自分の栄養療法を併用した歯科治療に対しても理論武装できるようにする為に
買ってみました。栄養療法もいわゆる保険診療とは違いますからいっけんニセ医学と勘違いされそうですので。
読んでみてものすごい違和感を感じました。
論文を引き合いに出してこの本も理論武装してあるのですが・・・
実はディオバン事件でお分かりのように薬を売るためなら論文は簡単にねつ造出来ちゃうんです。
そうなるとなんか何を信じていいのかわからないですけどね。
さて、この本の内容ですが
日本は薬漬け？でもワクチンでも子宮頸がんワクチンでも
自分に都合のいい解釈と都合のいい論文の引き合いしかしていないんですね。
でもよくある玉石玉石混淆とうか真と偽が入り混じっている感じではないんです。
ある医療ジャーナリストが医者と書いた本はトンデモ理論でしたけど(笑)
対してこれは書いてあること自体はまとも・・・あ、自分の感覚ではね。
あとは極論に対しての反論なんです。内容の多くが。
その反面タバコと肺がんの関連についてはまともな事を書いてある。
いやいや、多くはまともな反論なんです。でもね極論に対しての反論がとっても多いんです。
白いものは身体に悪いについては我々の主張に対しての反論ではなく独自解釈で逃げている。
砂糖や白米、小麦が体に悪いのはもちろん大切なミネラルをそぎ落としています。これをほかの食べ物で補えば十分などと書いてありますが、砂糖はとった瞬間にアドレナリンが出てくるし、それによっての血管収縮、ドーパミンの出過ぎ、血糖値の乱高下などいろいろな問題があるのですがその点には触れていない。小麦は品種改良しすぎて砂糖以上に危険な状態なのにそのことについては触れない。小麦や牛乳はカゼインやグルテンが悪影響を及ぼすのです。このカゼイン、グルテンについては言及していません。
ステロイドだって少なくとも私は全否定しているのではなく根本解決せずに長期間使用し続けるのが問題だと思っています。他の薬も緊急避難的？には必要だと思っています。
病院での出産は悪で自宅での出産は善だなんてどのくらいの人がそう思っているんでしょうね？
この本を読んでワクチン、特に子宮頸がんワクチンは安全なんだなんて思って欲しくないです。
ソマチッドや気功、Oリングテストについても切り込んでいるのだけど、これはまあ、なんというかこの方法だけでやっていこうとするのは危険な気もしているのでまあまあ、良しとしよう。
ただ実際にOリングをやられてみるとなんで？って思っちゃうくらい当てはまるんですよね。
そのあたり、自分で体験とかしていての発言なのかが気になるところです。
水は関係ないみたいな事で全否定されてしまうとこれもまた困ってしまうのも事実。
これで塩素たっぷりの水道水で構わないなどと勘違いされても困るんです。
RO水なんてものが安全だと思われても困ります。
結論としてはこの本は理論武装して一見まともそうなのですけどそれはごく一部の考えに対しての反論でしかない気がしました。それによって大事な事まで見落とされないか、否定されてしまわないかと思ったのでした。
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