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 12人が殺害された仏新聞社の7日の襲撃事件で、捜査当局は8日朝までに7人の身柄を拘束した。AFP通信が捜査関係者の話として伝えた。3人の容疑者のうち18歳の男は7日深夜に出頭したものの、当局は、主犯格とされるパリ出身の兄弟の行方を追っている。身柄を拘束されたのは、その知人や近親者ではないかと見られる。

 一方、パリ南部で8日朝午前8時ごろ、新たな発砲事件が起きた。仏メディアによると、女性警官が撃たれて死亡し、もう一人の警官も負傷しているという。銃撃した容疑者は逃走中だという。7日にあった仏新聞社の襲撃との関連は明らかになっていない。(パリ=青田秀樹)