マックまた異物混入、鹿児島で金属 長野はビニール

2015年1月9日6時0分  スポーツ報知

 日本マクドナルドの商品にビニールなどの異物混入が相次いで報告されている問題で、鹿児島県などの3店舗で新たに混入情報が寄せられていたことが8日、分かった。事例は9件になった。

 新たに分かった1件目は、昨年8月3日に鹿児島県霧島市の隼人店で発生。フライドポテトのLを購入した客が食べた際、「ガリッ」という音がして金属片が出てきたという。同22日に、管轄する姶良保健所に異物混入を訴える手紙と金属片が届いた。保健所は同26日、店舗内に立ち入り調査を実施し、日本マクドナルドに調査を求めた。

 同社は県に「異物は歯科治療に使われる金属と推察され、製造過程や調理中に混入した可能性は極めて低い」と報告。同社は、製造工程で金属探知機を設置し、作業員にはマスク着用が義務のため、工場での混入は考えにくいとしている。

 昨年12月17日には、沖縄・首里りうぼう店でも、ダブルチーズバーガーを購入した男性が翌朝、食べたところ、約3センチの白い発泡スチロール片が出てきたという。

 また、長野県の松本高宮店では1月7日午後10時40分ごろ、女性客がソフトクリームの「ソフトツイスト」を購入。約4センチ四方の透明なビニール片が混ざっていたことに気づき、店員に申し出た。同社広報によると、スーパーの冷凍食品などを入れるようなビニールで、現物を第三者機関に提出して調査している。

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