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朝鮮人追悼碑設置更新請願を不採択 群馬県議会
高崎市の県立公園「群馬の森」の朝鮮人追悼碑をめぐり、県が設置更新を不許可とした問題で、県議会産経土木常任委員会は8日、碑の設置者「追悼碑を守る会」が提出した設置更新を求める請願を不採択とした。
請願は、「(県が)碑の撤去を求める理由には道理がなく、到底認めることができない。碑の設置期間更新を早期に認めるよう強く求める」などとしている。
この日の請願審査では委員から「不採択」という声があがり、請願を不採択にするかどうか挙手で決めた。委員長を除く委員8人のうち、自民県議を含む6人が不採択に賛成、反対はリベラル群馬の県議2人のみで、賛成多数で不採択となった。追悼碑をめぐっては、6月の同常任委員会で、設置許可取り消しを求める請願3件が賛成多数で採択されている。