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【アニメ用語続出】喜屋武ちあき、マイクロソフトでエバンジェリストと「Visual Studio」を学ぶ

2015.01.09 Category:ギーク・インタビュー Tag: , , , ,

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kyanchi

今回は日本マイクロソフトでエバンジェリストとして活躍している砂金信一郎さんと高橋忍さんからの召喚で、きゃんちこと喜屋武ちあきさんが、エバンジェリストという仕事についてインタビュー!

Visual Studioを使ったプログラミングにチャレンジしてアプリ制作にもチャレンジ。さらには冬コミで砂金さんときゃんちの奇跡のコラボ対談も実現しました。
by 馬場美由紀 (CodeIQ中の人)

エバンジェリストって何?

きゃんち:お二人ともエバンジェリストという肩書きとなっていますが、これはどういうお仕事をする人ですか?

砂金:エバンジェリストという職種を説明する前に、まずは自己紹介から。勝手な思い込みなんだけど、僕はシャアの前世だと思っているんです。

▲日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 砂金信一郎氏

数世代後の姿がシャア・アズナブル、つまり青い瞳のキャスパル(※シャア・アズナブルの本名)なんですよね。だから好きなモビルスーツは百式。ここからがエバンジェリストという職種の説明にもつながっていくんだけど、僕の中二病的な設定の中では、Microsoftという連邦軍側の会社が、GoogleやAmazon、Appleというジオン軍側の会社と戦っているんです。

そして僕は連邦側の反政府勢力であり、モビルスーツ小隊長を務めるクワトロ・バジーナ(※シャアがなりすましていた連邦軍人)的な存在として今、マイクロソフトで仕事をしているんです。

きゃんち:えー。いつかはここから旅立っちゃうんですか?

▲技術とプログラミングを学び、ギークガールを目指す。きゃんちこと、喜屋武ちあきさん

砂金:そうかもしれないですね。時が来たらね。

高橋:砂金さんは、ふらっとマイクロソフトに来ただけの人だからね。

砂金:エバンジェリストというチームは、エヴァンゲリオンとやることがほぼ同じなんですよ。A.T.フィールド(※新世紀エヴァンゲリオンに登場する特殊能力)を中和してN2爆弾(※新世紀エヴァンゲリオンに出てくる架空の窒素爆弾)をしかけるか、ナイフでコア(※使徒とエヴァンゲリオンが持つ弱点)を刺すという仕事をしているんです。

きゃんち:エヴァンゲリオンと同じ? どういうことですか?

砂金:A.T.フィールドは心の壁じゃないですか。世の中には、マイクロソフトの技術は押しつけがましくて嫌だという人もたくさんいるんです。

その人たちのところに行って、いやいやそんなことはないですよ、といってATフィールドを中和するのが僕らの仕事です。

まず興味を持ってもらえていないところから、「話が面白そうだから聞いてやろうじゃないか」という最初のお膳立てをするところが大事になる。だから、やっていることはエヴァンゲリオンと同じなんですよ。

きゃんち:お二人ともエバンジェリストですが、お勧めする商品やサービスが違うんですよね。

砂金:僕が担当しているのはクラウドサービスです。

高橋:僕の本当の担当はマイクロソフトのスマートフォン、Windows Phoneです。実は日本では出ていないんですけど(笑)。

▲日本マイクロソフト株式会社 エバンジェリスト 高橋忍さん

砂金:Windows Phone、見たことあります?

きゃんち:見たことないです。

高橋:頑張ってはいるんだけど、もっとがんばらないと(笑)。日本でも今、リリースしようとはしているんです。(きゃんちに見せながら)こういう端末です。

砂金:エバンジェリストという職種は本当に面白い職種です。最近はいろんな企業でも聞かれるようになりましたが、多分、10年くらい前までは日本では IBMとマイクロソフトくらいしかなかった職種なんです。

きゃんち:はい。響きがかっこいいですよね。私もエバンジェリストという肩書きが欲しいなあ。ガンダムのエバンジェリストとか…。

高橋:言った者勝ちだから、名乗ってみれば。

砂金:そうそう、自称だからね。

高橋:でもガンダムエバンジェリストは敷居が高そうだよね。

きゃんち:そうですね。じゃあ、アニメエバンジェリストならいけるかな。ところでさっき、エバンジェリストはエヴァンゲリオンと同じと言ってましたよね。エヴァンゲリオンの世界では使徒を攻略していきますが、お二人にとって使徒とはどういう存在なんですか。

