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 政府は9日、特定秘密保護法に基づいて指定した特定秘密が、昨年末現在で計382件(項目)にのぼると発表した。行政機関別で最も多いのは防衛省の247件だった。

 特定秘密は19の行政機関が指定するが、今回指定したのは10機関。防衛省のほかは、内閣官房49件▽外務省35件▽警察庁18件▽海上保安庁15件▽公安調査庁10件▽経済産業省4件▽総務省2件▽国家安全保障会議1件▽法務省1件だった。

 内閣府、国家公安委員会、金融庁、消防庁、公安審査委員会、財務省、厚生労働省、資源エネルギー庁、原子力規制委員会の9機関は、指定がなかった。