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北米、欧州、アジア太平洋地域の112人の最高情報責任者(CIO)を対象にPiper JaffrayのアナリストGene Munster氏が実施した調査によると、企業にとってモバイルと言えばまず「iOS」が第1の選択肢になっているという。
企業向けの「iPad」販売が急増した理由の1つに、AppleとIBMの最近の提携が挙げられる。
とは言うものの今回の調査結果には、IBMにとって好ましくない内容も含まれている。同調査では、ストレージベンダーとしてのIBMとは2015年にともに仕事をする予定がないと答えたCIOは67%にのぼっている。また、現在ともに仕事をしており、満足しているとCIOが答えたストレージベンダーの上位2社がNetAppとEMCであった一方、2015年にともに仕事をする計画のある上位のベンダーとして、比較的新しいNimble StorageとPure Storageの名前が挙がっている。
パブリッククラウドに関しては、「Amazon Web Services」(AWS)が他を大きく引き離している一方、業界全体に値下げ競争を引き起こした「Google Cloud Platform」はCIOからの支持を減らしている。
同調査によると、2015年にパブリッククラウドの利用を計画しているCIOのうち、AWSが望ましいと回答したのは35%となっている(2014年の調査結果である33%から上昇)。これに対して、Google Cloud Platformが望ましいと回答したCIOは2014年の14%から、今回は7%に減少している。「Microsoft Azure」は21%、「Rackspace」は16%で、いずれも2014年から1%増加した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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