高橋:僕らの場合、使徒は毎回毎回、形が変わります。すごい大企業の頭のカタそうな役員の方だったり、現場の開発者だったり。だからこっちも戦略のパターンを変えないといけない。攻略する人によっては弐号機を出したり、初号機を前に出したり、最終的にはロンギヌスの槍を使ったりして…。

きゃんち:具体的にはどうやって攻略していくんですか。

砂金:嫌いと言ってくれる人はまだいいんです。難しいのは私たちに何の興味を持っていない人たちです。ではその人たちにはどうするかというと、芸人さんと同じように面白いネタを見せるんですよ。

高橋:例えば興味のない人に、いきなりMicrosoft Officeを見せてもダメですからね。

砂金:そんなみんなと仲良くなるためにガチで作ったモノがあるんです。その一つがクラウディアというキャラによる短編アニメです。

きゃんち:それは砂金さんのチームで製作したんですか。

砂金:もちろん、アニメは専門家に発注していますが、企画および絵コンテは自分たちで作りました。一応、クラウディアさんの生みの親は僕ということになっています。

きゃんち:まるでアイマス(※アイドルマスター)のプロデューサーさんですね! でもなぜ、クラウディアさんを誕生させようと思ったんですか?

砂金:語ると長いんですが(笑)。2つの偶然が重なったんです。一つはうちの本社(アメリカ)のメンバーが、日本人はマンガが好きだからマイクロソフトの技術をマンガで説明する資料を作ってきたことです。

そのマンガが日本では絶対、受け入れられないほどのクオリティだったんです。こんなんでは日本人を満足させられないと言ったら「勝手にやれ」と予算をくれました。

もう一つは「数学ガール」という結城浩先生の作品に触発されたこと。これは対話形式で数学を解いていくライトノベル。扱っている数学的内容も本格的ながら、読み物としても完成しているんです。数学ができるならクラウドだってできるはずです。そこで本社から調達した予算を使って、クラウディアが主人公のクラウド・ガールというコミックを作ろうということになったんです。

きゃんち:なるほど。かわいいお姉さんキャラが前面に出ていると伝えやすい、というのはそうかもしれませんね。

砂金氏からきゃんちにクラウディアグッズのプレゼント

砂金:今日はきゃんちさんにおみやげをいろいろ持ってきました。

まずは、去年の冬コミで販売していたセット商品に付けていたクラウディアさんのグッズです。

きゃんち:かわいい~!! コミケはいつから出られているんですか?

砂金:C83(2012年冬コミックマーケット)からですね。

高橋:86はお休みで、ホンダさんの後方支援をしてました。で、2014冬コミ(C87)は返り咲きなんです。

きゃんち:でもなぜ、コミケに出ようと思われたのでしょう。

砂金:コミケの準備会をやっているサークルドットエムエスという会社が、うちのクラウドのお客さまお客さまだったんです。そこで「マイクロソフトも企業ブースを出してくださいよ」、と言われて、ノリでいいですよと答えたらこんなことになりました(笑)。

きゃんち:でもコミケでマイクロソフトって、なんかイメージがつきません。

砂金:そうかもしれませんね。参加している企業も2系統に分かれているんです。一つはアニメ作品を手がけている会社。これらの会社の目的は物販のためです。もう一つは僕らみたいにアニメ業界ではないが、お客さまといい接点を作るために出展している企業です。

エバンジェリストという仕事の魅力

きゃんち:ところで、なぜエバンジェリストという仕事に就くことになったのですか?

砂金:約5年前に、仲良くしていたヘッドハンターから、「マイクロソフトで面白そうな話がある」と言われ、話を聞きに行ったのがきっかけです。

当時はクラウドやスマートフォンの登場により、IT業界は大きな転換点を迎えていました。こんなタイミングは、5年に1回10年に一度しかありません。そんなときにエバンジェリストとして仕事をするなんて、すごくエキサイティングじゃないですか。だからやりたいと思ったんです。

きゃんち:マイクロソフトでエバンジェリストをするには、どんな開発経験が必要なんですか。

砂金:みんな、何らかのかたちで開発していた人が多いですね。私はオラクルでデータベースエンジニアをしてましたが、忍さんは戦闘ヘリを作っていたんですよね。

きゃんち:かっこいい!!

高橋:日本では戦闘ヘリはないんで。対潜哨戒機なんですが、前職では、航空自衛隊のヘリコプター(SH-60K)の自動操縦のためのプログラムを作っていたんです。今やヘリも飛行機もほぼ自動操縦で飛んでいるんですよ。

きゃんち:それはいつぐらい前のことですか?

高橋:もう20年ぐらい前になりますね。

きゃんち:えっ、20年前から自動操縦をしていたんですか。すごい!

