2月5日にスタートする「第66回さっぽろ雪まつり」に向け、大雪像づくりに当たる陸上自衛隊第11旅団が7日、会場となる札幌市中心部の大通公園で協力団(約400人)の編成式を開催した。ダンプ3台が雪を運び込み、1カ月後の冬の祭典へ雪像作りが始まった。
協力団は2隊に分かれて映画「スター・ウォーズ」をイメージした高さ約15メートル、幅約23メートルの大雪像のほか、春日大社・中門(奈良市)を再現する。
第11旅団の渡部博幸旅団長は「単に大きいだけではなく、躍動感や気品のある表現にこだわり、人々に夢と感動を与えられるよう制作するように」と隊員に指示した。
協力団は昨年、大雪像3基を制作したが、今年は「訓練時間を確保するため」として2基に減らした。ほかに市民ボランティアなどが3基制作し、昨年と同様、5基の大雪像が披露される。
雪まつりは大通公園をメーン会場に市内3カ所で2月11日まで開催される。〔共同〕
スター・ウォーズ、さっぽろ雪まつり