来月5日から始まる「さっぽろ雪まつり」に向け、陸上自衛隊による雪像づくりのための雪の輸送が7日から始まり、雪像制作の安全祈願式も行われました。
さっぽろ雪まつりの会場となる大通西8丁目の「雪のHTB広場」では、7日午前10時から「輸送開始式」が行われ、輸送を担当する自衛隊員らおよそ100人が出席しました。
式では、自衛隊員に花束が贈られたあと、運んできたばかりの雪がトラックからおろされました。
「雪のHTB広場」には奈良県にある世界遺産「春日大社・中門」の大雪像がほぼ実物大で制作されることになっていて、雪像を作るための雪は石狩湾新港やモエレ沼公園などから、5トントラックおよそ6500台分を3週間で運ぶ予定だということです。
また、午前11時からは「安全祈願式」が行われ、HTB関係者や制作に携わる自衛隊員らが、雪山にお神酒をかけて作業の安全を祈りました。
第66回さっぽろ雪まつりは来月5日から11日まで開催されます。