高橋:そこで培った軍事技術がどんどん民間に降りてきて、今のカーナビなどに使われているんですから。当時は同期で飲みに行くと、「いつかガンダムを作ろうぜ」とよく言っていましたね。

みんな専門職の人ばっかりなんで、半分冗談で言いながら半分は本気で考えているんです。技術的にはだいぶできそうなんだけど、ただ、全高18メートルのガンダムを作るには、足にかかる荷重に耐えられる合金が今ないんですよ。つまりガンダリウム合金を作らないと無理だよね、というオチになっていました。

きゃんち:技術者ならいつかは取り組んでみたい夢ですよね。でもやっぱり今の技術では無理なんですね。

高橋:強い合金ができるか、もう少し動力部を軽くするかなんです。

砂金:8メートルのパトレイバーぐらいだったらいけるんじゃないの。

きゃんち:パトレイバーだといけるんですか?

高橋:でもよく考えたら、宇宙で戦うのであれば足なんていらないんですよね。

きゃんち:ジオングならいけるってこと?

高橋:そう。最初から宇宙で作るんです。ほら、こういう話から入ると、話に乗ってくるじゃないですか。そういうところから自然にビジネスにつなげていくんです。

エバンジェリストもタレントもキャラ立ちが欠かせない!

きゃんち:ということは、たくさん趣味を持たないといけないってことかしら。

高橋:自分の得意分野を持つんです。誰も負けないぐらいの。

砂金:ある意味タレントさんと一緒でキャラ立ちが必要なんです。忍さんはこういう人、砂金はこういう人というように。

きゃんち:なるほどキャラ立ちが大事なんですね。じゃあ、砂金さんの得意分野とは?

砂金:クラウドやっているんですが、最近は海外ネタが多いですね。

高橋:海外というと聞こえはいいけどね(笑)。

砂金:Microsoft Venturesではインド・バンガロール、イスラエル・テルアビブ、フランス・パリ、イギリス・ロンドン、ドイツ・ベルリン、アメリカ・シアトルにスタートアップ企業の人たちを集めて、4カ月間合宿のような感じでビジネス面、技術面の支援をするプログラムを開催しているんです。実は北京以外の全拠点を回るという無茶なことをやりました。

きゃんち:何カ月ぐらいかけて回ったんですか。

砂金:3カ月です。全部回りましたね。中でも面白かったのはイスラエル。お勧めです。

きゃんち:本当ですか? 危ないイメージがありますけど。

砂金:テルアビブはきれいなビーチリゾート地。危なくないのは秘密がある。『レッドアラート』というスマホアプリが、プッシュ通知で危険度を教えてくれるからなんです。

アラートの段階だとみんな無視なんだけど、それが警報に変わるとシェルターに行くんです。で、ミサイルが打ち落とされると仕事に戻るという。日常がそんな感じです。

きゃんち:やばい! 危険すぎじゃないですか。

砂金:イスラエルのすごさは、『アイアンドーム』という彼ら独自の防空システムの基本プログラム開発に、スタートアップの企業が関わっていることなんです。日本では考えられないことだと思いませんか。

きゃんち:すごいですね。

砂金:イスラエルはこのような技術力を持ったスタートアップの企業がいっぱいあるんです。例えばKinectの赤外線深度カメラを最初に開発したのは、イスラエルのスタートアップの企業だったからね。

高橋:イスラエルの先端技術はすごいよね。マルチタッチのパネルや、Surface Pro 3のペンを開発したのもイスラエルの企業だったはず(N-Trig社)。

砂金:僕は海外のスタートアップ企業の人たちと3カ月間仕事をしてきたので、日本の人たちに海外の先端ソリューションや実情を紹介できる。

そしてこれはそのときのお土産です(きゃんちにお土産をプレゼント)。これはパリのクリュニー美術館に展示されている「貴婦人と一角獣」のレプリカグッズです。最近、日本人の観光客が増えているんだそうです。

きゃんち:読者の中には分からない人もいるかもしれませんが、「機動戦士ガンダムユニコーン」にも登場するモチーフですよね。

高橋:結構、象徴的なキーワードとして登場する大事な1枚です。

砂金:「貴婦人と一角獣」は6張のタスペトリーで構成されています。福井さん(※機動戦士ガンダムUCの原作者である福井晴敏さん)はその物語をすべて理解した上でお話を書いていると思われます。6張りのタペストリーにはそれぞれタイトルが付いており、最後の絵のタイトルが主人公のバナージのセリフにあった「私の、たったひとつの望み」なんです。

