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 県立公園「群馬の森」(高崎市)にある、戦時中に動員・徴用された朝鮮人犠牲者の追悼碑の存続をめぐり、県議会産経土木委員会は8日、碑を管理する団体が提出した設置期間更新を求める請願を不採択とした。

 委員長を除く自民、新星会の6議員が不採択に賛成し、リベラル群馬の2議員が反対した。

 請願は碑を設置し、管理している団体が1万5千人超の署名とともに提出した。碑をめぐっては、県が7月に設置許可を更新しない決定をし、団体が11月に不許可取り消しと更新を求めて前橋地裁に提訴していた。不採択について古橋勉県土整備部長は「コメントできない」とした。