ヤクルトが奥村を選んだ訳 大型補強の仕上げとして将来性取る
スポニチアネックス 1月9日(金)7時9分配信
ヤクルトが8日、国内フリーエージェント(FA)権を行使して巨人へ移籍した相川亮二捕手(38)の人的補償として、1軍出場経験のない今季プロ2年目の奥村展征内野手(19)を獲得する方針を固めた。
【写真】「松井部屋」でポーズを取る昨年の巨人の新人選手たち
2年連続で最下位に沈んだ昨季、チーム打率はリーグトップの・279。半面、チーム防御率はリーグワーストの4・62と投手陣が課題で、真中監督は外野陣の層の薄さも懸念していた。
方針転換に至った理由は2つある。投手は先発として成瀬をロッテからFAで獲得。守護神候補として前レッズのオンドルセクも獲得し、メドが立った。内野手も遊撃手の大引をFAで獲得したが、将来的なセンターライン強化に向け、遊撃と二塁を守れる潜在能力の高い奥村は魅力的だった。
ヤクルトのドラフト獲得候補にも挙げられていた左打者は1年目の昨季、イースタン・リーグで86試合に出場して経験を積んだ。本社創業80周年を迎える今季、例年にない大型補強の仕上げとして、即戦力ではなく将来性を取った。
最終更新:1月9日(金)7時12分
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