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次世代園田氏、太陽の党に移籍 自民復党へ布石 2015年01月09日

次世代園田氏、太陽の党に移籍 自民復党へ布石の写真、図解
園田博之氏
 園田博之衆院議員(熊本4区)が次世代の党を離党し、太陽の党に移籍したことが8日、分かった。

 太陽の党は、自主憲法制定を掲げてきた、次世代の党の「別動隊」のような政党。両党は合流に向かう公算が大きい。園田氏は自民党県連や後援会の幹部らに「合流後はすぐに無所属となり、自民党に復党したい」と伝えた。

 園田氏は昨年12月の衆院選で自民党県連の推薦を得て当選した。関係者によると、移籍は、動きやすい環境を整える「自民復党に向けた布石」。園田氏は当面、国会審議や採決で次世代の党が自民党に協力するよう橋渡し役を務め、復党の道を探るという。

 太陽の党は、園田氏らが自民党を離党して結成した「たちあがれ日本」から名称を変更する形で2012年11月に誕生した。「たちあがれ日本」は10年夏の参院選比例代表で2%以上の票を獲得。太陽の党となった後も存続していた。

 所属国会議員はいなかったが、園田氏が政党交付金の交付基準日(1月1日)までに移籍したため、政党助成法上の政党要件を満たして交付金を受け取ることができる。

 8日、自民党県連の新春の集いに招かれた園田氏は「3カ月ぐらいで自由の身になって皆さんと仕事をしたい」と復党に意欲を示した。(潮崎知博、山口尚久)


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