アブラハム・グループ・ホールディングス株式会社 代表取締役社長の高岡壮一郎です。
平素格別のお引き立てを賜り、心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願申し上げます。
アブラハム グループは、ベンチャー企業として2005年に創業以来、これまでに無い新しい価値を提供するべく、「IT×金融」の領域にて、
・日本最大級の富裕層限定プライベートクラブ「YUCASEE(ゆかし)」
・投資助言実績 877.4億円(※1)のアブラハム・プライベートバンク
・オルタナティブ投資を専門にする証券会社(在香港)
等、主に富裕層を対象としてグローバルに事業展開をして参りました。
海外投資専門のアブラハム・プライベートバンク株式会社では、複数の大手法律事務所に相談の上、
「海外ヘッジファンドとのダイレクト取引機会を日本の個人投資家に提供する」という前例のない挑戦をし、投資助言会社として日本で初めてテレビCMを行い、5年3カ月で
投資助言実績877.4億円を達成しました。
しかしながら、最終的には、
国内金融規制上、この挑戦は不可とされ、2013年10月から6カ月間の業務停止をやむなくされました。本件は「大手投資助言会社への業務停止処分」として、日経新聞一面・NHK等で大きく報道され、皆様にはご心配をおかけしまして、大変申し訳ございませんでした。
同社の6ヶ月もの長期の業務停止期間中にはお客様に大変ご不便をおかけしましたが、2014年4月には
9割以上のお客様に残って頂いた上で、無事に業務再開を果たしました。とても苦しい時に同社を支えてくださったお客様・お取引様には改めて御礼を申し上げます。
一昨年の事情もあり、昨年は新しい挑戦への準備に専念しておりました。
2014年5月に東証一部上場企業様にアブラハム グループの株主に加わって頂きました。同じく5月に新会社アブラハム・ウェルスマネジメント株式会社を設立,12月には
関東財務局長より金融商品仲介業の登録を頂戴しました。
新会社アブラハム・ウェルスマネジメント株式会社では、最近の富裕層・オーナー経営者に強いニーズがあるインフレ対策を主眼として、
「元本を確保した上でアップサイド・リターンを狙う投資戦略」を専門的に提供する財産保全コンサルティング事業を2015年1月より開始致します。
アブラハム グループとしての今後の計画と致しましては、透明性のある経営を実現するために、株式公開を計画しており、その一環としてエンジェル投資家の
西川潔氏(ネットエイジ代表取締役社長 元ライフネット生命取締役)を株主に迎え、上場準備を進めていく所存です。
おかげさまで、本年2015年8月でアブラハム・グループ創業10周年を迎えます。
ワンルーム・マンションの一室から創業したベンチャー企業を育てて頂いたのは、ひとえに皆様の応援・ご支援の賜物であり、心より、感謝申し上げます。
まだまだ非力ではございますが、私たち
アブラハム グループのミッションである「社会的課題をビジネスで解決する」を実現するため、役職員一同、微力を尽くし、常に新しい挑戦を続ける所存でございます。
引き続き、皆様のご指導・ご愛顧を頂戴できればと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。