きゃんち:じゃあ、ユニコーンの話とこれはリンクしているという。これを元に福井さんが話を作ったと言うことですね。

砂金:僕は世界一周をして、ラプラスの箱をパリで見つけました。もうニュータイプとして覚醒したので、これからは日本で仕事を頑張ります(笑)。行く先々でいろいろ話をしてきましたが、海外の人が日本のことで関心を持っているのは、食べ物かアニメかロボットぐらいなんですよ。特にヨーロッパはアニメへの関心が高い。だからきゃんちもアニメエバンジェリストでいけると思いますよ。

きゃんち:でもヨーロッパは言葉が難しいですよね。

砂金:英語で話すとスペイン語で相手に聞こえるという新機能を搭載した新しいスカイプがまもなくリリースされるようです。日本語にも取り組んでいるようなので、近いうちには日本語で話したことがフランス語で伝わるようになると思いますよ。

高橋:すでにWebでは英語をテキストで貼り付けると翻訳できるソフトがあるわけだからね。

きゃんち:でもアニメ用語って難しいですよね。知り合いが海外で「攻殻機動隊」の話をしたんですけど、うまく訳せなかったようなんです。

高橋:「攻殻機動隊」は「GHOST IN THE SHELLというふうに英訳されているけど、これは直訳しているわけではないからね。世界観を理解した上で訳さないとうまく伝わらない。

きゃんち:「萌え」もどう訳していいかわかりませんよね。

砂金:イスラエルで日本のアニメ文化というテーマで話したことがあるのですが、確かにツンデレと萌えを英語で説明できなくて困っていたんです。すると現地の人がこういう意味だよと訳してくれた。

高橋:現地のアニメ好きでなんとなく理解している人がいるんだよね。

きゃんち:文化が違うので、本当に同じように理解しているかと言われると、違うような気もしますが。

砂金:ちなみにフランスとイスラエルではアニメ文化に関する話はしましたが、インドではできませんでした。インドだと文化宗教観が違うので、萌えキャラがタブーなんですよ。

きゃんち:女の子に萌えることがよくないってことですか。

高橋:宗教が強いところは難しいですね。実はアプリの審査でもそういう部分も全部含んで行うんですよ。これからはそういう各地の文化、宗教観を理解し、かつ日本のアニメの知識を正しく現地に伝えられる人が重宝されると思います。

マイクロソフトのブースではきゃんちとミニトークショーを

砂金:今年のコミケではマイクロソフトは、マイクロソフトのグッズモノを販売することに加え、自作PC、PC改造の第一人者である高橋敏也さんのミニトークショーを開催します。

さらには高橋さんが書いた薄い本の販売を行う予定です。またクラウディアと窓辺ななみのいとこであり、Windows8のプロモーションキャラクターを務めている窓辺ゆう・あいの声優を務めている西明日香さんと田村奈央さんのミニトークショーを予定しています。

そして3日目に、僕もブースでコミケに参加しているきゃんちさんとのミニステージを設けられたらと思っているんです。

きゃんち:ありがとうございます。ぜひ!どんなテーマでお話しましょうか。

砂金:テーマはきゃんちさんの得意分野で大丈夫です。ところで当日はサークル出展でどんなものを販売するんですか?

きゃんち:物語写真集を売ることになっています。コスプレをした写真に合わせて、小説と詩を書いているんです。

砂金:ぜひ、その話を聞きたいですね。

高橋:ぼくは当日、現地に行くかどうかはわかりませんが、ひと言。無理矢理OfficeやWindowsに気を遣ってもらわなくていいですよ。開発者たちを元気にするトークを期待しています。

ランチはマイクロソフト社員食堂で。モデルルームで記念撮影

ランチは日本マイクロソフトの品川本社19階にある、2014年7月に一新された社員食堂で。この社員食堂は日本野菜ソムリエ協会認定レストランであり、どのメニューにも豊富な野菜が付いてきます。

社内見学では、マイクロソフト製品が並ぶモデルルームなどにおじゃましました。せっかくなので、記念撮影!

午後はVisual Studioでプログラミングを体験

午後はいよいよ高橋忍氏によるVisual Studioの勉強会。実際に現在のアプリがどのように開発されているか、きゃんちも体験することに。

と、その前にまたしてもきゃんちにプレゼントが渡された。

砂金:Microsoftのマウスをプレゼントします。これはコンパクトで使いやすいんですよね。

高橋:さらに僕からもプレゼント。マウスに装着できる特製シールを作ってきました。いくつかあるので、好きなのを貼って使ってください。

きゃんち:えっ、こんなに!ありがとうございます!

