大学の問題はさすがに無理だろう」と決めてかかってしまったら、とんでもない逸材を埋没させてしまうことになるかも知れません。

子供の吸収力、柔軟さ、自由な発想を甘くみてはいけません。
友人を失ったことをきっかけに本の世界に埋没し、結果としてトップの学力を持ったひかる。憧れのひかるをスケッチしているうちに絵が上手くなった久子。クラスメイトと仲良くなるために全員に宛てて手紙を書くことを思いついた和美。このクラスさえ無ければと、放火を企てた恵理花。真矢に会うために援助交際しようと考えた健太。
良い悪いの違いはありますが、子供は大人が予想もしないようなとんでもない発想をするのだということを表していました。

良い先生のようにみえて駄目な先生は、子供達を優しく抱きしめることで、子供達をその中の世界の枠内で満足させてしまう先生です。満足してしまったら、子供達は、さらに上を目指そうとは思わなくなります。
優しいけれど厳しい先生は、子供達を褒めても、易々と抱きしめたりはしません。褒めながらも、どんどん次の課題を提示して、子供を成長させていきます。「目上の人を尊敬する」「先生の言うことには従う」ことが当たり前だった一昔前であれば、この方法で良かったんです。
でも、ここ最近は、甘い顔を見せると、子供達がその先生を嘗めてかかってしまう風潮があるのです。そこで、優しさを内に秘め、厳しさを前面に出す真矢のような先生も必要になってくるのですよね。
Posted by おりくん at 2005年09月25日 11:28
余談ですが、今日タワーズの新星堂に行ったら、「女王の教室」のサントラが売っていました。昨日までこのサントラを求めていろんなCDショップに行ったけど、全滅。今日行ったタワーズにもなかったら、近くのCDショップで注文する事も覚悟したけど、偶然見つかったので、即買いました(笑)。

で、買う前に宣伝文句を見たんですが、これがまた凄いんです。あまりにもドラマのイメージにぴったりでしたから。僕もこれを見た時は、『!』マークが4つ出ました(笑)。

曲はドラマで流れていた時のとほぼ一緒。いずれの曲も演奏時間は4分にも満たないですが、聴く価値は十分ありますよ。
Posted by ひろ at 2005年09月25日 21:28
サントラは買っていないのですが、ボーナストラックにラストプレゼントというのが、「え?」って感じですね。どんな宣伝文句なんでしょうか。気になります(笑)
着メロは、いくつかダウンロードしてみましたけれど、当たり前ですが、やはり本物の音とは違う印象に聴こえてしまいますね

前のコメントで、「atさん」ってのはミスです(^^;)
Posted by おりくん at 2005年09月25日 23:30
こんにちは。コメントありがとうございます!

たかさん。
たかさんがおっしゃること、よくわかります。
子供の数だけ、子育ての方法、指導の方法があるんですよね。
先生って、本当に大変なお仕事です。

そういえば真矢もいきなり罰は与えていないんですよね。
トイレの件にしても、ちゃんと始めに子供達に口頭で説明している。
真矢の場合極端かも知れませんが、真矢のような大人が側にいたら
大人をバカにした態度をとる子供は激減するでしょう。
子供に尊敬されるような、カッコいい大人にならなくては。

おりくんさん。
「悪魔の正論」と「天使の正論」、面白いですね。
おりくんさんがあげられた例を考えると、それぞれ別の見方だけれど、
真実は一つ。
真矢の手法は物事の両端から攻めて真実に近づくって感じかな。

理想は持つが行動力が伴わなかった和美。
行動力はあるが全て諦めてしまっていたひかる。
わかりやすいのでこの二人の比較にしてみましたが
真矢のクラスの生徒になることで、子供達は生きて行くに必要な、
自分にない部分を得ることが出来たんですね。

大人が子供を守りすぎてはいけない。
課題を出してあげれば、子供達は次々と自分達で解決していく。
そしてつまづいた時、答えを教えるのではなく、アドバイスを出す。
真矢はずっと、そういう姿勢でした。

demasseさん。
真矢の最後の微笑み、良かったですよね。
食傷気味ですか?(笑)確かに盛りだくさんな内容でしたね。
私にとっては考えるきっかけを色々とくれたので
このドラマに出会えてよかった、と思います。^^

05:37さん。
確かに、今を大切にしなければ、それが20年後、30年後に結果となって
現れませんね。
真矢と同じく、天童しおりも成長過程。
教師にゴールなんてないと、真矢は言いたかったんじゃないのかな。

