昨日読者の方から料理の話を書いて欲しいと言われました。ということで、自分にとっての料理について書きます。
料理はかなり好きです。自分が作ったものを自分で食べるのも好きですし、人にふるまうのも好きです。好きな理由はいくつかあります。
作業工程順で言うと、まずは、買い物から楽しい。旬の食材や特売になっている食材をチラシでチェックしてどういう料理を数日間で作るか、献立を組み立てるのが楽しい。献立を考えながら食べ手が食べた時の顔をイメージします。
作業工程が一見複雑なのも好きです。複雑そうに見える料理を何がコツか頭の中でシミュレーションして、他の料理と平行して作っていく作業が楽しい。イメージしたとおりの味の料理を思ったとおりの時間でできると最高に嬉しい。
料理を作っているときの脳の動きも好きです。料理を作っていると他のことが頭からなくなります。特に、短時間勝負の火力の必要な料理、例えば炒飯は楽しい。油と卵と米を混ぜ合わせパラパラにするため急ぐのがいい。牛肉を焼くのに派手にフランベしたりするのも楽しい。
中途半端に残った食材をいかに消費するのかを考えるのも楽しい。生協が届くタイミングに合わせて、食材を使い切れるように調整する工程が大好き。料理が余ったのを次の日のおかずに調整するのも楽しい。 例えば、鶏そぼろが余れば、大根と和えてそぼろあんかけにするとか。
もちろん、食べてくれた人が喜んでくれるのも嬉しいですけどね。実家に帰る機会があると私が料理を作ります。父は私の料理が好きで、特に親子丼を指名されることが多いです。卵の半熟具合がどうやら良いらしい。
大学生の頃に実家に帰省して料理を父にふるまったら「これ、美味しいよ!」と言われたのは驚きました。父が母の料理に感想を言ったのを聞いたことが無かったから。
料理が好きになったきっかけは、リンゴの皮をいかに長く剥くか、小学校ぐらいの時にはまったからです。長くむけた皮を見てはウットリしていました。
親がいない時に「これで何か食べておいて」とお金が置いてあると、それを使わないで冷蔵庫の食材を適当に調理して、使わなかったお金で本を買っていました。
学生時代から、はなまるマーケットやためしてガッテンはチェックしていました。
実家は食べるタイミングや食べる食材を自分で決められないのが嫌で、大学生の時に一人暮らしをし始めると毎日自分が好きなものを好きなように作れるのが嬉しくてたまりませんでした。最初に使用した本はこれです。
米の研ぎ方から説明がある(下の画像)、初心者向けの素晴らしい本です。もう絶版ですけど。
働き始めてもレシピ本は結構買いました。読んで頭の中で料理を作るのが楽しいし、綺麗な絵を見るのも好きなので。お気に入りの本は、このイタリア料理の基本の本です。
イチバン親切なイタリア料理の教科書―豊富な手順写真で失敗ナシ!
- 作者: 川上文代
- 出版社/メーカー: 新星出版社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 単行本
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全ての工程に写真が付き、見開き2ページで完結しているのが便利。(下の画像)
得意料理は特にありません。麻婆豆腐、グリーンカレー、カルボナーラは作るのが好きです。子供の食いつきがいいので、近年はハンバーグ、豚の角煮、スパゲティナポリタン、サンマが食卓に上ることが多いです。
とりとめもなく書いてみました。料理について自分が言えることはこんなところでしょうか。ご要望に適っていたらはてなスターでも押してください。