ライフハッカー編集部 - 人生 09:00 AM
才能だけではいずれ仕事に限界が訪れる
得意なことがあると、それを頭の中でしてしまう方が早くできると思うかもしれません。しかし、法則や自分の仕事の中身を見せるというようなプロセスは、後にぶつかるであろうより困難な問題を助けてくれるものなのです。その方法を今すぐ学び、才能だけで対処できなくなる前に準備をしましょう。
何年もなんとなくやってきた末に大学の数学を学ぶとどうなるか、コメンターのaustenallred氏がニュースメディア「Hacker News」で語ります。
もちろん、数学はより複雑になっていきましたが、それでも、何年もの間、私は頭の中だけで計算することができました。それが問題になることはありませんでした。
私は、自分が単に数学に向いていて、他の子供たちが劣っているだけだと思っていました。しかし、数学が複雑になるにつれ、私はついて行けなくなりました。紙に書き出して計算してこなかったので、微積分をやるころまでは、私は頭の中だけで計算していました。そして、数学の複雑さは、ついに私が頭で計算できる許容量を超えてしまいました。大学レベルの微積分テスト(AP Calculus)を受験した時、計算機を持って行きませんでした。私が忘れっぽいからでもありますが、面白がっていた部分もありました。しかし、成績を受け取った時、もうそんな事は言っていられませんでした(5点中2点で落第)。私は学校で完全に取り残されていました。自惚れていた私にとって目の覚める一発でした。
それから、私はイチから始めなくてはいけませんでした。そして、どの程度遅れを取り戻せたか、未だにわかりません。私は、結果的によりクリエイティブな分野に進みました。それは、初期の頃の私のようにうぬぼれず、きちんと法則を学んできた人たちに劣等感を感じたという理由が大きいでしょう。
才能だけで抜きん出ていると感じているなら、これから困難な問題が待ち受けているサインなのかもしれません。
Curse of the Gifted|via Hacker News
- 仕事に才能はいらない
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