パリ=青田秀樹
2015年1月9日11時12分
仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が襲撃されて12人が殺害された事件で、フランス政府は8日、全土に警官ら9万人近い治安関係者を投入し、行方がつかめていない主犯格とされる2容疑者の捜索と警戒にあたった。
浮上した3容疑者のうち18歳の男は、事件当日の7日深夜に出頭した。残るサイド・クアシ容疑者(34)とシェリフ・クアシ容疑者(32)の兄弟が主犯格とみられる。
仏司法当局は7日、兄弟の近親者らの住居も含めた複数の地点を家宅捜索し、9人の身柄を拘束しているという。兄弟は8日朝、パリの北東約60キロの町ビレコトレのガソリンスタンドで目撃された。当局は、ヘリなども出して一帯を捜索したが、見つけられていない。
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朝日新聞国際報道部
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