そして、Visual StudioがインストールされたSurface Pro 3に向かい、まずはコンソールを使ってC#による「Hello, world」を表示させるプログラミングに挑戦。

高橋さんの指示に従いながら、コードを書いていくきゃんち。コーディングが終了し、最後に「F5」キーを押すと、きゃんちの画面に「Hello World」の文字が表示された。

「今度はもう少しコンピュータらしく、計算させてみましょう」と計算結果を表示させるコードにチャレンジ。

最初は「2×3」。でもこれだと面白くないよね、ということで、ルート2を計算させるプログラムに。

きゃんちの横には砂金さんがサポートしているものの、砂金さんの手はまったく借りず、スムーズにプログラミングを進めるきゃんち。

きゃんち:できました!

コンソールでのルート2の計算プログラムもスムーズに終えたきゃんちに、高橋さんは「実は、今はこうしたアプリ開発はしていません。次は現在のアプリケーションを体験してもらいたいと思います」と語り、現在のVisual Studioによるアプリケーション開発体験に突入した。

再度「Hello World」を表示させるプログラミングにチャレンジ。新規作成から「プロジェクト」→「ストアアプリ」→「Windowsアプリ」→「空のアプリケーション」を選択。

高橋:あとはここにぺたぺたとボタンとかテキストブロックなどのオブジェクトを配置していくだけです。

きゃんち:これはホームページビルダーみたいなものですか?

高橋:そう。そんなイメージで捉えておいていいと思います。

あっという間に「Hello World」と表示されるアプリケーションが完成。背景色の替え方なども一通り教えてもらったところで、「あまりにもこれだけだと、アプリを作った感じはしないでしょう」と高橋さん。つぎに、時計を表示させるプログラミングに挑戦することに。

時計のプログラムでは、今の時間を取得し、どのタイミングで更新するかということを設定することが求められる。

その書き方について高橋さんのデモ画面をみながら、同じように書いていくきゃんち。

砂金さんのサポートを受けながら、順調にプログラミングしていくきゃんち。まずは今の時間を表示させるというプログラムを完成させたところで、いったん、画面に表示させた。

きゃんち:できた!

高橋:でも、このままでは問題がたくさんあるんですよ。どんな問題があるかわかりますか。

きゃんち:日付とかいらない情報が入っているので、時間がよく分かりません。

高橋:そう。それに時間が更新されないのも問題です。なので、1秒ごとに更新されるというプログラムを書きたいと思います。

ここでタイマーを作るプログラムを作成。そしてタイマーオンにする関数プログラムを1行足していよいよ時計のプログラムが完成。

きゃんち:動いた~! 嬉しい。

高橋:これで喜ぶのはまだ早いです。このままでは商品にはなりません。アプリは見た目が大事なので、まずは時計用のデジタルフォントに変えましょう。

とフォントを変更。ここまでできたところで、大きさの異なる端末でどのように表示されるか、確かめるためのシミュレーション機能も紹介された。

さらにきゃんちはガンダムシリーズに登場する小型球形ロボット「ハロ」ボタンの作成にもチャレンジ。

高橋さんの指示に従い、砂金さんのサポートのもと、ハロの絵を描いていく。ハロの絵ができると、ボタンを押されたときの状態をプログラムで設定。すべてのプログラムができたところで、実行し、実際に表示することに。

ちょっと苦戦したものの、きゃんちの画面にもハロボタンが表示。

高橋:Visual Studioではアプリの公開までも簡単にできるようになっています。例えば、今日作った時計アプリも、背景に自分の写真をいれれば、きゃんち特製「時計アプリが完成します。

きゃんち:素敵。ぜひ、作ってみたいです。

高橋:いろいろ工夫してぜひかわいい「きゃんち時計アプリ」を作って、公開してみてくださいね。

そして、コミケ当日がやってきた

対談から4日後の12月30日、「コミックマーケット87」企業ブースエリアの日本マイクロソフトブースにて、砂金さんときゃんちの対談が実現した。

お互いの出品グッズを紹介し合ったあとに、マイクロソフトの意外な企業文化に憧れを抱いたきゃんちは、マイクロソフトに就職したいと発言。対する砂金さんは、アイドル活動を続けてもらいながら、マイクロソフトのエバンジェリストとして活動してもらいたいとオファー。

コードを書いたり、サーバーを管理するエンジニアさんがカッコいいと絶賛するきゃんちが、同社のエバンジェリストとして活躍する日は近いかも!?

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  1. 勇者よ、きゃんちを仲間にするのじゃ!
  2. クラウディアさんが鏡餅をご希望だぞ

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皆さん、奮って挑戦してくださいね!

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