記事詳細
朝鮮人追悼碑の更新求め「守る会」が請願書 群馬
高崎市の県立公園「群馬の森」の朝鮮人追悼碑をめぐり、県が設置更新を不許可とした問題で、碑の設置者「追悼碑を守る会」は18日、設置更新を求める請願書を県議会に提出した。
同会共同代表の角田義一氏や森野善右衛門氏らが県議会庁舎を訪れ、須藤昭男議長に直接手渡した。請願書では、「県があげている碑の撤去を求める理由には道理がなく、到底認めることができない」としている。
請願書のほか、設置更新を求める1万5743人分の署名も提出し、角田氏は「慎重に審議してもらいたい」と要請。須藤議長は「議会のルールに乗っ取りながら議論していきたい」と述べた。
追悼碑をめぐっては、今年3月と5月に、碑の撤去を求める請願書が団体や個人から計3件、県議会に提出され、6月の県議会でいずれも採択されている。