ひろさん。
サントラ盤も売り切れなんですか?
宣伝文句、何でしょう。気になります!CDショップ回ってみよう。(笑)
私はブックを求めて何件も本屋をハシゴしましたが、見つからず。
最初に見つけたとき買っておけばよかった!
今はアマゾンで注文済み。ドラゴン桜関連と一緒に届くかな。楽しみ!
Posted by ちーず at 2005年09月26日 12:17
ちーずさん、10話のお返事ありがとうございます。
偶然私の「先生から言われたことが身にしみるのは何年か経ってから」という最終回のワンシーンとだぶるところがあって、私なりに「そのとき子供とわかりあうべき」という方の意見に答えたいと思います。いまでこそ、もっとあの時勉強しとけばと思うのですが(もちろん真矢のいうように今からでも遅くはないのですが)やっぱり人間楽なほうに流されやすいと思います。よっぽど明確にこうなりたいってビジョンがなければ。そういう時に正論いわれても胸に響かないんですよ。聞く耳もたないし天童先生の友達感覚みたいな当り障りなく自分を自分をそのまま受け入れてくれるほうが楽なんです。そのときの生徒にとっては天童先生みたいなほうがいい先生なんです、絶対。だけど必要なのは耳が痛いことを言ってくれる先生だと思います。分かり合えなくても言い続けてくれる先生、なぜこういうのか、あなたのためよと言うのではなく自分が気づかなければ何にもならないのではないでしょうか。
骨って毎日重力をかけて歩いていくことで少しずつ壊れて再生してそうやって強くなるんだと何かで聞いた覚えがあります。だから重力のかからない水中で長く過ごす水泳選手は骨が弱くて意外と骨折しやすいのだとか。人間には負荷が必要ということでしょうか。
ラストシーン、アロハ!って駆けて行く和美の軽やかさはすごく好きなのですが、別の見方をするとあれだけ命を削って指導しても子供たちは楽しいこと苦しいことそして恋・・・とにかく未来に目を向けていく・・いってしまうんですよね。真矢の言ったとおり今を感じてたくましく。それが真矢の望んだことながらなんだか真矢を想うと泣けてくるのです。
長々失礼いたしました。
Posted by PEKO at 2005年09月26日 16:37
PEKOさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
子供を思って口うるさく言っても、PEKOさんが言われるように
本人がその気にならなければ胸に響かないものですよね。

>友達感覚の方が楽
友達のような親子関係が増えたのは、底に原因が
あるのかな。

>人間には負荷が必要
そうですよね。
私も子供には打たれ強い人間になってほしい。

去りゆく人を見送る側の気持ちを思うと、切ない。
でも真矢は、羽ばたいていく子供達の姿に
寂しさよりも喜びを感じている。
そんな笑顔に見えました。
そして、新しいクラスの生徒のために、
また奇跡を起こそうとしているんでしょう。

またお待ちしていますね!
Posted by ちーず at 2005年09月26日 22:53
確認したときには気付かなかったんですが、言葉足らずなところもちゃーんと受け取っていただけたようですごくうれしかったです。ありがとうございます。もうお気づきでしょうが・・・天海さんファンです。こちらを知ってからちーずさんの「ラストプレゼント」の感想も読んでみたいと思って探したのですが放送終了後の10月からドラマレビューが始まったのですね。残念!!ご覧になってない方には自信を持ってオススメできる作品です。女王とは全然違った形で心に染みてきます。また10月からも楽しみにしています。では。
Posted by PEKO at 2005年09月30日 17:29
PEKOさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
PEKOさんは天海さんファンですか?
私も大好きな女優さんの一人です。
『ラストプレゼント』は、母親の気持ちで
主人公になりきって見ていたので号泣ものでした。
明るい役もシリアスな役も、そして真矢のような役も
こなしてしまう天海さん。
最後のダンスもさすがでしたね!
PEKOさん、また遊びにいらして下さい!
Posted by ちーず at 2005年10月02日 11:54
阿久津先生怖いです、悪い男3人と戦う時、男の膝に刺したのはボールペンじゃなくて、防犯訓練に並木先生向けた本物のナイフです。どうやらいつも持ち歩いていたようですね
Posted by いいいいいいいいいいい at 2005年10月02日 19:42
こんにちは。コメントありがとうございます。
最初あのシーンを見たとき、私は護身用ナイフだとばかり思っていましたが、
コメント欄で教えていただき見直してみたところ、
ボールペンのように見えました。
もう確認出来ないんですが、どうなんでしょう!?
Posted by ちーず at 2005年10月03日 10:16
読ましていただきました。
すごいです〜、ちーずさんはじめ皆さん。
私も前に書いた最終回後の感想トラックバックしましたが、よかったら読んでみてください。
↓このHNのところにあるアドレスは7月頃の感想(の所へ行くはず)です。
「女王の教室」は、子供のいじめの様子やその心境が実にリアルでした。
うちの娘は「本当にこの通りだった、すごく分かる。」と、毎回ぽろぽろ涙を流して見ていました。
渦中にあった者として、このドラマは最終的には救われる所があったようです。
しかし、ドラマでは上手くいきましたが、現実はどうでしょうね。
Posted by nyanko at 2005年10月11日 23:49
nyankoさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
nyankoさんの書かれた記事、読ませていただきました。
はてなユーザー以外はコメントが出来ないようなので
こちらでお返事させていただきますね。

>「マヤの方がずっとまし。」
子供の生の声、深いです。
その先生、矛盾していますよね。
悪かった子を言わせるくせに、イジメを訴えても受け止めてくれないなんて。
お嬢さんが、今はお母さんに気持ちを打ち明けられるようなので、
それは本当に良かったです。
『女王の教室』はドラマだから、全て綺麗に収めることが出来たのでしょう。
変わるべきは、教師だけでなく、親も、ですよね。


今日、やっとアマゾンから女王の教室The Bookが届きました!
Posted by ちーず at 2005年10月12日 00:16
こんにちゎw女王の教室本当におもしろヵったですねぇb番外編も良かったですぅwみてなぃ人ゎこれを見るとぃぃですょwでゎ
Posted by 綺羅 at 2006年03月20日 15:47
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