益満雄一郎
2015年1月8日18時23分
仏週刊新聞が襲撃され、風刺漫画家ら12人が殺害されたことに、世界のジャーナリストや作家から「表現の自由に対する攻撃だ」と強い批判の声が上がっている。
世界約60カ国の出版協会などでつくる国際出版連合のリチャード・チャルキン会長は7日の声明で、「表現の自由、出版の自由、そして批評と自由に議論を行う権利に対する攻撃である」と非難した。
日本ペンクラブ(浅田次郎会長)は8日、声明を出し、「民主主義国家の根幹となる表現の自由を脅かすテロ行為は、いかなる思想信条に基づくものであれ、許されない」と批判した。さらに「今回の事件に対し、言葉が憎悪を生み出し、さらに憎悪が憎悪の連鎖を生まないことを強く願うとともに、全ての人々が萎縮することなく自由にものを言える社会が守られることを求める」とした。(益満雄一郎)
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朝日新聞国際報道部
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