昨年大みそかのIGF「INOKI BOM―BA―YE 2014」に立会人として来日した元PRIDEミドル級王者の“戦慄のヒザ小僧”ヴァンダレイ・シウバ氏(38)が本紙の独占インタビューに応じ、PRIDE復活を熱望した。昨年9月に米UFCで現役引退を発表したが、日本での引退試合を「また、PRIDEが復活してできれば」と断言。1試合のみならず引退ツアーを希望し、日本のファンへの恩返しを誓った。
――久しぶりの日本はどうだったか
シウバ氏 以前よりみんなが自分を知ってくれている感じがする。街に出たら、みんな寄ってきてスターになったような気分だったよ。日本のファンに非常に感謝している。
――UFCとは契約が終了。引退を表明しているが、日本での引退試合を希望した
シウバ 最後の引退試合は日本でできたらいいと思っている。
――もう1試合やるとすれば、どのリングで
シウバ 自分としてはPRIDEのような大会が日本で行われることを期待している。そういうところで最後の試合をしたい。PRIDEは歴史的に最高のイベントだった。また復活して、リングで試合ができれば。IGFもサポートしてくれることを希望している。日本のプロモーターはファイターを尊敬しながら対応してくれる。
――では、UFCで引退を決意した理由は
シウバ UFCのファイターたちへの扱いがよくないので「ここではできない」というのが一番大きな理由だった。PRIDEのように試合もそうだけど、ショーとしてファンを楽しませるようなものが必要だ。
――PRIDEは最終的にUFCに吸収されたが、UFCとは違うのか
シウバ 全然違う。プロモーターがファイターとして扱ってくれるし、当然ながらファイトマネーもいい。彼(UFCのダナ・ホワイト社長)はいい仕事をしているし、プロモーターとしても優秀だ。ただ、プロモーターがもうけるのであれば選手にもいい扱いをするべきだ。ここにきて(UFCは)スローダウンしている。このままいったら(米国の)ボクシングのように下火になってしまう。
――引退表明は肉体の限界ではないと
シウバ 肉体的な問題ではない。自分がいいと思えば何歳でもできる。
――引退試合で希望する相手は
シウバ それはまだ誰か分からない。でも、桜庭(和志)やランペイジ(ジャクソン)あたりとやれたらいいね。一番記憶に残っているのは桜庭だよ。1試合と限らず日本全国を回れたらいい。ミスター猪木と桜庭は私の格闘技の歴史の中で世界最高のファイターだ。
――格闘技に携わる一方で、第2の人生も歩んでいるとか
シウバ 今、いろんなビジネスを立ち上げている。ブラジルと言えば、アサイー(ブラジル原産のヤシ科の植物)が有名。世界でベストのアサイーの製品をつくっている。ぜひ、日本でも売れれば(笑い)。今まではケージ(金網)で戦ってきたけど、今度はビジネスの世界でも戦っていきたいね。
☆ヴァンダレイ・シウバ 1976年7月3日生まれ。ブラジル・クリチバ出身の総合格闘家。PRIDEで桜庭和志に3連勝し、一躍スターに。踏みつけなど容赦ない打撃技を得意とし「戦慄のヒザ小僧」と呼ばれた。PRIDEミドル級王座は5年以上にわたり保持して絶対王者に君臨。2007年からUFCにUターン参戦。昨年9月、現役引退を発表。一昨年3月のUFC日本大会でのブライアン・スタン戦が最後の試合となった。シウバはこの一戦をUFCでのベストバウトに挙げている。現在は米国ラスベガスでジムを経営。ブラジリアン柔術黒帯。180センチ、93キロ。
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