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新春ベルハー主催ライブ、赤坂BLITZで3組ライブ始め

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BELLRING少女ハートによるライブの様子。

BELLRING少女ハートによるライブの様子。

BELLRING少女ハートが1月2日に東京・赤坂BLITZにて定期イベント「からふりゅ」の拡大版「からふりゅ ~みんなのお年玉いただきますSP~」を開催した。

普段はグループのホームともいえる目黒・鹿鳴館で開催されているこのイベントは、サイケデリックロックやグランジロックの要素が詰まったベルハーの世界観を60分以上に及ぶロングセットで堪能できるとあって、毎回チケットがソールドアウトするほどの人気ぶり。この日は拡大版ということで、ベルハーに加えて妄想キャリブレーション、ライムベリーが出演し、フロアは各グループのファンで埋め尽くされた。またオープニングアクトにはMaison book girlが登場。メンバーの歌うメランコリックな楽曲と突如始まる寸劇が、オーディエンスを心地よい混乱に誘っていった。

ライムベリーがノリノリのパーティーチューン「SUPERMCZTOKYO」をフロアに届けたところで本編は開幕。オーディエンスを飽きさせることなく全11曲45分間のライブを終了させた。

妄想キャリブレーションは、アップテンポな「人生はいじわるなの…かな?」からライブをスタートさせると、カラフルな衣装でクルクルと歌い踊る。また妄キャリは5月15日に赤坂BLITZにて3rdワンマンライブを開催することをアナウンスし、ファンのボルテージを一気に上昇させた。

トリを飾るベルハーのライブは、松隈ケンタが手掛けた「UNDO」からスタート。ストレートに突き刺さるメロディがオーディエンスを一気に惹き付ける。彼女たちはライブ定番曲の「夏のアッチェレランド」やサイケデリックロック「ボクらのWednesday」、ニューアルバム「UNDO THE UNION」収録の「c.a.n.d.y.」などでファンを興奮の渦に巻き込みながら、全15曲をノンストップで熱唱した。ラストにはキラーチューン「the Edge of Goodbye」を投下し、メンバーは満足げな様子でステージをあとにした。

オーディエンスからのアンコールの声に応え再びステージに登場したメンバーは、ジプシーブラスバンド「Revelry!!!」を歌い上げ、この日のライブを終えた。

なおベルハーは2月に仲野珠梨と美月柚香の卒業が決まっており、現在新メンバーを募集中。新メンバーオーディションの概要はオフィシャルサイトでアナウンスされている。

※音楽ナタリー Power Push 公開中!
BELLRING少女ハート「UNDO THE UNION」インタビュー

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