悩みは特にありません。

でも性格は暗いです。

四歳

昨日私の息子であるおもち(仮名)を寝かしつけていたのですが、何を思ったか突然「僕、かわいい女の子が大好き」と言い出しました。ヤダ!好色!好色一代男!井原西鶴

「お母さんはかわいい女の子好き?」と訊かれたのですが「もちろん好きだけど、まーねェー、お母さんはかわいい男の子も好きだし、かわいい男の子よりは渋いおじさんのほうが好きね!ゲヘヘ!」という親としてどうかと思うような返答をしてしまいました。反省してます。

 

ちなみにおもちのナンバーワンかわいい女の子はこの間までは関根麻里さんだったのですが、つい最近Perfumeに鞍替えした模様です。でも三人の誰かというわけではなくあくまで三人セットらしいです。麻里を超えるためにはPerfume三人束になる必要があるということです。麻里強し。

 

あと「お母さんは女の子やんな?」とも言うので「お母さんはおばさんだよフフフ」と教えてやったら急に目をキラキラさせて「僕も……僕も……おばさんになりたい!おばさんになりたい!お母さん僕もおばさんになりたいよォー!」と言い出しました。「おばさん」がなにやらカッコ良いものに思えたのかもしれません。なんか響きだけなら「暴れ馬」に似てますからね。似てません。全然似てねえ。似てやしねえ。似てますからねって自信満々に書いたら通用する気がしたんだけどだめだった。自分自身には嘘がつけなかった。二十代の頃友人(男・上沼恵美子似)から「好きな人ができたから今の彼女と別れたい」という相談をされ、その際彼が「自分自身には嘘がつけない」と上沼恵美子のような顔をシリアスに曇らせて言っていたことを唐突に思い出しました。ごめん。あの日家に帰ってからひとりでめちゃくちゃ笑いました。「自分自身には……フヒヒ、う、嘘が……ヒャハハ……つけない、て!ギャーヒャッヒャ!」って。ごめんね。

 

おもちは今日で四歳になりまして、そのおかげか寝かしつけもずいぶん楽になりました。上記のような会話をした後10分ぐらいでスヤスヤです。一時間以上かかっていた時期もあったので、本当に精神的かつ体力的に楽になりました。 そして寝室を出たら夫から「最近陰部が痒い時間帯が毎日あるんだけどどうしたらいいだろうか」というような相談をされました。「陰部がかゆい時間帯」て何だよ。ちなみに何時だよ。

寝かしつけに一時間かかっていた頃ならイライラして「知らねえよ、デリケアエムズでも塗っとけよクソが」と答えるところですけど、なんせ今は精神的かつ体力的余裕がありますから優しく「知らないよ。デリケアエムズでも塗りなさいよ。あなたったらクソなんだから」みたいに答えることができました。余裕って大事ですね。おもちが四歳になってくれて本当によかったです。誕生日おめでとう。