2015.1.9 05:03

【’15未来にブレーク】輝き始めた女優の原石!木竜麻生

「今年はたくさん撮影現場を経験して、ちょっとでも成長したい」と飛躍を誓う木竜麻生=東京・大手町 (撮影・小野淳一)

「今年はたくさん撮影現場を経験して、ちょっとでも成長したい」と飛躍を誓う木竜麻生=東京・大手町 (撮影・小野淳一)【拡大】

 強そうな名前とは対照的な、親しみやすい笑顔と声がひきつける。女優として輝き始めた原石が、現役大学生の木竜麻生(まい=20)だ。

 中学2年のとき、観光で訪れた東京・原宿でスカウトされ、現在の芸能事務所に所属。両親と約束した大学受験に合格して2年前に上京し、役者としても一歩を踏み出した。

 出演映画「アゲイン 28年目の甲子園」の公開を17日に控え、「ドキドキしていますが、ちょっと楽しみです」。和久井映見(44)扮する元野球部マネジャーの高校時代の役で、最初は不安だったというが、和久井から「大丈夫。私はこんなにかわいくなかった」と励まされた。「緊張して、気付いたら終わっていました」と夢中だった撮影を振り返る。

 「見ている方に、身近に感じていただけるような女優になりたい」とキッパリ。ひたむきに全力投球を続けるばかりだ。

木竜 麻生(きりゅう・まい)

 1994(平成6)年7月1日生まれ、20歳。新潟県出身。14歳のとき、スカウトされて芸能界入り。2014年公開の映画「まほろ駅前狂騒曲」で女優デビュー。今年は「ピース オブ ケイク」(今秋公開)にも出演。特技は新体操。自信があるところは「いっぱい食べられること。白米が好き」。

(紙面から)