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うその電話で1億4000万円余詐取
1月8日 22時36分

大阪の70代の女性に、「被災者のために家を建てるので名義を使わせてほしい」などといったうその電話が相次いでかかり、1億4000万円余りをだまし取られたことが分かりました。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに注意を呼びかけています。

警察によりますと、先月10日、大阪・中央区の1人暮らしの70代の女性の自宅に、商社の社員を名乗る男から、「災害の被災者のために家を建てるので名義を使わせてほしい」と電話がありました。
女性が了承したところ、そのあと弁護士を名乗る男から「名義貸しは詐欺になる。あなたを守るためにお金が必要だ」などと相次いで電話がかかり、女性は5回にわたって合わせておよそ1億4600万円を、指定された東京の住所に宅配便で送ったということです。
今月になって男と連絡が取れなくなり、女性は知人に相談してだまされたことに気付き、警察に届け出ました。
女性は現金を宅配便で送る際に、伝票に「物品」と書くよう指示されていたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、不審な電話がかかってきた場合はすぐに警察に相談するよう注意を呼びかけています。

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